時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

胃カメラを楽にクリアする

2016年07月07日 | 日々の、あれこれ

先日、病院で胃カメラを呑んできた。

前から胃がもたれるような感覚はしばしばあったのだが、去年暮れに入院し、やがて退院した後、どうも胃のもたれが気になっていた。

それをかかりつけの医者に言ったところ、ならば胃カメラで胃の検査をしてみましょうということになった。

 

私が胃カメラを呑むのは、今回で3回目。

厳密にには4回目。というのは、実は以前3回目の胃カメラを受けようとした時、どうしても体の拒絶反応が強くて、ちょっとでも胃カメラを入れようとすると嘔吐感が半端なかった。

おそらく過敏に反応していたのだろう。

私自身の意思では胃カメラを受け入れようとしても、意に反して(?)体の拒絶反応が強くて、「このままでは胃カメラは入れられないですね」と医者に言われ、その時は中止になってしまった。

 

以前から胃カメラ検査は受けた方がいい・・・と医者には言われていたのだが、その中止事件(?)があってから、どうにも自分自身の決心がつかないでいた。

 

だが、去年の暮れに入院したこともあり、その後の胃のもたれが気になる気持ちの方が強かったので、思い切って今回胃カメラ検査を受けようと決心したのだった。

 

思えば・・胃カメラを最初に呑んだ時は、ひどかった。

それは私が最初に入院した時のことだったが、なにぶんその時は初めて呑む胃カメラ。

鼻から入れたのだが、体が串刺しにされたような気分で、その違和感ゆえに目から涙がとまらず、心底苦痛だった。

 

で、2回目の時は、口から入れてみた。最初に鼻から入れた時の苦痛感を体験ずみだったからか、鼻から入れるよりはマシに思えたが、それでも十二分に苦痛であった。

 

人によっては、鼻から入れる方が楽・・・という人もいるが、それは個人差で、少なくても私は口から入れるほうがまだマシに思えた。

それでも嘔吐感はかなりなものだった。

 

そんな過去があったので、今回胃カメラ検査を受けるにあたって、前日は憂鬱だった。

またあの嘔吐感の激しい苦痛と違和感を味わうのか・・と思うと。

 

 

 

で、当日。

胃を決して胃カメラ検査に臨んだ。

今回は胃カメラ検査を受けるにあたって、過去に「中止」になったことがある私の前歴を医者に話したところ、完全麻酔で行うことに。

 

私はこれまで、例えば歯医者などで麻酔を受けたことはあるが、歯医者の麻酔は「眠る」ということはなかった。

なので、もし今回麻酔をされて、眠くならなかったり、眠るまでに時間がかかるようだったらどうしよう・・とちょっぴり不安があった。

 

病院でベッドに寝て、点滴をうたれた。

で、喉にスプレーみたいなものをプシューッとかけられ、その後、口があいたままの状態で固定させるような器具をくわえさせられた。

で・・その後の記憶が私には・・ないのだ。

 

意識がなくなっていたようだ。

 

居眠りから目覚めるように目覚めてみたら、目の前に看護婦さんがいて、私を見て「終わりましたよ」と言った。

 

いつ眠りにおちたのか、意識がなくなったのか、全く自覚がない。

 

簡単に私は眠ってしまったようだ。

 

眠っている間に、口から胃カメラを入れられて検査されていたのだろう。

 

麻酔は簡単に私に効いたようだった。

 

 

ともかく、いつの間にか意識がなくなり、目覚めてみたら、胃カメラ検査は全て終了していた。

おかげで、苦痛などまったく感じなかった。

 

「いつやったの?」というぐらい、あっけなかった。

 

あれほど苦手だった胃カメラを、何の苦痛もなくクリアできていた瞬間だった。

 

うん、これならいい。

これなら、苦痛なく胃カメラを受けられる。

 

おかげで、これと同じ方法なら、次の胃カメラ検査も恐れることはなさそうだ。

 

 

私に胃カメラクリアの道が開けた日・・それがこの日だった。

 

 

胃カメラが苦手な方、この麻酔によって、眠っている間に胃カメラ検査をやってもらうという方法が、一番楽だと思います。

 

胃カメラを受けるかどうか迷っている方、あるいは胃カメラ検査が近い方。

この方法なら・・・たぶん大丈夫ではないでしょうか。

 

少なくても、あれほど胃カメラが苦手だった私は、この方法なら何の苦痛も感じませんでした。

 まあ、人それぞれの体質もあるので、万人に良いかどうかは私には断言できませんが。

 

ひとつだけ気がかりなのは・・・麻酔で眠っている間に、思わぬ「寝言」を言う方も多いようで。

だが、その寝言は、当人は自身が何を言ったか分かりません。

寝言を、赤の他人の看護婦さんや医者に聞かれてしまうわけです。

 

 

・・・私は何か寝言を言わなかっただろうか・・・それだけはちょっと気がかりだが、看護婦さんも医者もそのことについて何も言わないから・・わからない。

 

それが嫌なら、寝言を言わない訓練を普段つんでおくしかないのです(笑)。

でも・・・なまじ眠っている間のことなので、その訓練は非常に難しい。

 

 


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