私には登山の趣味は基本的にはない。
旅行のプランが結果的に登山になったことはあるが(例えば屋久島の縄文杉登山など)、それは自分の中では登山というより、あくまで旅行プランの中の一環。
登山では、滑落・遭難などで命を落とす人がいる。そんなことを考えると、私は自分では少なくても本格的な登山を趣味にしたいと思ったことはない。
いや、興味はあったりはするが、登山を趣味にするなら、それなりの装備も必要だし、山に関する知識も必要だし、技術や体力も必要になるだろう。
そんな私ではあるが、登山の写真やドキュメント番組などを見るのは好きだ。
十代の頃、登山関係の写真集を買ったこともあるぐらい。
登山で見れる圧倒的な風景が好きだからだ。
山頂からの風景や、尾根伝いの縦走で見れる景色は大好き。雄大な景色の中、縦走している光景などを見てると、無性にその場を自分も歩いてみたくなったりする。
だが、自分の今の体力と登山に関する知識などを考えると、ちょっと自信がない。
よく、山を甘くみたようなシニアや若者が気軽に登山をして、遭難して、周りに迷惑をかけるニュースなどを耳にすると、自分は無理はしたくない。
迷惑をかけたくないしね・・。
ただ・・もし自分がもっと若くて、登山の知識もあって、体力もあったとしたら、自分はどこに登ってみたいだろう・・・そんなことを考えることは、たまにある。
初心者用の山でまずは練習して、その後にまっさきに私が登ってみたい山はどこだろう。
その答えは割とはっきりしている。
それは、槍ヶ岳だ。
富士山もいいけれど、私にとっては、まずは槍ヶ岳だ。なんといっても。
誰が見てもすぐに見分けられる、その姿。
槍のように尖って天に向かっている、その凛々しい姿。
単純に「かっこいい」と思う。
高い山がたくさん連なる上高地近辺でも、その姿は他の山に一線を画している。目立つ。
槍ヶ岳への漠然とした憧れは、十代の頃に上高地の写真集を買ってからずっと私の中にあり続けている。
最近ユーチューブで、槍ヶ岳登山の動画を見たのだが、それを見ると槍ヶ岳のピークへの挑戦はけっこうハードっぽい。
ピーク近くに梯子があるのは知っていたが、梯子がない部分はほとんどロッククライミングっぽい。あるいは、岩に打ち付けられたピンを手掛かりに登る。
落ちたら即アウトだ。
まあ、だからこそ頂上に登りきった時の達成感は格別なのだろう。
あの槍ヶ岳を征服したぞ・・・そんな思いと共に。
以前上高地に私が行った時、槍ヶ岳登山は無理でも、せめてその姿だけでも見たいと思い、横尾の山小屋「横尾山荘」の近くにある蝶ケ岳方面登山ルートの途中にある「槍見台」まで登って、遠方に槍ヶ岳の姿を見たことがある。
その時しみじみ「あの槍ヶ岳って、やはり気になるよなあ」「登れたら気分いいだろうなあ」などとしみじみ思ったものだった。
登山を始めたきっかけが「いつか槍ヶ岳に登ってみたいから」だったという方は、何気に多いんじゃないだろうか。
それほど槍ヶ岳は魅力ある山だと思う。
槍ヶ岳の頂上は、シーズンはかなり混雑してるらしく、頂上手前で「待機」する場合は多いらしい。
それだけ槍ヶ岳に登りたい人は多いということだろうね。
なので、あまり頂上に長居は禁物なのだろう。
そこに来たがって、頂上付近で待機している人も多いわけだから。
そこまで頑張った登山客、みんなのものなのだろうから。
動画や写真によると、槍ヶ岳の山頂は岩がゴツゴツしている。
でも、頂上に到達した気分は最高だろうね。
遠景で槍ヶ岳の雄姿を見かけると、あの目立つ山のてっぺんに自分は登ったのだ・・・と思うと感慨深いのだろうな・・・・と思う。
以前にも日記で書いたが、やはり槍ヶ岳は日本の山々の中でもスーパースターなのだろうと思う。
槍ヶ岳。高さは3180メートルで、日本の山では第5位の高さ。
だが、その魅力度は、もっと高いような気さえする。
富士山とはまた違ったルックスの魅力。
富士山が美人できれいな山なのだとしたら、槍ヶ岳はワイルドで険しく、かっこいい山だと私は思う。
山として日本一の美人は、やはり富士山。その美しさには、他の山はかなわないと思う。
でも、山として日本一かっこいい山は、私にとっては槍ヶ岳。
その一方で・・・
ユーチューブ動画で槍ヶ岳登山の動画をあれこれ見て、いかにその頂上や頂上近辺が登山客で混み合っているかがわかったので、今後は槍ヶ岳を肉眼で見る機会があれば、槍ヶ岳への憧れと共に、「あの頂上、あいかわらず混み合ってるんだろうなあ」とか「頂上付近のルートは渋滞してるんだろうなあ」などの思いも、持ってしまいそうではある(笑)。
槍ヶ岳は、誰でもいつでも登れるような山ではないが、その一方で、初心者でも十分な装備をして、十分なスケジュールをとれば、登れない山ではない・・ということはよく聞く。
もちろん、天候、気候、体力なども考慮し、無理はしないで。
となると・・・たとえ初心者であっても、若い頃にチャレンジしておけばよかったなあ・・・という気持ちは自分の中にある。
やはり、あの尖った剣先のような山頂部の姿は見事。
世界には、例えばドリュのような、もっと鋭い剣先のようなルックスを持つ山もあるけど、だからといって槍が岳の魅力は劣ることはない。。
蛇足ながら、槍ヶ岳近くの大キレットをクリアする動画もあれこれ見たが、あまりに恐ろしい。その場に行ったら、私は足も目もすくんでしまうだろう。
いくら私が若かったとしても、あの大キレットは・・・近づきたくない。
クリアする登山者たちは、単純に凄いと思う。
さすが、日本の登山ルートきっての難所と呼ばれるだけのことはある・・・。
なお、写真は「槍見台」に登った時に撮った写真。写真の左奥に見える尖った山が槍が岳。
ランキングから来ました。
山登りは好きじゃないですが、景色を見るのは好きなので、癒されます。
時間の外にようこそ。
なれない人がいきなり山登りすると、かなり疲れますよね。
日頃山登りで鍛えてる人とは違いますから。
ただ、山登りで見られる風景は、素晴らしい景色が本当に多いです。
頂上からの眺めは格別ですし、稜線歩きも最高ですし、絶景の宝庫です。
癒やされますよね!
テレビの登山番組や、ネットで登山の動画を見てても、あの風景には魅了されます。
ちょうど二十歳、脚が悪くなかった頃ですね。
私も登山は趣味ではありませんが、山は大好きです。
赤城山・榛名山・妙義山なら達成してみたいですし、会津磐梯山なら遠景だけでも眺めていたいです。
会津磐梯山は、中学時代・高校時代スキー修学旅行で思い出深い山です。
ところで富士山登山中に気が付いたことですが、意外と綺麗な大地ではないことです。
富士山は、あくまでも遠景から眺めるから、美しい!!と思い知らされました(涙)
しかし、やはり日本一高い富士山を登山中や、山頂に到着した時、最高の充実感だったことは間違いありません。
今回、だんぞうさんが御紹介された槍ヶ岳も、私も登山ピッケル?を使用して、凛々しい尖端にしがみついてみたいですね(笑)
もちろん付き添いの人に記念撮影してもらわなくては…。
脚が悪い今となっては、夢物語ですけれどね。
富士山は日本のシンボルですし、それより高い山は日本にはないですし、なんといっても美しい。
なので、そんな富士山を征服(?)してみたくなる気持ちはよくわかります。
私の友人でも富士山登山を成功させた人は何人かいますし。
会津磐梯山には何度か行ってますが、登山はしたことはないです。
スカイラインコースをドライブしたことは何度かありましたが、きれいでした。
遠景もきれいですよね。
福島のシンボルでしょう。
富士山に登ると、富士山の全体像は見れないんですよね。
でも、頂上からの日本一の高さから見る風景は、すばらしいんでしょうね。
槍ヶ岳は、その頂上付近は足が悪いと中々難しいかも。
また、槍ヶ岳のピークの下にある山小屋にたどり着くだけでも、相当歩くことになります。
足が悪いなら、やめといたほうが無難かもです。