時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

大統領選のミスリード(?)

2017年01月25日 | 日々の、あれこれ

トランプさんとヒラリーさんの一騎打ちとなった2016年のアメリカ大統領選。

 

ご存知の通り、選挙戦はトランプさんの勝利となった。

 

だが、その選挙戦の間、マスコミはヒラリーさん優勢・・・ともすれば圧勝みたいな論調で報道していた感があった。

実際、そんな論調の報道は日本にも伝わってきていた。

そして、日本のマスコミも、そんなアメリカのマスコミの報道を元に、ヒラリーさん優勢の報道をしていた番組は多かった印象があった。

そんな報道を見たり聞いたりしながら、「そうか、ならばヒラリーさんが勝つんだろうな」と私もなんとなく思っていた覚えがある。

 

今思えば、多くのマスコミとしては本音として、ヒラリーさんに勝ってほしかったのではないか。マスコミはマスコミの力でヒラリーさんを勝たせられるとも思っていたのではないか。

だから、ヒラリーさんに有利で、トランプさんに不利とも思える報道をしていたのではないだろうか。

 

だが、実際にはトランプさんの勝利。

 

あくまでも個人的な意見だが、それはマスコミがヒラリーさんを勝たせようとヒラリーさん優勢の報道をしたことの逆効果だったのではないだろうか。

今となっては、そう思う。そう、今となっては。

 

 

ヒラリーさんとトランプさんの一騎打ちだったから、ヒラリーさんに支持者がいたように、トランプさんにも支持者はいた。

そしてその他に、「どちらでもない」派もいたはず。

 

ただマスコミがあまりにヒラリーさん優勢の報道をするものだから、危機感を持ったトランプ支持者はもちろんだが、むしろ特に「どちらでもない、決めかねている」派がトランプさんに票を入れたのではないだろうか。

有権者は、そのへんをある程度見抜いていたのかもしれない。

 

それと、、、ヒラリーさん支持者は、マスコミ報道を見てて、こりゃ自分が投票しなくてもヒラリーさんが勝つだろうと思い、投票に行かなかった人もいたかもしれない。

 

 

だとしたら、それはマスコミのミスリードであったことになるのかもしれない。主観を入れすぎたのではないか。結果的に。

 

あの選挙戦の報道が、もっとフラットな報道だったら、むしろそちらのほうがヒラリーさん勝利につながったかもしれない。

 

今となっては、私はそんな気もしている。

 

どうも、あの選挙戦中、随分主観や意図の入った報道だったような気もしているから。

だとすると・・もしもマスコミが自身の力(誘導)でヒラリーさんを勝たせられると思ったのだとしたら、結果的にマスコミは墓穴を掘ったことになりはしまいか。

 

もちろん、あの選挙結果の理由は、それだけじゃなく、他にも理由はあるはず。

でも、そのことも理由の一つだったような気がしてならない。

 

まあ、個人的な思いではあるけれど。

 


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