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雨の日にお世話になる傘というもの。
傘をさしてると雨に濡れない(少なくても頭は濡れない)のはいいのだが、傘を持つために片手が埋まることになる。
傘の必要性は感じながらも、その「片手が埋まる」という状況が、どうも不便に思えて仕方ない。
なので、出来ればちょっとぐらいの雨なら、多少濡れても傘をささずにすますことが、私にはそこそこある。
でも、さすがに雨の勢いが強い時は、そうもいかず、やむなくさしたりするけれど。
雨の日でもそうなのだから、よく晴れた日にさす「日傘」というものは、私はさしたことがない。
日傘というものは、どちらかというと男性よりも、女性がさす場合が多いと思う。
日傘をさして歩いてる人を見ると、雨の日でもめんどうなのに、せっかく晴れてるのに、傘を持つことで片手が埋まって不便じゃないかな・・・などと思ったりする。
いや、思ったりしていた。
だが、近年の猛暑の夏を過ごすにつれ、日傘をさす気持ちも分かるようになってきた。
私自身は日傘をさそうとはまだ思ってないが、さす人の気持ちもわかるようになった。
あいかわらず、日傘をさす人は女性が多いという状況は変わらないが。
町では、特に夏は、最近は日傘をさす女性は昔より増えている気がする。
ただ、日傘の人が増えるにつれ、、ある思いが心に去来することも増えた。
それは・・日傘をさしてる人と、狭い歩道などですれ違う時に思うこと。
狭い歩道ですれ違う時、日傘をさしてる人の傘の骨の先っぽは、すれ違う人の顔のあたりになることが多い。
下手したら、目の位置だったりもする。
狭い歩道ですれ違う時は、日傘をさす人は、少しでも傘をかたむけて、すれ違う人の顔にあたらないようにしてほしい・・・それが最近思うことだ。
少しだけ日傘をよけるような仕草をするだけでも、だいぶ違うから。
もちろん、狭い歩道ですれ違う時に、ちゃんと日傘をよけるような仕草をしてくれる人も、ちゃんといる。
でも、中には、全くそういう素振りをしない人がいるのも・・・事実なのだ・・。
さっきも書いたが、日傘をよける仕草をしないと、傘の骨の先が、すれ違う人の顔・・・特に目などにあたりそうになることがあるのだ。
これが胸とかならまだいいのだが、顔や目の位置に傘の骨の先っぽがくるのは、はっきり言って怖い。
骨の先が目に突き刺さったら・・・と思うと、特に。
傘の位置をまったく変えないまま、しかも歩く速度も落とさずに直進したりされると、実際に相手の傘の骨の先が私の顔の頬にあたったこともあったし。
しかもそれは一度ではない・・・。まあ、今のところ、目にあたったことはないのが幸いだが。
傘を少しよけるという、ちょっとした配慮をしてくれさえすれば何の問題もないし、近年の猛暑の中での太陽光線の強さを考えれば、日傘をさす気持ちも理解できるのだから。
日傘をさすことの多い方、どうかそのへんお願いします。
ちょっと傾けて、よける仕草をしてくれるだけでいいのです。
ちゃんと、よける配慮をしてくれる人もいるわけだから、そんなに難しい行動じゃないと思うので。
まあ、これは、何も日傘に限ったことではなく、雨の日の傘でもいえることだけれど、晴れてる日は私は傘はささないので、余計にそう思ったりするわけなのであります。
というか傘を持ちたくないんですね。
できる事なら土砂降りの雨でもフード付きのカッパで外出したいくらい。
でもカッパだと買い物とかで屋内に入った時、置き場所がないんですよね。
日傘…近頃は男性用もあるようで、さすがに実際にさしてる男性はまだ見た事ありません。
傘は日傘にしろ雨傘にしろ狭い場所ですれ違う時はちょっと構えてしまいますね。
ほんの少し傾げてくれればいいのにって思う事は、しばしばです。
それと、もひとつ気になるのが「雨の日傘さしスマホ」歩き。
これはもうすれ違いたくもないですね。
学生時代バイト先の料亭でもらった番傘を愛用してた時期がありましたね。
今考えるとすんげえ恥ずかしいんですが、番傘さして、下駄履いて、手に缶ピース…
あの頃の私は一体何を目指してたんだろ?(笑)
なので、不便で。
ちょっとぐらいな雨ならささないことが多いのは、そのためです。
最近は、確かに・・・歩きスマホが問題になることがよくありますが、それが傘を持ってる時だと、さらに問題ですね。
傘をさしてるだけで視界が狭まるのに、さらに歩きスマホでは、歩いてる進行方向すら見てないのですから。
危険です。
番傘・・・実は我が家にも1本あったと思います。
たぶん、どこかに行った時におみやげで買ってきたのだと思います。
ただ・・さす機会がないので、今では家のどこかで眠っています(笑)。