幼稚園時代以来の再会。肝油。

ある日、薬局に行って薬待ちをしてる時に、ついでに店内を見ていたら、店でこんなのが売られていた。

肝油！？

いやあ、なんとも懐かしい。懐かしすぎる。

肝油というものを初めて知ったのは、なんと私が幼稚園児の頃だった。
当時私が通ってた幼稚園で、毎日一粒ずつ園児に配られていた。
それ以来だった。

ちよっとしたおやつ感覚だったが、おやつと呼ぶには幼稚園児にとっても少なすぎた。
なにせ、１日にだった一粒ずつしか配られなかったから。
今考えると、大人でも１日に３粒くらいが適量みたいなので、幼稚園児にとっては１日に一粒ずつでも良かったのかもしれない。

大きさはせいぜい直径１センチくらいの、丸い粒。
口に入れると、ヌメっとしており、その感触が私は好きだった。

でも、一粒じゃ物足りなくて、もっとたくさん貰いたかった。

後年、お小遣いを親から貰うようになると、この肝油の味や食感が忘れられず、肝油に似た食感のあるお菓子をあれこれ探すようになった。
その結果、行き着いたのは、お菓子屋で売られていたボンタン飴と、駄菓子屋で売られていた小さな箱入りのゼリーみたいなお菓子「さくらんぼ餅」だった。
感触は似ていた。


↑さくらんぼ餅


私が大人になってもボンタン飴が好きでたまに買っていたのは、そのルーツは幼稚園児時代に先生から配られていた肝油だったと思う。


何を隠そう、すっかりオジサンになってしまつた今でも、ボンタン飴は好きなのだが、その根底には肝油があるのたと思う。

ボンタン飴はお菓子だが、肝油は薬屋で売られていたくらいだがら、お菓子ではないのだろう。
どちらかというと、サプリに近いのではないか。

でも、サプリと簡単に呼ぶには、幼稚園児にとっても美味しすぎた。


肝油を私が食べてたのは、幼稚園児時代たけ。
小学校に進学してからは、肝油は見かけたことがなかった。
というか、どこで売られているのかもわからなかった。少なくてもお菓子屋にはなかった。

今回、薬局で見かけたくらいだから、薬屋に行けば売られていたのだろうか。

たが、薬屋に行くときは、たいかい普通に薬を買ってしまう。まあ、それは当たり前か(笑)。


今回たまたま薬局に行ったら、肝油を見かけたので、つい衝動買いしてしまったというわけだ。


で、幼稚園児時代ぶりに、肝油を食べてみた。
すると、おお懐かしい！
これよ、これ。

まさに幼稚園児時代に１日一粒ずつ食べてた肝油そのもの。特に食感が、そのもの。


今は・・この肝油詰め合わせセットがなくなったら、また薬局に行っておかわりを買ってしまいそうだ。


私の知り合いで、肝油は小学生時代に先生から貰ってた人がいるのたが、あいにく私の通ってた小学校では肝油は配られてなかった。

小学校でも配ってほしかったかも。


貴方は肝油に関する記憶はありますか？あるとしたら、それは子共時代ではありませんか？