時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

日傘の男

2024年08月22日 | 日々の、あれこれ
日傘は以前からあったが、どちらかというと女性が利用するモノというイメージがあった。
だが今年の酷暑ぶりから、男性でも日傘を利用してる人が目立つようになっている。
それほど、夏の酷暑ぶりが猛威をふるってきているということなのだろう。

実際に熱中症で倒れる人の数は増えており、天気予報やニュースでは、酷暑の中で「不要不急の外出」を控えるよう伝えるようになった。
不要不急の外出を控える・・というのは、以前はコロナなどの特殊な状況の時に外出を控えるように発せられる言葉だった。
だが今年の酷暑では、暑さ対策としても使われるようになった。
まさにその暑さは災害級とみなされているということだろう。
日本各地で歴代最高気温が記録されてるし。
ゲリラ豪雨、川の氾濫、土砂崩れや道路消失の報道も目立つ。

去年2023年の夏は去年の段階で記録的酷暑と呼ばれたが、今年2024年の夏もその酷暑ぶりは不安視されていた。
春の段階で、すでに。
私自身も、その不安は春の段階で感じていた。春の段階でも相当暑かったので、春でこんなに暑いなら夏になったらどうなってしまうだろうと思うと不安だった。

そして、その不安は的中してしまった。

この酷暑の中では、携帯用の扇風機が爆発的に売れ、屋外で仕事をする人などのための扇風機内蔵のジャケットなども売れ、そして以前は女性のアイテム的なイメージだった日傘まで男性に普及するようになった。
41度超えの地域も目立つ。35度超えなど、当たり前になった。
その高温ぶりは、暑いを通り越して、なにやら日差しが痛いくらいだ。

来年はどうなるのだろう。
来年は今年以上に高温になってしまうのだろうか。
なにやら、エスカレートしてゆく夏の高温が、こわい。

暑くてもせいぜい33度くらいだった子供時代の夏の暑さがかわいくも思える。


よく「あなたの好きな季節は、いつですか」という類の質問なとがあり、「寒いのは苦手なので、暑い夏のほうが好き」とか「夏は生きてる実感があり、世の中も活気があって好き」など、季節としては夏を「好きな季節」としてあげる人もいるが、そういう人にとっては今年の酷暑の夏でも、やはり夏が良いと思い続けていられるのだろうか。

まあ、夏が活気があって好きという気持ちは私もよくわかる。子供時代の夏休みの楽しかった記憶もあるし。
だが。ここまて夏が暑くなってしまうと、少なくても私は「夏が好き」とは言い切れなくなっている。

もっとも、物心ついてからの私は、好きな季節は夏より秋になっているが。
春や秋は外して、夏か冬の2択てどちらか選べと言われたら、服装で体温調節ができる冬の方を選ぶようになっている。

そんな私にとっては、夏・・特に昨今の酷暑の夏は・・・やはりしんどいし苦手かも。


色んな生物が活動し、生命エネルギーを感じる点や、イベントや行楽客で盛り上がる夏の良さは十分にわかるのだか、でもここまで殺人的な暑さになってしまうと・・。

なにせ、昼間出歩くのが苦痛に感じているから。

なはり、気持ちよく外出ができる季節が1番かな。



ヒートアイランド現象の原因となってるのは、アスファルトの道路、エアコンの室外機、気温を溜め込みやすくする高層ビルの乱立などがよくあげられる。

まあ、今さら道路を砂利道に戻すわけにもいかないのだろうし、エアコンは酷暑の中では生命線だったりする。
ならばせめて、高層ビルの乱立だけても、なんとかできないのかな・・。


ともかく。酷暑を少しでも緩和する行政対策は必要だと思う。


ジョン・レノンのように「HELP!」と叫びたい気分。

















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