茨城県・湯の澤鉱泉の最寄りの駅は「山方宿」という駅である。
私は、湯の澤鉱泉に泊まることを決めるまで、この駅名は知らなかった。
宿へのアクセスを調べていて「山方宿駅」を知った時、最初私は「さんぽうしゅく」と読んでしまっていた。
実際には「やまがたじゅく」という駅名である。
「やまがた」というと、つい「山形」を連想してしまうが、ここもまた「やまがた」なのだ。
東京方面から、この駅に電車で行くのは、まず上野駅から常磐線に乗って、水戸駅で下車。
常磐線は、私は「スーパーひたち」を使った。
そしてさらに水戸駅で水郡線に乗り換えて、約1時間近くかかる。
実は・・・私は、この水郡線というローカル線も、それまで知らなかった。
湯の澤鉱泉に泊まることを決めたために、恥ずかしながら、はじめて「山方宿」という駅も、水郡線というローカル線も知った次第である。
ちなみに、あの有名な「袋田の滝」は、この水郡線を使って行くことができる。
袋田の滝は、水郡線の「袋田」駅で下車して、そこからバスで行くそうな。
さすがに私も「袋田の滝」は知っていたが、これまでその滝に行こうとしたことがないので、水郡線という電車も知らなかったわけだ。
袋田の滝は、いずれ機会があれば行ってみたいと思っているが、その時は再び水郡線にお世話になることだろう。
さて、山方宿駅に話を戻そう。
「宿」という漢字がついているってことは、ここは昔宿場だったのだろうか。
そう思って「山方宿」で調べてみたのだが、どうもイマイチ分からない。
山方宿駅に関する情報が少ないのだ。
駅自体は、田園風景の中にポツンと存在する、のどかな環境の駅だ。
駅にも、駅前にも、駅の前を横切る道も、人は少なかった。
駅舎が独特の形をしていて、面白い。
駅の入り口は、けっこう風流。
そして駅前には噴水があるのだが、噴水で吐き出される水自体はかろうじて大丈夫だったが、噴水の周りの水は凍っていた。
山方宿駅のホームに行ってみたら、風にさらされ、かなり寒かった。
さて・・・
あとは水郡線が来るのを待つばかり。
水郡線という名前を知った時、「すいぐん」という響きから私はつい・・「水軍」を連想してしまったし(笑)、「すいぐんせん」という響きからはつい「水軍戦」を連想してしまった・・・。
さらに・・・水軍と言えば、瀬戸内海の「村上水軍」などを連想してしまった私は変??
寒風吹きすさぶ山方宿駅のホームで、こういう内陸の地では、とてもじゃないが「水軍戦」なんてできないよなあ・・・などと、とりとめもなくくだらないことを考えていたら、やっと電車がノッソリとやってきたのだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます