時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ガイガーカウンターのある日常

2011年08月24日 | 日々の、あれこれ

時節柄だろうか、夏のボーナスでガイガーカウンターを買った社員がいる。

ある時、突然私の部署の部屋に、ガイガーカウンター見せにきた。

で、「ここの放射線も計ってみましょうか」と、少し得意げに話す。

私としても、目に見えない放射線は気になっているので、ぜひと頼む。

そうしたら、私の部署の部屋は許容範囲。

少しホッとした。

更にその人は、外も計ってみましょう・・といい、私を連れて、外に出て、外にある喫煙コーナーに行く。

灰皿の近くには草むらがあって、ガイガーカウンターを地面すれすれに位置させ、計ってみた。

すると、・・・地面は・・・放射線の量が高いことが判明。

まあ、それでも許容範囲ではあったのだが、私の顔のあたりの位置の高さと、地面とでは、測定される放射線の量が違うのが数字で証明された。

まあ、現在の日本の・・・東日本の状況だと、福島原発に起因する放射線とは長く付き合っていかねばならない。

いちいち細かいところまで放射線を気にしてたら、何もできないし、なおかつ一喜一憂してしまうので、引っ越しでもしない限り、ある程度の諦めは必要なのだろう。

だが・・

地面すれすれを飛ぶ虫などを見て・・・特に蝶などを見て、

「おい、なるべく少しでも高い位置を飛んだほうがいいんじゃないか」なんて思ったりすることがある。

彼らは、原発事故による放射線漏れの情報など、情報としては知らないだろう。

でも、情報は知らなくても、本能的なもので、異変は感じてるかもしれない。

それでも、普段と変わらず飛んでいる。同じような位置を。

だって・・・自分がどう気にしようと、どう気をつけようと、逃れようはないのだから。

ならば、自分が生きてる今の状況を、生きていくしかないのだ。

 

ところで・・・夏のボーナスなどで、ガイガーカウンターを買った人は、このブログを読んで下さってる方の中にいるのだろうか。

あるいは、身近に、ガイガーカウンターを買った人は、いるのだろうか。

 

ガイガーカウンターを買ったら、いつも持ち歩かなきゃ不安・・ってなことになってしまわないだろうか。


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