時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

トンコリという楽器

2012年07月09日 | 音楽活動

アイヌ音楽について、以前このブログで安東ウメ子さんのことを取り上げたことがある。

そのネタの中では、アイヌのミュージシャンであるOKIさんのことにも触れた。

OKIさんは、トンコリ奏者である。

トンコリというのは、アイヌの弦楽器。

 

先日、角松敏生さんのライブ映像を見る機会があったのだが、そのコンサートの中で、角松さんのバンドの中に、OKIさんの姿があった。

もちろん奏でる楽器はトンコリ。

角松さんの音楽の中にトンコリの音がまざるサウンドは、非常に興味深かった。

こういうコンサートなら、生で見たいと思った。

角松さんの音楽というと、ボーカルの入ったフュージョン系で、16ビートのダンサブルなポップス・・・そんなイメージを私は持っていたのだが、トンコリの入ったサウンドは、それまでとはまた一味違った魅力があった。

そのコンサートでは、OKIさんの他に、アイヌ系のコーラス隊が加わり、更に!沖縄系ミュージシャンンも混ざっていた。

私はかねがね、アイヌ音楽と沖縄音楽を融合させたら、どんな音楽が生まれるか・・・と思っていた。

それも、融合させるにあたって、双方のミュージシャンがコラボして曲を作り上げ、更にサウンドも作り上げてゆく・・・そんな展開になったら、新しいタイプの音楽が生まれるんじゃないか・・とも思っていた。

それが・・この角松さんのコンサートでは、それに近いサウンドが展開されていた。

ホント、興味津津だった。

私が思い描いていたのと違うのは、その音楽は沖縄でもなく、アイヌでもない角松さんの曲であったということ。

 

ここまできたら、やはり、アイヌ音楽のミュージシャンと沖縄音楽のミュージシャンがコラボして作り上げる新曲と、そのサウンドを聴いてみたい・・その思いは強くなった。

誰か、そういう企画を実現してくれないかなあ。

 

それにしても、トンコリ。

好きな音色。

一度、触ってみたい。そして、自分で音を出してみたい。

これで曲を作ったら、どんな曲ができるかなあ。

曲を作る時、どんな楽器を使うかによって、出来る曲って微妙に変わってくるから。

これまでの自分の中になかった曲調が生まれたら・・・・それは、すごく楽しみなことではある。

 


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