やめられない、止まらない、プチプチつぶし
プチプチを見ると、どうもつぶしたくなる(笑)。
昔からそうだ。
あれって、一度やり始めると止まらなくなるから困る。
ゲームのように「面白い」というわけではないし、つぶしたものが何かの役に立つわけでもない。
でも、やり始めると止まらなくなる。
一通りつぶしても、まだどこかに潰していないプチはないか・・と指で探ってしまう。
で、潰してないプチが見つかると、ちょっと嬉しくなるから始末が悪い(笑)。
以前、会社で。
ゴミ箱の中に大量の「未つぶし」のプチが捨ててあった。
しかも、そのプチがあったのは、ゴミ箱の上のほう。
どうやらプチの上には何も「新たなゴミ」は乗っていない。
ということは、捨てたばかりのプチ。
そのプチが何かで濡れてでもいようものなら、さすがにそのままにしておいたろう。
でも、濡れてる様子はなかった。
そこで・・あろうことか私は、そのゴミ箱の中の上のほうにあった大量のプチプチをある程度回収し、机に持ってきてしまった。
捨ててあったものなら誰も文句はあるまい(笑)。
捨ててあった大量のプチプチをなぜ回収したかというと、もちろん潰すためであった(笑)。
大量にあったから「こりゃしばらくは困らない」とも思った。
実際、大量にあったので「しばらく困らなかった」。
なぜゴミ箱の上にほうに捨ててあったプチを回収したかというと、昔職場でテーブルの上に放置されてたプチを持ってきて、片っぱしから潰したことがあった。そうしたら翌日ある社員が来て、テーブルの上にあったはずのプチプチを探していた。
どうやら、テーブルの上に放置されてたプチプチを、その社員が取引先に段ボールで荷物を送ろうとした時に、段ボールの隙間にプチを詰めようと思ったらしい。
その社員が前日目をつけてたはずの「テーブルの上に放置されてたプチ」を利用しようとしたら、テーブルの上にはなかったわけだ。
そうしたら私が前日その「テーブルの上に放置されてたプチ」を持っていったことを誰かから聞き、「だんぞうさん、昨日テーブルの上にあったプチプチ、知りませんか?」と聞いてきた。
「あ、あれなら潰してしまったよ」と答えた私。
それを聞いたその社員、私の後にあったゴミ箱に、大量のプチが捨ててあるのを発見。
それを見て「あ・・・全部だんぞうさんの被害にあってる・・」と言う始末。
私としては、前日テーブルの上に放置され、誰も片付けようとしなかったプチなんだから、別にいいじゃないか・・と思った。
更に「そんなに必要なら、昨日のうちに君が回収しておけばよかったじゃないか」とも思った。
まあ、思っただけで、口にはしなかったけどね(笑)。
昨日は単なるゴミでしかなかったわけだし、そのプチはその社員のものではなかったし。
とまあ、そんなことがあったので、さすがにゴミ箱に捨てられてるプチなら大丈夫だろう・・・と私は思ってしまったわけだ。
で、その大量のプチを入手してからは・・「豊作豊作、大漁大量」と思いながら・・
時には電話を受けながら片手でプチプチ(ただし、無意識のうち)。
仕事が一段落すればプチプチ。
暇な時にももちろんプチプチ。
特に威力を発揮したのは、車で帰宅する時。助手席に「未つぶし」のプチプチを置き、渋滞して車が動かなくなった時こそ、プチプチの出番。
助手席に置いてある「未つぶし」のプチを手に取り、弄ぶようにプチ開始。
プチプチをつぶしていると、本来少しいらついてもおかしくない渋滞で車が動かない状態でも、あまり気にならなかった。
「こりゃあ、いい」と思いながら。
いやあ、プチプチ、恐るべし(笑)。
このプチプチ、正式には気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)と呼ぶらしい。
プチプチというのは、実際に触った時の感触を現す言葉が広まったのだろう。
私にとっては気泡緩衝材と呼ぶと、イマイチピンとこない。やはりプチプチがしっくりくる。
とはいえ、このプチプチにはメーカーによって色んな名称があるようだ。
エアーキャップ、キャプロン、ミナパック、その他。
色んな名称がある中で、「プチプチ」というのは川上産業という会社のつけた名称らしい。
なんでも、川上産業は毎年8月8日を「プチプチの日」と定めているらしい。
プチプチを潰す時の「パチパチ」という音が「88」→「プチプチ」のごろ合わせになったということだ。
色んな名称はあれど、やはりプチプチが一番分かりやすいかなあ、私にとっては。
このプチプチ、どういう経緯で誕生したかを少し調べてみた。
すると・・ウィキによると
「アメリカのエアープロダクツ社がプールシート用に製造したのが始まり。1957年、2人の技術者(アルフレッド・フィールディング、マーク・カヴァネス)が偶然から発明したものである。2人は簡単に清掃できる壁紙を作ろうと考え、紙の上に布地の模様をつけたビニールをかぶせた壁紙を開発しようとしたが、その際に誤ってビニールに気泡ができてしまったことから気泡緩衝材が誕生した。2人はシールド・エア・コーポレーション(Sealed Air Corporation)を1960年に設立しており、「Bubble Wrap」はこの会社の登録商標になっている。」
とのことである。
そうか、元々は偶然の産物だったことになる。
このプチプチつぶしは多くの人にとって中毒性があるばかりでなくく、話によるとチンパンジーも熱中したとのこと(笑)。
きっとそのチンパンジーと私は気が合いそうだ(笑)。
このプチプチつぶしは、気を紛らわしたり、ストレスを発散する効果があることは案外認められてるようなので、前述の私の「渋滞中でのプチプチつぶし」は案外有効な使い方だったのかもしれない。
また、例えばアイディアや意見が煮詰まった時の会議などにも有効かもしれない。
あ、でも、静かな会議中ではプチプチという音は響きそうではあるので、やめといたほうが人間関係的にはいいのかも。
でも、1人で何かを考えてる時に、アイディアに困った時は、けっこう有効なのかもしれない。
今日もどこかで・・・プチプチの音がする??
今回のブログは、かなり笑いどころが多いですね!
先ず、だんぞうさんがゴミ箱から大量のプチプチを持っていくところ(笑)
そして、他の社員の方が来て、大量のプチプチが「全部、だんぞうさんの被害にあってる…」
この光景を想像すると、おかしくて、おかしくて!
他にもプチプチ潰しが大好きなチンパンジーの話に乗って、「私は、そのチンパンジーと気が合いそうだ」
だんぞうさん可愛いですよ!
私は、プチプチは針でつついたことがあります。
しかし不思議なことに、パンクしないんですよね。
やっぱり指で潰すのがベストです。
「全部だんぞうの被害にあってる」
というフレーズから始まりました(笑)。
失敬な。被害とはなんじや、被害とは(笑)、、、
という思いも笑いながらもありました。
なにせ、1つ残らず潰しましたから(笑)。
ひととおり潰し終わったつもりでも、よく調べると潰し漏れもあり、丹念に潰しました(笑)。
やりはじめると、止まらなくなるから困ったもんで。
潰す時の、あのプチっていう感触がクセになるんです。
あの緩衝材をひとつずつ潰すという行為、苦手です。
なんというか、もう「イ〜っ!!」ってなっちゃうんですよね。
だから友達が楽しげにやってるのを見てて、
思わずそれをひったっくて雑巾絞りをやってしまった事もあります。
友達にしてみればせっかくの楽しいひと時を邪魔されて、さぞいい迷惑だったでしょう(笑)
このプチプチ潰し、やるのは日本人だけかと思ってたのですが、
以前アメリカのドラマの中でもやってるのを観て
「あ、人間の欲求て洋の東西関係ないんだな〜」
なんて事を思ったものです。
で、笑いながら、「こんなもーん!」と言って雑巾絞りで一気潰ししちゃいました。
でも、私は、知ってます。雑巾絞りによるプチ潰しには、ムラがあるということを(笑)。
人間には3種類の人間がいます。
丹念に1つずつプチを潰すタイプと、雑巾絞りで一気絞りをするタイプと、もう1タイプはプチ潰しに関心のないタイプ。
この3種類です。(笑)
私が雑巾絞りした後、それを取り戻した友人は残ってる無事な気泡を丹念に、
そして実に嬉しそうにプチプチやっとりました。
もうひとつタイプがありますよ。
それは私の友人A。
彼は丸い半透明のものの集合体恐怖症とでもいいましょうか、
カエルの卵とかディスプレーで使われるビー玉の詰まったガラスケースとか、
じっと見てると気持ちが悪くなってしまうそうです。
彼のそれはあくまで視覚的なもので、緩衝材自体に触る事には特に抵抗はないそうで…
それでも引越しの時、運送会社が持ち込んできた大量の緩衝材を見た時は
「気持ち悪くて倒れそうだった」
と言ってましたね(笑)
ま、世の中いろんな人がいるもんです。
緩衝材にもアレルギー体質があったとは、、、。
勉強になりました(笑)。