時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

日本は、台風の盾国? 

2014年10月11日 | 日々の、あれこれ

時々思うのだが、大陸方面にとって日本は、台風への盾のようにも思える。

 

フィリピンあたりで発生した台風はその後九州方面に進み、そして九州に来たと思ったら急に進路を右に方向転換して進むことが多い。

 

まるで日本に着いた途端、日本をなぞるように進路を曲げて進むことが多い。

 

ほんと、地形的にも日本は、大陸へ向かう台風の盾になっている。

 

 

 

まあ、これは偏西風などによる影響なのらしいが、九州あたりで急に右折して進むのを見ると、複雑な思いになることがある。

 

なんでそこで急に右に曲がるかなあ・・・などと。

 

 

 

そういう意味じゃ、少なくても台風という面では、大陸方面にとって日本はけっこうありがたい存在なのではないかな・・。台風の盾として。

 

 

 

もしも、日本のさらに東に、もう1国、日本みたいな地形の国があったら、台風はどうするんだろう。

 

で、それが日本に向かう台風の盾になってくれたら。

 

その場合、その「日本の右隣にある国」は、できれば無人の国で・・・・などと考えるのは、虫のいい考えなのだろうな(笑)。なぜなら、そこに人が住んでいたら、そこが台風に見舞われることになるのだから。

 

 

 

あ・・無人の場合、それは「国」とは呼ばず、どこかの国の属領ってことになりそうではある。

 

 

 

そうなると・・・それがどこの国の属領か・・ってことで、もめるのだろうな・・。

 

 

 

地形的に考えると、日本と並列するように右隣に並ぶ「土地」は日本のもの・・と考えたほうが自然な気はする。

 

いや・・・もしも、日本と並列して存在する土地なら、そこはどこの国にも属さない、独立した国としてやってきていそうではある。

 

だとしたら・・・国というものは、隣接する国とは領土でもめやすい。

 

 

 

すると・・それはそれでやっかいな問題を抱えそうではある。

 

 

 

 

 

もっとも・・日本には右隣に「台風の盾」になるような国が存在しないからこそ、太平洋をそのまままっすぐ進めばアメリカ大陸に行けるわけで。

 

もしも右隣に、並列して横たわる「第2の日本」があったら、「第1の日本」からアメリカ方面に船で進むには大きく迂回しなければならなくなる。

 

 

 

日本からアメリカまでの太平洋に、これという大きな大陸がないというのは、それなりの解放感があることだと思うし、太平洋側の浜辺に立った時に、「この海をどこまでもまっすぐ進んでいけばアメリカ大陸なのだ」と思えるのは、けっこう幸せなことだと私はおもっている。

 

ならば・・現状やむなしか・・。

 

 

 

というか、現状の地球では、そういう大きな地形的なものは変えようがないから、いくらこんなことを漠然と思っても、仕方ないんだけどね(笑)。

 

 

 

それに・・・夏に水不足になった場合、台風は恵みにもなってくれることもあるし、台風のおかげで助かる場合もあるし。

 

 

 

そう言えば、台風が来ると、たまに思いだすことがある。

 

それは「ドラえもん」に出てきた「台風のフー子」。

 

フー子は、人工的に作り出されたミニ台風で、しかもペットのような存在。自分の意思を持っているし、人間のような「目」もある。

 

のび太によくなつき、ジャイアンたちからのび太がいじめられると、フー子はその風の力でジャイアンを投げ飛ばしてくれたりした。

 

のび太はフー子を可愛がり、一緒に遊んだりするが、なにせ相手はミニサイズとはいえ台風。

 

少しづつ成長すると、その風の力でまわりに迷惑をかけるようになる。

 

やがてはその風力は家の中を荒らすようになり、のび太はママにフー子を捨てるように言われる。

 

のび太はフー子を仕方なく捨てようとするが、なかなかうまくいかない。

 

そんな時。日本に大型台風が近づいてきていた。このままじゃ大変なことになる。

 

と、フー子は急にのび太の家から自分の意思で飛び出していった。

 

すると、日本に向かっている大型台風に、日本からふいに飛び出した小さな台風が対決を挑み、ふたつの台風はからみあい、その結果大型台風は日本に近づけなくなった・・というニュースがテレビで報道された。

 

やがて、二つの台風は格闘の末に、両者とも消えてなくなってしまった。

 

大型台風に対決を挑んだ小さな台風とは・・もちろんフー子であった。フー子は、自分の命を犠牲にして、大型台風から日本を守ってくれ、消滅してしまったのだ。

 

 

 

・・とまあ、こんなエピソードだ。数あるドラえもんのエピソードの中でも名作のひとつで、泣かせる話だ。

 

大きな台風が日本にやってくる時、よく私はこのエピソードを思いだす。

 

フー子がいてくれたらなあ・・・とも思って。

 

 

 

 

 

 

 

ともあれ・・言えるのは・・・フー子がいない現状では・・台風さん、あまり大きくならず、ゆっくりもせず・・・・あまり大物にならないでくださいな・・。

 

来るなら、手ごろな大きさで来てもらえませんか?

 

 

 

 

 

 


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