コロナ禍の中にあって。
感染率が下がってきても、マスクを外さない日本人は多い。
マスクをつけるのが嫌で一部の国民がマスク反対デモまで行っている国もあることを考えると、日本人のマスク装着率は、ちょっと誇りたい気もする。
中にはマスクだけでなく、サングラスをして目もガードしたり、帽子をかぶっている人もいる。
実は私はマスクと帽子を装着した状態で仕事には出かけている。
まあ、会社内では帽子は脱いでいる。買い物などでちょっと会社の近くを歩く時も帽子は脱いでいることもある。
だが、通勤電車に警戒し、通勤時にはマスクと帽子をしている。
帽子を深めにかぶるのは、多少なりとも目をガードしたいから。
外を歩いていると、私同様にマスクはもちろん帽子もかぶってガードしてる人もいる。
たまにそんな状態で会社の近くを歩いていると、マスクと帽子装着姿の人に挨拶されることがある。
とりあえず相手の目だけはわかるので、挨拶してきた相手が私の顔を見てるのがわかる時は、私ももちろん挨拶は返す。まあ、当たり前だよね。
だが・・・相手がマスクをして、なおかつ帽子を深めにかぶっていると、自分に挨拶をしてきたのが誰なのかすぐにはわからないことがある。
そんな時は、相手の声、服装、帽子で隠されていない髪などを見て、相手が誰なのか判断する。
それでも、普段仕事上あまり付き合いがない「フリーのスタッフ」だったりすると、相手がわからないまま挨拶を返すこともある。
だが、これならまだいい。
これにさらに相手がサングラスでもしていようものなら、ある程度馴染みのある人でも、正体がわからないことがある。
考えてもみてほしい。
顔の下半分はマスクで隠され、目はサングラスで隠され、顔の上のほうは帽子で隠されていたら・・・ほとんど完全覆面の人ではないか!
まるで月光仮面なみだ(笑)。
コロナ状況下だからまだいいけど、これがコロナ前の状況の時に、こんな恰好をしてたら、怪しいこと、このうえないであろう。
コロナの中では、マスクで鼻や口をガードするのはもちろん、目も隠したほうがいいということをテレビで専門家がよく語っていた。
仮に帽子をかぶってなかったとしても、顔の目、鼻、口、あごの形までサングラスやマスクで隠されていたら・・・こりゃ相手が誰かわかりづらいやね。
帽子をかぶってなかったら、こちらとしては相手の髪型や服装、身長、声などで判断するしかない。
髪型の場合、ある日突然相手が髪型を変えたら、わからないかもしれない。
考えてもみてほしい。それまでたとえばロン毛だった人がいきなり坊主刈りになっていたり、普通の髪型だった人がある日突然チリチリのパーマでもかけてたりしたら・・・こりゃわからん(笑)。
相手が誰であるかを認識する場合、たいがいまずは顔であろう。
だがその顔が隠されていたのでは・・・。
そういえば昔、鞍馬天狗というヒーローがいた。
幕末の世の中で、ずば抜けた剣の腕と、拳銃を所持し、白馬にまたがって、どこからともなく現れるヒーローで、そのヒーローは頭からすっぽりと頭巾をかぶり、その頭巾は目の部分だけが小さくあいているだけだった。
目だけは見えるが、髪型も鼻も口も頭巾で隠されていた。
目だけしか見えない状態でも、敵は鞍馬天狗が誰であるのかわからなかった。
よく考えれば、鞍馬天狗の正体の人と普段親しい人なら、その目と声だけでわかりそうなものだが・・。
でも、その正体の人物をよく知らない人にとっては、目と声だけしかわからない鞍馬天狗の正体などわからないだろう。
だが、鞍馬天狗は目だけは出していた。
コロナの中で、マスクに帽子、さらにサングラスでもしていたら、顔の全てを隠してることになる。
これでは鞍馬天狗以上に正体はわからないよねえ・・。
そんなわけで、帽子、サングラス、マスク装着の人に、挨拶されても・・・こちらとしては相手が誰なのか・・わかりません・・・。
もっとも、私も通勤時にはマスクと帽子を装着してるし、しかも帽子は深めにかぶっていて、露出してるはずの目もわかりづらいであろう。
なので人のことは言えないやね(笑)。
とりあえず・・
帽子をかぶり、サングラスを装着し、マスクもしている人は・・・さじずめ「コロナ仮面」?(笑)
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