時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

奥能登に思いを寄せて

2023年05月09日 | 

皆さんもご存知のように、能登半島の方で地震が群発している。

揺れの範囲は広いが、特に震源地のあたりは、かなり被害が出ているようだ。

もっとも揺れが強かったのは、能登半島の先端部分。

いわゆる奥能登と呼ばれる地域。

私が数年前に旅行した場所だ。

現地で見た風景、宿などのことは、今もよく覚えている。

奥能登から輪島の方までまわった。

実に印象に残った風景は多く、旅先としては素晴らしい場所だった。

確か3泊のスケジュールの旅で、特に奥能登エリアで泊まった宿は、感動があった。

1泊目に泊まった宿は、「百楽荘」という宿。

2泊目に泊まった宿は「ランプの宿」。

3泊目は、輪島の宿に泊まった。

3泊目の宿の名前は忘れてしまったが、1泊目と2泊目の宿の名前はよく覚えている。

特に1泊目と2泊目の宿は素晴らしく、能登に旅する予定がある方にはお勧めしたい宿だ。

3泊目の宿も悪くはなかったが、1泊目と2泊目の宿が私にとってかなりインパクトがありすぎた。そのせいで、3泊目の宿が少しかすんでしまっている。

特にランプの宿は、能登半島の突端にある宿で、圧巻な立地にある宿だった。

今回の地震で、もっとも揺れが強かった地域にある宿。

 

ランプの宿は、元々かなり人気がある宿で、予約が中々取れないことで知られている。

私が現地でタクシー移動してる時、ランプの宿に泊まることを運転手に言ったら、「よく予約が取れましたね」と言われたくらい。

 

先程、ランプの宿が「圧巻な立地にある宿」と書いたが、それがどんな立地だったかというと、宿は海辺の岩場に建っており、なおかつ宿のすぐ後ろは崖になっていたから。

崖が切れ落ちた場所に宿があり、宿のまんまえに能登の海が広がっていた。

露天風呂は、海辺の岩場の中にあり、湯に浸かりながら波が目の前にやってくるのが至近距離で見えた。

私がこれまで入ってきたすべての露天風呂の中でも、トップクラスのインパクトがあった。

 

波が打ち寄せる岩場と、切り立った崖にはさまれた立地だったので、今回の地震で宿が心配になった。

幸い津波は発生しなかったのが救い。

 

もしも地震で津波が発生していたら、あの宿は‥‥と思うと恐ろしかった。

 

なまじ自分が実際に泊まったことがあって、なおかつ感動的な宿でもあったので、今回の地震でもっとも揺れが強かったのがあのエリアだということで、気になってしまった。

 

なんともなければいいが。被害が出てないことを祈りたい。

素晴らしい旅先だったから。

仮に何らかの被害があったとしても、それが少しでも小さいものであることを願うばかり。

宿の建物も、立地も、宿のスタッフも、お客さんも。現地の人達も。

 

 

ちなみに、この日記のトップ写真は、ランプの宿の俯瞰写真。こういう立地にある宿なのだ。

 

 

以下に、この日記で出てきた「百楽荘」と「ランプの宿」に泊まった時の私の旅行記を復刻しておきます。

 

百楽荘に泊まった旅行記は、こちら ↓

 

私の「奥の能登道」 2 : 「九十九湾と海上散策路」 -  時間の外  ~since 2006~

この日の宿「百楽荘」のチェックインにはまだ時間があるので、荷物は宿のフロントに預けたまま、私は入り江の方を散策してみることにした。入り江に向かうには、宿に来る道...

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ランプの宿に泊まった旅行記は、こちら↓

 

私の「奥の能登道」 4 : 「そして、能登半島の突端へ・・・」 -  時間の外  ~since 2006~

車は進み、やがて「狼煙」という「道の駅」に到着。この「道の駅」の前に丘があるのだが、その丘を歩いて登っていった先に、能登半島の突端はある。そしてその突端に灯台が...

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