先日、「オールウェイズ・ビギンズ」という芝居を見てきた。
一言で言って、面白かった。
芝居ってのは、行くまでが腰が重いが(笑)、実際に行って観てみると面白いのが実に多い。
で、どんなお話だったかというと・・・↓
ひょんなことから命を落としてしまった6人。
女優、ヤクザ、アイドル歌手、アイドル歌手の双子マネージャー、赤子をさがす母。
それぞれが、ある1人の「生きてる人」の体を使って(乗り移って)、生前にやり残したことに決着をつけていく話だ。
その「生きてる人」とは、このお話の主人公で、生まれたばかりの頃に両親を亡くし、親戚にひきとられ、愛を知らずに育った男だ。大人になった彼は、プライドばかり高く、無気力な生き方をしていた。そんな彼の前に前述の6人の霊が現れた。
彼にとって この6人の霊は、実は初対面ではない。彼が幼い頃に友達だった霊ばかりだ。
彼が子供の頃、この6人の霊は、彼を可愛がってくれてたのだが、霊の立場としては生きてる子供にいつまでもつきまとっていては迷惑をかけることになる。
そこで霊たちは彼から離れていったのだった。彼のためを思って。
やがて彼は大人になった。
そんな彼の前に、前述の6人の霊が現れた。だが、今の彼には中々彼等のことは思い出せなかった。
だが、やがてだんだん思い出していくことになる。
霊がこの世に「やり残した」ことを実現させるために体を貸していくはめになるのだが、最初は渋々だった。だが、霊たちに体を貸して「やり残したこと」を実現させていくうちに、彼自身自堕落な考え方も変わってくるようになった。暖かい心も取り戻してきた。
で、最後は万感の思いで、霊たちと別れてゆく。
まあ、かいつまんで書けば、上記のようなお話である。
「やり残したこと」。
自分が今、もしこの世を突然去ることになったら、この世に「やり残したこと」ってどんな事があるだろう・・・・などと、つい、自分にあてはめて考えてしまった。
たくさんありそうな気もするが、生きてる誰かの体を使ってでもやりたい・・それほどの事はなさそうな気もするし、う~~む・・難しいところだ。
行ってみたい旅先はまだまだたくさんあるし、皆に好きと言ってもらえるような歌もまだ作れていないし。
仕事に関しては、気にし始めたらキリが無くなりそうだし。
ただ、もし霊が誰かの体に乗り移ってしまったら、その人に多大な迷惑をかけることになるのは確かだ。
乗り移られた人は、霊が出ていった後もその体を使って生きていかねばならないのだ。
誰かの霊が乗り移って、そのせいで大変な事件がおきてしまったり、その人が人に恨まれたとしても、霊としては出て行ってしまえばそれまでだ。
だが、乗り移られた人は、霊のやった罪までも背負わされることになる。
霊がやったことが良いことならいざしらず、悪いことだったら・・・??
幸い、この芝居の中の霊は、乗り移った人に迷惑がかかるような事はしなかった。
むしろ、結果的に人助けになるようなことであったりした。
だから、観終わった後の後味は非常に良かったし、切なくもあった。
だが、この芝居に出てくるような霊は、そうはいないだろう。現実的にはね。
だから・・・やはり私は、霊には体は貸したくないなあ(笑)。
霊のやった悪事を私のせいにされたら嫌だし。
だが、やり残したことをぜひ実現させてあげたい人物もいる。
例えば手塚治虫と石ノ森章太郎だ。
手塚先生には「火の鳥」と「ルードイッヒ・B」を。
石ノ森先生には「サイボーグ009・天使編」を完結させてあげたい。
・・・・・なんか、この芝居を観終わったら、そんなとりとめのないことまで考え始めてる私がいた(笑)。
ともあれ、「オールウェイズ・ビギンズ」が良い芝居であったのは間違いない。
笑いあり、ホロリあり、胸キュンあり。
役者たちも熱演してたなあ。
途中、スリードッグナイトの「喜びの世界(Joy to the world)」にそっくりな曲が出てきた時はビックリした。
一言で言って、面白かった。
芝居ってのは、行くまでが腰が重いが(笑)、実際に行って観てみると面白いのが実に多い。
で、どんなお話だったかというと・・・↓
ひょんなことから命を落としてしまった6人。
女優、ヤクザ、アイドル歌手、アイドル歌手の双子マネージャー、赤子をさがす母。
それぞれが、ある1人の「生きてる人」の体を使って(乗り移って)、生前にやり残したことに決着をつけていく話だ。
その「生きてる人」とは、このお話の主人公で、生まれたばかりの頃に両親を亡くし、親戚にひきとられ、愛を知らずに育った男だ。大人になった彼は、プライドばかり高く、無気力な生き方をしていた。そんな彼の前に前述の6人の霊が現れた。
彼にとって この6人の霊は、実は初対面ではない。彼が幼い頃に友達だった霊ばかりだ。
彼が子供の頃、この6人の霊は、彼を可愛がってくれてたのだが、霊の立場としては生きてる子供にいつまでもつきまとっていては迷惑をかけることになる。
そこで霊たちは彼から離れていったのだった。彼のためを思って。
やがて彼は大人になった。
そんな彼の前に、前述の6人の霊が現れた。だが、今の彼には中々彼等のことは思い出せなかった。
だが、やがてだんだん思い出していくことになる。
霊がこの世に「やり残した」ことを実現させるために体を貸していくはめになるのだが、最初は渋々だった。だが、霊たちに体を貸して「やり残したこと」を実現させていくうちに、彼自身自堕落な考え方も変わってくるようになった。暖かい心も取り戻してきた。
で、最後は万感の思いで、霊たちと別れてゆく。
まあ、かいつまんで書けば、上記のようなお話である。
「やり残したこと」。
自分が今、もしこの世を突然去ることになったら、この世に「やり残したこと」ってどんな事があるだろう・・・・などと、つい、自分にあてはめて考えてしまった。
たくさんありそうな気もするが、生きてる誰かの体を使ってでもやりたい・・それほどの事はなさそうな気もするし、う~~む・・難しいところだ。
行ってみたい旅先はまだまだたくさんあるし、皆に好きと言ってもらえるような歌もまだ作れていないし。
仕事に関しては、気にし始めたらキリが無くなりそうだし。
ただ、もし霊が誰かの体に乗り移ってしまったら、その人に多大な迷惑をかけることになるのは確かだ。
乗り移られた人は、霊が出ていった後もその体を使って生きていかねばならないのだ。
誰かの霊が乗り移って、そのせいで大変な事件がおきてしまったり、その人が人に恨まれたとしても、霊としては出て行ってしまえばそれまでだ。
だが、乗り移られた人は、霊のやった罪までも背負わされることになる。
霊がやったことが良いことならいざしらず、悪いことだったら・・・??
幸い、この芝居の中の霊は、乗り移った人に迷惑がかかるような事はしなかった。
むしろ、結果的に人助けになるようなことであったりした。
だから、観終わった後の後味は非常に良かったし、切なくもあった。
だが、この芝居に出てくるような霊は、そうはいないだろう。現実的にはね。
だから・・・やはり私は、霊には体は貸したくないなあ(笑)。
霊のやった悪事を私のせいにされたら嫌だし。
だが、やり残したことをぜひ実現させてあげたい人物もいる。
例えば手塚治虫と石ノ森章太郎だ。
手塚先生には「火の鳥」と「ルードイッヒ・B」を。
石ノ森先生には「サイボーグ009・天使編」を完結させてあげたい。
・・・・・なんか、この芝居を観終わったら、そんなとりとめのないことまで考え始めてる私がいた(笑)。
ともあれ、「オールウェイズ・ビギンズ」が良い芝居であったのは間違いない。
笑いあり、ホロリあり、胸キュンあり。
役者たちも熱演してたなあ。
途中、スリードッグナイトの「喜びの世界(Joy to the world)」にそっくりな曲が出てきた時はビックリした。