先日、久々にネットショッピングで買い物をした。
買ったのは、カセットコンバーター。
古いカセットテープに録音された音源を、デジタル変換できる機器だ。
以前・・・カセットからMDの時代になった頃、カセットの音源をMDに移す作業をしていた時期があったが、今ではMDの時代も過ぎてしまい、古い音源は新たにmp3に変換して保存しておかねばならなくなった。
思えば、MDの時代って、ずいぶん短かった気がする。
少なくてもカセットの時代に比べたら、MDの時代はあっという間に終わってしまった感がある。
カセットコンバーターを使って、古いカセットの貴重な音源をデジタル変換していく作業してると、世の中の保存形態の推移のサイクルの早さを感じてしまう。
MDに保存した時、これで少なくてもカセット時代の長さと同じぐらいはもつと思ったのだが。
このぶんだと、またすぐに新しい保存媒体が出てきそうな気がするのは私だけだろうか。
とりあえず私が保存しておく「古いカセットの音源」は、自分のバンド時代の音源や、十代の頃の弾き語り音源が優先。
これだけでもけっこう量があるので、作業が一通り完了するのは時間がかかりそうだ。
まあ、こればかりは地道にコツコツやっていくしかない。
迷うのが、頭に浮かんだメロディの断片が山のようにつめこまれてるカセット音源。一応「メロディメモ」という名前をつけてあるカセットテープ。これが相当な数がある。
古くは学生時代のものから、バンド時代のものもあるし、アコギユニットをやるようになってからのものもある。
家などにいて、ちょっとメロディが頭に浮かんだ時に、すぐに手軽に録音していたもので、数秒で終わるメロディ断片もあれば、それなりに長い断片もあるし、中には1曲まるごと録音してあるメモもあったりする。
意味合いとしては、本当に文字通りに「頭に浮かんだメロディの断片のメモ」だ。
断片だから、1本のカセットに入っている量も多い。
しかも、学生時代からずっと続いていた作業だから、断片の総数はもう数えきれない。
これらの断片の山は、いくつかはその後1曲として完成したものもあれば、打ち捨てられているメロディもある。割合としては、後者のほうが断然多い。
これらの音源、残しておくほどのものではないような気もするし、この先何かの曲を作る時に、行き詰ってしまった時に、メロディメモにメモしてある断片のいくつかが役に立つこともあるかもしれない。
実際、過去に作ってメモしておいた「曲の断片」が、新曲を作る時に役立ったケースはけっこうあるし。
人に聞かせるような代物ではなく、あくまでも自分用のメモでしかないのではあるが、学生時代から続いているだけあって、声の変化や、当時の自分の様子や状態なども正直に残されているので、場合によってはちょっとしたタイムカプセルのようでもあり。
なので、個人的にはそれなりに愛着もあるし、ちょっとした自分史みたいな側面もある。
なので、自分以外の人間が聞いても、あまり意味はない。だいいち、そんな音源を、例えば自分の死後に誰かに聴かれたら、それはそれでけっこう恥ずかしい(笑)。
まあ、聴く人がいるとも思えないし、気にするようなことでもないんだけどね(笑)。
これを保存しておくべきか、あるいはもうカセットのまま放置しておくか。
ちょっと悩む。
まあ、とりあえずは気が向いたら・・・ということにしようかな。
優先度としては、高いような低いような・・・。
一番いいのは、このままメロディメモのカセットがいつまでも聴ける環境にあり続け、なおかつカセットテープが劣化しないこと。そうすれば、いちいち別の媒体にコピーしなくていいし。
ただ、カセットテープが劣化しない・・というのが一番難しい。
カセットテープそのものが劣化しても、そこに収められている音源を劣化させないためには、保存媒体を「引っ越し」させるしかないか、やはり。
そう、音源の「引っ越し」だと思って。
できれば、音源の中に残されてる学生の頃の自分そのものも、今の時代に引っ越しさせたいぐらいだ(笑)。