子供の時によく食べていたお菓子の中には、グリコのキャラメルもあった。
特に馴染み深かったのは、グリコキャラメルとアーモンドグリコ。
グリコキャラメルといえば、オマケが付いているヤツ。普通のキャラメルの箱の上部にオマケが入った箱がセットされていた。
キャラメル自体の味もさることながら、なんといってもオマケが魅力で、どちらかというとオマケ欲しさにグリコキャラメルを食べていた覚えがある。
で、箱の中からどんなオマケが出てくるかは、開けてみてのお楽しみ。
グリコのオマケを集めていた子供は多かったはず。私も、空き缶にグリコのオマケを入れて集めていた。
そのオマケで日常的によく遊んでいたというわけでもなく、空き缶の中にオマケがだんだん貯まっていくのが楽しかった。たまに空き缶の中からオマケを取り出して、自分が集めたグリコのオマケを眺めることで満足感を得ていた。
ちなみにグリコキャラメルには「一粒300メートル」というキャッチフレーズがついていた。
当時私はその意味がよくわからなかった。
とりあえず栄養はあるのかも・・程度の認識だった。
あらためて調べてみたところ、グリコの見解としては「グリコ(キャラメル)1粒には、300m走るのに必要なカロリー( 1粒=16.5kcal )が含まれていることを表現しています」ということだったらしい。
一方、アーモンドグリコはというと、なによりその味が大好きで、味だけならグリコキャラメルよりも好きだった。
オマケが付いていたかどうかは、よく覚えていない。
アーモンドグリコは、大人になってからも、たまに食べたくなったことはあった。あの香ばしい味が懐かしくて。
店で見つけたら、何十年ぶりに買ってみようかなと思うことはたまにあった。
だが、少なくとも普段私が入る店では、どこを探しても見かけなかった。売られてなかった。
子供の頃は普通にどこのお菓子屋でも売られていたのに。
考えてみれば、私がそれらのお菓子を食べてた子供時代からは、もう何十年という年月が過ぎている。
ということは、もう製造されてないのかもしれない・・段々私はそう思うようになっていった。
お菓子だって、生存者競争は厳しいだろうからね。
そこで、ネットで調べてみた。もう製造終了・販売終了になってるのかどうかを知りたくて。
すると。
決して製造終了にはなってないし、販売終了にもなってないことがわかった。
ただ、店ではもう基本的に売られてないようだ。
だが、ネット通販でなら買えるようだ。今でも。
なぜ今では普通に店では売られてないのだろう。
そう思い少し調べてみたところ、普通の店・・例えばスーパーとかコンビニなどで売られてないのは、単純に昔ほどは売れなくなったから。まあ1番わかりやすい理由ではある。
オマケが売りだったグリコキャラメルは、子供が欲しがるオモチャが昔とは違ってきてるから。
今の子供は、スマホや電子ゲームで遊ぶ。昔のような小さなオモチャでは喜ばないから、グリコキャラメルに付いてたオマケは喜ばないから、グリコのキャラメルの需要は減ったのだろう。
要するに、子供がオマケに求めるものが昔とは変わったのだ。
ならば普通に生産終了してもおかしくない気はするのだが、あえて生産数は減らしても生産終了にしないのは、これは個人的な推測だが、メーカー側のプライドや思い入れがあるからではないか。
なんてったって、グリコキャラメルやアーモンドグリコは、メーカーを大きく成長させた功労者だと思うし。
たとえ同社の新規商品に人気で取って代わられても、メーカーとしては会社を成長させた功労者をむげにはしたくないのかもしれない。
そんな姿勢が理由だとしたら、個人的にはそういう姿勢は好きだけどね。
このように、普通の店で売られていないグリコキャラメルやアーモンドグリコではあるが、販売終了になっていない以上、存在はし続けている。なので、広い全国の中で、売り場面積を広くとれる店でなら、売られている場合もあるのかもしれない。
だとしたら、どんな店だろう。
あなたは今現在どこかの店でグリコキャラメルやアーモンドグリコが売られているのを見たことはあるだろうか。
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