時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

賑わいを取り戻した町 熱海 2  「遊覧船」

2023年10月21日 | 

 

とりあえず私は熱海駅から、パスで駅から遊覧船乗り場まで行ってみた。

小さな旅なので、プランは1泊2日。その2日をどう過ごすかは、あらかじめ決めてあり、1日目はまず港に行き、そこから遊覧船に乗るつもりだった。

駅から港へは、バスに乗ればすぐ。親水公演というバス停で降りて海沿いを歩けば、遊覧船乗り場はすくに見つかった。

遊覧船の名前はサンレモ。

サンレモのクルーズは、その日の波の状況によって、コースは変わるらしい。

以前、知床半島でのクルーズで、船が沈没したこともあるくらいなので、その日の波の状況は大事なのだろう。

 

↑ 熱海の港。船がたくさん浮かんでいた。

 

↑ ヤシの木が並び、南国のような雰囲気もあった。ヤシの木は、演出効果のために植えられたのかもしれない。

↑ 熱海の海をクルーズする遊覧船。これから私が乗る船だ。他の船よりハデなルックス。

 

↑ 遊覧船サンレモの、乗り場。クルーズは30分くらいらしい。向こうの山の上には熱海城が見えていた。

 

↑ さあ、これから乗るぞ〜。無事でありますように。

 

 

遊覧船の出港時間にになり、船に乗り込んだところ、船には海中フロアがあり、出港前の短い時間帯のみ、そこに行けば、海中を泳ぐ魚の姿が見れるという。 

さっそく海中フロアに降りたところ、窓がたくさんあり、窓からは海中の様子が見えた。

そして窓の近くには、たくさんの魚が泳いでるのが見えた。

小さな魚が多かったが、中にはそこそこ大きな魚も見えた。

ちょっとした潜水艦気分?

 

↑ 港に停泊している間だけ、地下フロアに降りて、海中の様子を見ることができる。ご覧のとおり、魚がいっぱい。ギョギョギョ。

 

さて。いよいよ出港。

沖に出るほど、波がけっこうあって、船はよく揺れた。

船の進行を追いかけるように、海鳥が船についてきた。

船内では海鳥用のエサを売っており、それを乗客が、海鳥にむかって投げるのだが、海鳥がついてくるのは、そのエサを狙っているからだ。

こういう光景、そういえば知床半島でもあったなあ。

 

↑ 海鳥が船を追いかけてきてるのがわかるだろうか。投げたエサが海に落ちても、水面に浮かぶエサを海鳥はぬかりなく食べていた。彼らも必死なのかも。海鳥は、飛ぶのに疲れると、水面に降りて浮かび、休んだりしていた。

 

↑ 海鳥は、海鳥なりに人間に慣れているのだろう。

 

↑ こうして見ると、熱海は開けてるね。建物がギッシリ。

 

↑ なんでも、熱海の海の沖の水深は280メートルくらいらしい。

 

 

船からは熱海の街がよく見えた。

熱海には平野らしきスペースはなく、山がいきなり海に落ち込む地形なのだろう。海沿いの場所を人工的に切り開き、観光地にしてるのだろう。そのせいか、熱海の町は基本的に坂ばかりだ。

海沿いや、山の中腹では、建物がびっしり立ち並んでいた。

中には、今も建築中の建物もあった。この記事のトップ写真には、建物の建築中の様子を収めてあるが、少しわかりにくいかな。

 

 

↑ 遊覧船サンレモの船内。よく揺れたので、立ってられなかった。

 

船から海の沖のほうを見ると、沖のはるか先には、島が浮かんでいた。初島だ。

熱海の海に浮かぶ小さな島で、いちおう200人ほどの人が住んでるらしい。

首都圏から1番近い離島であることが売りの、リゾートアイランドとされている。

熱海の港から出る高速船に乗れば30分ちょいでたどり着くことができるらしい。

ということは、その気になれば、東京からも日帰りでも行けてしまう手軽さだ。離島とはいえ、こりゃ近いわ。

でも個人的には、人が住む離島に渡るなら、どうせなら島で1泊くらいはしたいかな。

なので、今回の熱海旅行を2泊か3泊の予定で組んでたら、初島に1泊くらいは滞在したかもしれない。熱海の街でも1泊はしたいしね。

 

↑ 熱海の海の沖合に浮かぶ離島、初島。有人島。しっかり宿泊施設があるらしい。一応、観光客への売りはリゾートアイランド。

 

しばし束の間の船旅気分を味わったあと、船は港に戻った。

さあ、次のスポットに向かおう。

 

↑ 海は優しい時と怒った時の差が激しいが、この日は、まあ穏やかなほうだったのだろう。

 

↑ 熱海の港にある船は、地元人の船なのだろうか。それともセレブ?


コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 賑わいを取り戻した町 熱海 1 | トップ | 賑わいを取り戻した町 熱海... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
熱海への旅 (りりん)
2023-10-21 21:04:26
こんばんは

私も2014年春に熱海に旅しました。
忘れられないのが、海の朝焼けと、ぽんぽんと鳴る小舟の汽笛
以前ブログも書いていました。
https://blog.goo.ne.jp/sayusayu_008/e/4a78d98c139c4e8d84fcf1f0c181a8b1
返信する
Unknown (だんぞう)
2023-10-22 10:33:46
そちらから熱海に行くのは、けっこう時間がかかったのでは?
まずは新幹線で東京に出て、さらにそこから東海道新幹線に乗り換えて行くことになりますよね。

どんな宿に泊られたのでしょう。オーシャンビューの宿なら、窓から見える海の朝焼けは絶景だったことでしょう。

動画拝見させていただきましたが、マイクオールドフィールドの曲と映像は素敵です。
返信する
Unknown (捨丸)
2023-10-22 20:30:11
熱海で思い浮かんだもうひとつ。
明治時代の小説家 尾崎紅葉の未完の小説「金色夜叉」。
映画化・ドラマ化は数知れず。
どんな内容なのか・・・はっきり言って知りません。ただ、歌は有名ですよね。
「熱海の海岸 散歩する 勘一お宮の 二人連れ〜」とか
「ダイヤモンドに 目が眩み〜」とか そんなフレーズがありました。随分と昔の曲みたいですが、なんとなく憶えてます。

熱海には、この勘一お宮の像がありましたね。
海外からの旅行客も増えているとの事でしたが、彼ら(彼女ら)はこの像を見てどう思うんでしょうかね。
だって女性が蹴られてるんですよ。名場面とは言え、今の時代にあっては問題視されそうな気がします・・・考え過ぎかな。

だんぞうさんは佐賀にご旅行の時、「ジーラ」という鯨型の観光船に乗られてませんでしたっけ?
ジーラも海中を見る事ができる船ですよね。
返信する
Unknown (だんぞう)
2023-10-23 12:11:57
金色夜叉の銅像はありました。勘一お宮の像だったと思います。

小説は読んだことはありませんが、それを題材にしたフォークシンガーの歌は聴いたことがあります。

勘一お宮のセリフのやりとりは有名なので、知ってました。
ただ私はさほど思い入れがあったわけではなかったので、熱海の像はチラ見しただけでした。


私が佐賀で乗ったのは「イカ丸」という船でした。
七ツ釜を見に行きました。
ジーラという船も港にはあったことを、今思い出しました。

そういえば、イカ丸に乗ってる時間中に、ふと曲のアイデアが浮かび、イカスミ丸が出港してから帰港するまでの間に、イカ丸を題材にした自作曲が1曲完成してました(笑)。まあ、1番だけしかない曲でしたが(笑)。
半分遊びで作った曲の割には今でもその曲は覚えてます。
まあ人前で発表する気はないですけど(笑)。
返信する
Unknown (だんぞう)
2023-10-23 12:13:36
↑訂正。イカスミ丸ではなく、イカ丸です。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事