時代屋の相方は、元々はエレキ派である・・ということは、これまでに何度か私は書いてきてるかもしれない。
正直言うと、相方はアコギはあまり得意ではない・・と思う。
本人もアコギらしさを追求しようという気持ちはあまりないように思う。
アコギ弾いてても、気分はエレキのつもりで弾いてるのが分かる。
エレキのエフェクターをいくつもつなぐから。
私はアコギで演奏する時は、一番いいのはアコギの生音だと思っている。
なので、ラインを通さず、アコギの生音を直接マイクで拾うのが一番アコギらしい音がすると思っている。
とはいえ、原則論だけでは現実的ではないから、ユニットではエレアコを使って音を増幅している。
相方はまず生音ではやろうとしないから、音量的にそれに合わせるにはこちらもエレアコを使う必要がでてくる。
最近、相方はエレキの時の感覚がどうしても忘れられず、エレアコにオーバードライブなどの歪み系エフェクターを使うようになっている。
これまで私は、それだけはやめてくれ・・と思っていたのだが、相方も自分のイメージするギターの音色に歪み系の音色がどうしても離れないようだ。
それでも、どうしても歪み系エフェクターを使いたいなら、私の曲には使わないでほしいと言ってきた.
歪み系の音色は、相方が作った自作曲限定にしてほしい、で、できれば最低限度にしてほしい・・と言ってきた。
だが・・
先日私の自作曲を相方と練習していて。
私のある曲に相方のエフェクターを通さないアコギでのリードギターが入って来た時、私自身が「う~む・・、やはりこの曲のリードギターには、やはり歪み系が欲しい・・」と思ってしまった。
とりあえずは、その曲だけなのだが、その曲だけでも、リードは歪み系の音色でリードを入れてもらいたくなってしまった。
その曲は、昔エレキバンド時代にやってた曲だ。
私が「やはりこの曲は歪み系の音色でのリードが欲しいなあ・・」とつぶやいたら、相方はキラッと目を輝かせて、「そうだろ??」と言う。
さんざん歪み系の導入を避けてきた私に合わせ、相方も相当気持ちを抑えてきていたのだ。
私が「この曲のリードでは、歪み系やむなしだな」と言ったら、相方はがぜんやる気が変わった(笑)。
相方はどこか生き生きしてきて、気持ちが乗ってきたのが分かった(笑)。
どうやら・・・アコギユニットをやっていても、アコギサウンドだけでなく、私も心のどこかに、エレキバンド時代のサウンドが頭にしみ込んでいるようだ・・・。
となると・・・どうしてもベースやドラム、できれば鍵盤も入ったサウンドが頭に広がってしまう・・。
とはいえ、基本的には今の私はアコギでやっていきたいと思ってはいる。
だが、曲によっては、歪み系の導入もやむなし・・・・だなあ。
なにより、大事なのは曲だから。
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