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少年時代の私は、夏休みは虫取り網と虫カゴを持って、外を歩いていたと思う。
私は都心生まれの都心育ちだったので、少年時代に私が虫取り網を持って歩いていたのは当然町の中だった。
ということは、当時は都心でもけっこう、子供が捕まえたくなるような虫が、町の中でも多くいたのだろう。
今は・・・都心では、虫取り網や虫カゴを持って、都心の街の中を歩いている子供はあまり見かけない。
都心ではもう、子供が捕まえたくなるような虫がいなくなったのか、あるいは子供たちは室内で遊んでいるのか・・。
まあ、今はゲーム機なども豊富にあるし、1人で遊べるゲームもいっぱいあるしね。
私が虫取り網や虫カゴを持って町を歩いてた時、私はどんな虫を捕まえていただろう。
ちょっと思い出してみた。
すると・・
モンシロチョウ
モンキチョウ
シジミ
アゲハ
蝉、
コオロギ
バッタ
カナブン
カマキリ
このへんだったろうか。
トンボも飛んでいたが、トンボはスピードが早いので、虫取り網で捕まえられた記憶がない。
蝉に関しては、成虫の蝉の寿命の短さを知ってからは、狙わなくなった。
カナブンは、民家の壁などにたまにへばりついていたのを、網を使わずに指で捕まえた覚えがある。
カマキリも、指で捕まえた覚えがある。カマキリはあまり動作が早くないので、指でも捕まえられた。
となると、虫取り網で追いかけてた虫は・・・というと、主にチョウやバッタだったようにも思う。
最近、外で虫取り網を持って歩く子供を見かけないので、都心ではもう子供が捕まえたくなるような虫は居ないのか・・と思ったが、探せばまだいるようだ。
というのは、先日我が家の壁にバッタが止まっていたのを目撃したし、数年前には道路にカマキリもいた。
蝉はあいかわらず元気に鳴いている。
ということは、今もそれなりにいるのだろう・・・とも思ったが、チョウは減っている気はする。
モンシロチョウは今も見かけるが、昔ほどの頻度ではない。
まれにアゲハも見かけるが、めったに見かけなくなったのも事実。私の少年時代はアゲハはそれなりに飛んでいたのだが・・。
シジミチョウに関しては、もう長年都心では見かけていない。
チョウ以外では、カナブンも見かけない。
もう少し郊外に行ったり、あるいは都心でも自然公園みたいな場所があるエリアでは、もっと見かけるのかもしれないが、少なくても今私が住んでるエリアでは、上に記した状況が現状だ。
昆虫自体は今もそれなりにいるが、子供が虫取り網で追いかけたくなるような虫は、都心の街の中では減っている・・それが今の状況に思える。
いるとしたら、前述の通り、自然公園がある場所なのだろう。
だから、私の住む町では、虫取り網を持って町の中を歩く子供たちがいないのだろう。
あ・・・虫の生息以外にも、思い当たる要素があった。
それは・・・昆虫採集セットをあまり見かけなくなったせいもあるのかもしれない。
そう、注射器や怪しい液体が入った昆虫採集セットを。
昆虫採集セットに関しては、過去にこのブログで取りあげたこともあったっけ。
ともかく、私が虫取り網や虫カゴを持って町を歩いていた当時は、自分の捕まえた虫を虫カゴに入れ、友人同士でそれぞれの成果を自慢しあったように思う。
皆、成果は似たようなもので、「お!」と驚くような虫はいなかったと思うけどね(笑)。
なぜなら、カブトムシやクワガタなどは都心ではいなくて、あくまでも「買ってくる虫」だったから。当時も。
当時、たくさんの「捕まえたくなる虫」がいる田舎がうらやましくて仕方なかった。カブトやクワガタなども自身で捕まえられるような自然環境のある田舎屋郊外が。
今でも、郊外や田舎では、都心よりははるかに虫は多いはず。
都心では虫とりアミや虫カゴを持った子供はあまり見かけなくなったが、郊外や田舎ではどうなんだろうか。
郊外や田舎では、今でも子供たちは虫取り網や虫カゴを持って、外を歩きまわったりしてるのだろうか。
もっとも・・・昨今の、35度以上の猛暑日が続く夏では、長時間子供が外を走りまわるのは、それはそれでちょっと心配ではあるけれど。
私が暮らす家周辺には、かつて20年以上昔は空き地や畑が多かったです。
その当時は、カマキリやバッタが我が物顔にして、たくさん居ました。
雑木林には、蝉はもちろん、天然物のカブトムシやクワガタも、意外に多かったですよ。
20年以上を経て、空き地や畑は開拓されて住宅地となり、雑木林は、そのままだけど、蝉の声が残っているばかりです。
おっしゃる通り、昆虫採集セットは全く見なくなりましたね。
「虫を殺す液体薬品と注射器」が今の時代では、問題視されているのでしょうか?
今の時季は、「夏が来れば思い出す」通り、だんぞうさんも、私も幼かった日々を回想する季節ですね。
特に夏の終わり近くなると、井上陽水さん不朽の名作「少年時代」が流れてきます。
カブトムシやクワガタムシがとれたっていうのは、羨ましいです。
都心じゃ無理ですから。
都心では、買う虫です、、、。
以前このブログで昆虫採集セットを取り上げた時に少し調べたんですが、昆虫採集セットが廃れたのは、あの注射針が危険視されるようになったみたいです。
あと、あの怪しい薬も危険視されたのでしょう。
まあ、注射針が危険視されたのは、なんとなくわかる気はします。
陽水さんの少年時代も思い出しますが、拓郎さんの夏休みという曲も思い出します。
あの青や赤の液体が一体何だったのか今だに分かりません。
殺すための薬と防腐剤…と聞いた事もありますが、今考えるとちょっと怖いですね。
私が育った町は北側の海辺には工場地帯がありましたが、
南側には山が迫る地形で、昔から虫は身近にたくさんいました。
さすがにカブトムシやクワガタなんかは、ある程度山に分け入らないと採れませんでしたが、
それでも虫かごが空で帰る事はありませんでした。
私が一番好きだったのは、なんといっても玉虫。
あのなんとも言えないメタリックな輝きが大好きでした。
でも実際に捕まえたのはたったの1回。
夏休みの校庭でラジオ体操してる時、飛んできたのを思わず捕まえてみると、
それがタマちゃんでした(笑)
生きているのを手にしたのはその1回きりでしたが、
死んでしまってアリにたかられてたり、
背中の片側だけなんてのは校庭なんかでよく拾いましたね。
家に持って帰ると、まだ元気だったおばあちゃんが
「玉虫の外側の綺麗な羽をタンスに入れておくと衣装持ちになるんだよ」
などと言われましたが、
小学生の私には何の事だかわかりませんでした。
うちの近く今年は蝉の声があんまりしないんですよね…
例年なら朝早くからけっこうミンミンジージーうるさい位なのが、
今年はそんなにうるさくありません。
聞くところによると7月から続く猛暑のせいらしいのですが、
なんかちょっと寂しい気もします。
例年なら8月の中旬位からヒグラシの声が聞こえてくるのですが、
今年はどうなるんでしょ。
日没が近づき、気温が少し下がると聞こえてくる「カナカナカナ…」の声。
遠くで聞こえる少し寂しげなあの声、好きなんだけどな〜
夏になると売られてて、ほしかったもんでした。
薬品は、怪しかったですよね。なにやら危険な雰囲気も感じました。
人体にとっても決して安全な薬じゃない気がして。
玉虫、なにやら怪しい美しさがありましたね。
図鑑で見てました。
家の近くでは見かけなかったような、、、。
セミは今年も鳴いてます。
あれが聞こえると夏という感じがします。
少ないと寂しいですね。
でもキットはありました。
私はどういうわけか、なぎら健壱さんの
「葛飾でバッタを見た」
とかいう歌を思い出します。
夏休みの自由研究で、昆虫標本を作った子供もいたのでしょう。
ただ、都心では捕まえられる昆虫の種類は少なかったから、すごい標本を自力で作るのは難しかったはずですよ。
なぎらさんの、その歌も懐かしいです。
都心でバッタを見かけると、その歌を思い出します。
「悲惨な戦い」のコミカルなイメージが強かったのですが、
心にじんとくる歌もあり、またトークが面白くて楽しめました。
驚いたのはとにかくギターがめちゃめちゃうまかった事!ほんとビックリしました。
先日町を歩いてると街路樹にけっこう大きめのゴマダラカミキリがいました。
思わず捕まえてしまい、しばらく「ギチギチ」という鳴き声を聞きながら歩いてました。
途中小学生の男の子がいたのであげようと思い、カミキリを差し出しました。
しかし彼らは興味はあったようですが、最後までカミキリには触りませんでした。
というか、カミキリが怖くて触れなかったようですね。
まあ分からないでもないですよ、いかにも噛みそうな口元だし…変な声で鳴いてるし…。
私の子供の頃はカブト、クワガタ、カミキリといえば夏の3大甲虫だったんですけどね。
麦わらぼうしに白いシャツと半ズボン、捕虫網を手に肩から斜めがけにした虫かご…
昔の夏休みの虫捕り少年の定番スタイルみたいですが、どがつく田舎出身の友人に言わせるとこれは都会から来た子供の姿。
ちなみにこの友人の育った村は昭和40年代はじめまで電気が来てなかったとか。
「ロコ(笑)の少年たちは虫や魚を捕るのに道具は使わないのだ、
基本は手づかみ足づかみ(?)なのだ」そうです。
道具は手に入らないし、持ってると邪魔になるそうです。
だからという訳でもないでしょうが、彼の特技は飛んでる蚊やハエを素手で捕まえる事(笑)
夏の歌…ベタですが「海は恋してる」かな〜
あ、それと夏の曲ではありませんが、個人的な夏の曲としては
CSN&Yの「Teach your children」…
この曲聴くと子供の頃の夏の夕暮れを思い出してしまうんですよね、なぜか。
なぎらさんはテレビなどでリポーターやコメンテーターの仕事もされてるのでトークの面白さは折り紙付きですね。
私も好きです。
カミキリムシは私は飼ったこともなければ、捕まえたこともありません。
そえ、なにやら噛みつかれそうな気がして(笑)。
田舎の子供たちは網など使わず、素手で捕まえてたんですか。
さすが、たくましいなあ。
CSNYがお好きとは、シブいですなあ。
私は特にニールヤングが好きでした。
中学1年の時に初めて自分でお金を払って観た洋画のエンディングに使われていた曲です。
今観ると映画としてはなんだかな〜と思うんですが、
当時はとにかくストーリーにも音楽にも完全にやられてしまった1本でした。
とりわけCSN&Yが好き〜という訳ではありません、
どちらかというと映画がらみで好きになった1曲です。
あ、ニール・ヤングの「心の旅路」も好きな曲ですね。
あれ、小川で魚捕る時、足で捕まえた事ありませんか(笑)
岩の隙間に足突っ込んで探り、小魚が指の間をすり抜けて逃げようとする所を
むにゅっと足の指で挟んで捕まえるんですよ。
セミ高い所にいる昆虫を捕るのに地方によっては「トリモチ」を使ってたようですが、
当地で主に蜘蛛の巣を使用してました。
適当な長さの竹とか木の枝の先端に蜘蛛の巣を巻き取るように付け、
それを目指す虫の背中にぴとっと付けて、はい一丁あがり(笑)
虫を手元に持ってくるまでにけっこう逃げられるんですが、
言っても蜘蛛の巣ですからね〜科学物質のように強烈なベタ付きがなく、
虫を傷めないんですよ。
カブトなんか捕る時、木を蹴るのをよく見ますが、当地ではあまりやってませんでした。
なぜなら…確かに虫も落ちますが、けっこうな割合でヘビが落ちてくるんですよね。
マムシはめったにいませんが、それでもヤマカガシなんてけっこうな毒持ちですからね〜
やつら地面に落ちた後に、びょんって飛びかかってくるんですよ、こわっ。
だから木は蹴らずに根元に堆積した落ち葉の中とか、幹の割れ目とかを主に探してました。
なんだか友人の事をどがつく田舎の出身とか言いましたが、私も立派な田舎の子ですね(笑)
トリモチ?
なるほどそんな手がありましたか!
ヘビが落ちてくるのは、かなりイヤですなあ、、、。