小学館の学年別月刊誌を知ってる方は多いだろう。
中には、その月刊誌を毎月購読してた人もいることだろう。
私も、小学校時代は親に毎号買ってもらっていた。
ご存知の通り、あの月刊誌には毎号付録がついていた。
本誌よりも付録が楽しみだった・・という人もいることだろう。
以前、このブログで「小学館の学年別学習月刊誌」の付録をネタにして日記を書いたこともあるくらい、私はあの付録が好きだった。
あの付録には、実は、男の子用の付録もあれば、女の子用の付録もあった。
男の子用の付録としての目玉は、なんてったって組み立て付録だった。
紙製の組み立て付録だ。
それはいつも、本誌よりもやや大きいくらいの箱に入っていた。
その付録箱を本誌の中頃にはさみ、その付録がなくならないように、本誌は付録ごとゴムで止められていたっけ。
で、女の子用の付録といえば・・・男の子用の付録に比べたら少し地味だった。
場所も「組み立て付録」ほどには大きくなかったし、「一応、女の子向けの付録もついています」程度だったような印象がある。
男の子向けの付録の目玉が「紙製の組み立て付録」だったとしたら、女の子向けの付録の目玉は何だったんだろう。
私がよく覚えてる「女の子向けの付録」といえば、ビーズと並んで「着せ替え人形」だった。
デザインは当時人気のあった少女マンガのキャラらしさにあふれていた絵柄だった。
ある意味、実体化した少女マンガ・・そんな感じも多少あったように思う。
今それを見たら、昭和の少女マンガの匂い(?)がプンプンするだろう。
・・で。
着せ替え人形・・とはいっても、人形も「着せ替え用の服」もすべて紙製だった。
それを切り抜いて使う。
で、紙服の上部のほうに、「小さなでっぱり」みたいなものが数カ所あり、その「でっぱり」を折って、紙製人形の肩にかける。
で、その状態で人形を立たせると、その紙製人形は服を着替えたようになる。
さっきから「人形」と表現してるが、実際には紙に描かれた(というか、印刷された)人物を切り抜いたもので、人形とはいえ、厚みはない。
むしろ「少女の絵が印刷された、人型の台紙」と表現したほうが分かりやすいだろう。
でも、紙製の服を着せる・・というより「かぶせる」には十分だった。
女の子向けの付録とはいっても、せっかく付録として付いてきてるわけだから、私もそれで遊んだことはある。
でも・・組み立て付録ほどには熱中しなかったかなあ(笑)。
なのになぜ覚えてるかというと、その「紙製の着せ替え人形」はちょくちょく付録として付いてきていたからだ。
ってことは、あれって、人気があったのだろうか。
女の子にとっては、あの付録が「目玉」だったのだろうか。
男の子にとっては、目玉である「紙製組み立て付録」は、その完成品よりも、パッケージ箱を手にするだけでも満足感・・というか目玉感はあった。
たいがい、組み立ててみると、当初イメージした完成品に比べると、けっこうしょぼく、紙製なのでモロく、完成品の寿命は数日くらいだった。
組み立て前の箱、そして組み立てている最中が、一番楽しかった。
女の子は・・・着せ替え人形で何日も遊べたのだろうか。
女の子にとっては「着せ替え人形」が付録の目玉だったのだろうか。
もしも、着せ替え人形が目玉じゃなかったとしたら、どういう付録が目玉だったのだろう。
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