時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ギターをケースにしまっておくか、それとも出しておくか。

2014年12月29日 | 音楽活動

ケースにしまっておくギター、ケースから出しておくギター。

 

所有ギターが何本もあると、所有ギターをすべてケースから出しておくことが住宅事情ゆえに出来なくなってきたりする。

 

だいいち、何本もギターを持ってて、部屋の中にいつでも弾ける状態に出しておいても、常時すべてのギターを弾けるものでもない。仮にギタースタンドでギターをたてかけておくにしろ、横一列に並べることができれば1本1本を手に取りやすいかもしれないが、スペース的にギターを前後に並べたら、後ろのほうに並べてあるギターは手に取りにくくなる。

 

やはり、手に取りやすい場所に置いてあるギターを、つい手にとってしまう。

 

ケースに入れずに、こうして出してあってもそうなのだから、ケースに入れてしまいこんであると、そのギターは普段あまり手にしなくなる。

ケースから出すのが手間だから。

やはり、ケースから常時出してあって、しかも手に取りやすい位置に置いてあるギターほど、普段弾くことが多くなる。

 

ギターの保護という意味では、ケースに入れてあるほうが安全ではある。

だが、それだと普段手に取る機会が少なくなる。

 

大事なギターほど、保護していたい。だが、いつも弾けるようにもしておきたい。

このへん、けっこうジレンマではある。

 

ちょっと前、いつも家でよく弾いてるギターをリペアに出した。

そのギターは、普段一番手に取りやすい位置においていたギターだ。

一時的にそのギターが手元にない状態になり、そのギターを置いていた場所が、空いてしまうことになった。

なので、別のギターをそこに置くことに。

その際、2番目か3番目によく弾くギターではなく、別の部屋に普段おいてあったギターを、その特等席に移動させた。

それはマーチン0016シュタウファー。

 

このギター、マーチンクラブの会報で見かけた時、都心の多数のギターショップを巡って探しまわったが、見つからなかった。

そこで、最後の手段で、楽器屋にお願いして、マーチン社から取り寄せてもらい、けっこう時間がかかった末にようやく入手した1品だった。

入手するのにけっこう苦労しただけに、入手した時は嬉しかったものだ。

 

だが、我が家のギターの特等席は別のギターの指定席になっている。

おかげで、やっと入手したシュタウファーは別の部屋に置かれるはめに。

シュタウファーモデルとしては、「おいおい、あんなに私を手に入れるのに情熱をかたむけてくれたのに、一度入手してしまうと、こんな扱いなの?」とでも思ったかもしれない(笑)。

 

だが、今特等席に、シュタウファーがいる。

この特等席に置いたとたん、私が今一番家で弾くギターになった。

 

いつでも弾ける位置にあって、実際手くせのようにしょっちゅう手にして弾くようになると、・・やはり可愛いものだ。入手しておいて、本当に良かったと思う。今更のように。

 

これは00サイズのギターなので、ボディは小ぶりで、実に弾きやすい。

ただ、12フレットジョイントなので、14フレットジョイントのギターに慣れてしまっていると、やや使い勝手が異なる。

しかも、カッタウェイでもないので、高音パートはやや弾きづらい。

 

でも、12フレットジョイントならではのコンパクトさからくる弾きやすさは魅力ではある。

 

一応このギターは、普段置いておいた「別の部屋」ではケースに入れてはいなかった。

スタンドにたてかけて、一応「別の部屋にいったら、すぐに弾けるような状態」にしてはおいたのだ。

とはいえ、普段家で「いつもいることが多い部屋」と、「用事があった時にいく部屋」では、やはり頻度という意味で差は・・・出てくる。

 

 

リペアに出しているギターは戻ってきた。

そうしたらてっきり、リペアあがりのギターがまた特等席に座ってしまうことだろう・・と思った。

そうなると、シュタウファーはまた「別の部屋」に行ってしまうのだろう・・とも思った。

だが、シュタウファーに改めて愛着が増し、リペアから戻ってきたギターはケースに入ったまま、別の場所に一時安置してしまった。

おかげで、シュタウファーが今特等席に居座っている。

 

このへん、スポーツで例えれば、レギュラー選手が故障して、その代役で出た2軍選手が活躍してポジションを奪ってしまったような感じだ。

 

なんか、いつも手にしていると愛着度もひとしおで、そのへん複雑では・・・あるのだ。

 

前述の通り、保護という意味では、ケースに入れておいてあげたほうがいいのだろう。

だが、・・・ケースに入れずに、気が向いたらいつでも気軽に手にとってあげられる状態にはしておいてあげたい。

 

やはり・・・そのへんのジレンマは・・終わらないのだ。

 

 

ギターを何本も持っている方、そのへん、ジレンマ感じませんか?

あなたは、そのへんの兼ね合いを、どうしてますか?

 

 

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 復刻版「少年画報」紹介シリ... | トップ | 除夜の鐘の向こうに »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジレンマに身もだえております。 (zoro)
2018-12-09 20:42:48
激しく共感します。
いつも、ジレンマに身もだえております。

0016シュタウファーはいまも、その席をキープしているのでしょうか?
その辺も気になります。(苦笑)

我が家では、Guildフェアとか、、Gibson特集とか、、エレキの日とか、、
はあああ(ためいき)
返信する
Unknown (だんぞう)
2018-12-10 10:06:15
保護のため、状態を汚したくないなら、ケースに入れたままのほうがいい。
でも、ケースに入れてしまうと、弾く機会が減る、、、ほんとそのへんはジレンマですよね。

シュタウファーは、ローテーションで特等席に置いてます。
我が家では、シュタウファーのライバルはコリングスと000-45です。
どれも小ぶりで弾きやすいので。
返信する

コメントを投稿

音楽活動」カテゴリの最新記事