時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

鮫洲に歴史あり

2023年08月12日 | 日々の、あれこれ

先日、免許の更新に行ってきた。

5年ぶり。

私の免許の更新は毎回この時期。毎回、真夏の暑い時期。

免許の更新は、皆それぞれの時期が決まっている。

私の場合、それが真夏の時期だというだけ。

だが、そのせいで、免許の更新というと暑いイメージが染み付いている。

クリスマスといえば寒い時期、花見といえば花粉症の時期。それと同じようなものだ。

私が免許の更新でよく行く会場は鮫洲試験場。

京急の鮫洲駅から歩いて7〜8分くらい。

たいした距離ではないのだが、毎回真夏なので毎回暑く、強い日差しにさらされる。なのでその7〜8分くらいの距離でも、ちょっと距離を感じてしまうことがある。

これが真夏以外の季節なら、あまり気になる距離ではないとは思う。

その7〜8分の歩きではルートにあまり日陰がない印象があるので、駅から試験場に歩く時間や、試験場から駅に戻る時間の間に、けっこう汗をかいてしまう。

目的地に着くと、汗びっしょりになってるイメージがある。

免許の更新に行く日は、私は基本的に出来れば昼前か、せいぜい昼過ぎには手続きを終えたいので、なるべく試験場のその日の業務開始時間まもない時間帯に会場に着くようにしている。

なるべく早く開放されたいしね。

その日は昼前には手続きは終わり、無事に新たな免許を入手。

手続きを始めてから全ての作業が終わるまでかかった時間は、正味1時間半くらいだったろうか。

昔に比べると、手続きにかかる時間は、けっこう短縮されたと思う。

昔は、午前の比較的早めの時間帯に行っても、終わるのは2時くらいになってしまってた時期もあった。

それに比べたら、手間はだいぶ合理化されてる気がする。

 

私の扱いは、「優良ドライバー」たったが、これは近年はペーパードライバーだから。

ペーパードライバーだから、事故もなければ、違反もない。

昔はマイカーで毎日通勤してた時期もあったのだが、都心に引っ越してきてからは、もっぱらペーパードライバー。

都心での移動は、車より電車のほうが移動時間が読めるからね。

だから、引っ越してきてほどなくして、車は処分してしまった。

 

まあ、離島などに旅した時は、車がないとどうしようもないこともあるのだが、そんな時はレンタカーを使えばいいやと思っている。

ましてや今はガソリン代も高騰してるしね。

 

まあ、なんにせよ、せっかく持ってる免許は、更新しておくにこしたことはない。

ただ、明らかに確実に運転する機会がありそうなことかわかってる場合は、事前にペーパードライバー講習は受けておかないとね。

 

更新のたぴに思うのは、前回からまた5年も年月が過ぎ去ってしまったのだなあということ。

 

近年は免許の更新は、年月の経過をあらためて実感させられるきっかけになってしまっている。

 

ちなみに、鮫洲と言えば、ここを訪れる人は多くが免許の試験所目当てであろうし、私も免許関係以外の用事では鮫洲を訪れたことはない。

今でこそ鮫洲は運転免許試験場の町というイメージだが、江戸の昔は鮫洲は海だったらしい。

試験場があるあたりは海で、江戸の昔は船が浮かんでいたようだ。

鮫洲海岸というのがあったそうで、浮世絵にも描かれている。

なんでも、江戸名物の浅草海苔の海苔は、鮫洲海岸で採れた海苔だったらしい。

今ではすっかり埋め立てられ、陸地になっているけれど。

鮫洲駅の両隣の駅である青物横丁駅や立会川駅にも私は行ったことがあるが、このへん一帯の地域は基本的に埋立て地なのだ。

 

ともあれ、上記のような鮫洲の過去を知った上で、鮫洲の免許試験場に行くと、ちょっと楽しいかもしれない。

 

↑鮫洲海岸の浮世絵。遠方に描かれてる山は筑波山らしい。

 

 


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8 コメント

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Unknown (捨丸)
2023-08-23 13:06:00
上京当初は鮫洲で更新でしたが、転居してからは二俣川での更新でしたね。なんかとても交通が不便だったような記憶があります。
こちらに戻ってからの数年は地元の試験場まで行ってましたが、今は近くの区役所にある免許センターでの更新なのでずいぶん便利になりました。

だんぞうさんと同じで私もゴールドなので、簡易講習っていうのかな?正味1時間くらい終わります。昔と比べて本当に楽になりましたね。

私もここ数年は車もバイクも乗っていません。年齢的にも返納のふた文字がチラつきますが、もうしばらくは所持してようと思います。

しかし、最近のバイク乗りはいいなあ。だって教習所で大型自動二輪の免許取れるんですからね。
私の頃は丁度二輪の免許が小型・中型・大型(限定解除)の三段階に分かれ、大型は教習所では取れなくなってました。
つまり、試験場での一発チャレンジしかなかったんですよね。もう合格基準が厳しいのなんのって。
乗車する前に試験中止の人なんてザラ。乗車できてもウィンカー出すのが遅いとか、後方確認が甘いとか、ハンドル操作がちょっとフラついたとか・・もう、合格させる気あるのかって感じでした。

私は25歳の時に、3回目のチャレンジでなんとか限定解除でました。年齢的にあんまり馬鹿な乗り方はしないだろうと思われたのかも知れません(笑)

そう言えば、私が限定解除した頃、鮫洲運転免許試験場の近くに大型取らせる為の教習所がありました。
竹刀を持った白バイ警官が指導員で、とにかく無茶苦茶厳しかったようです。
まあ、それなりに合格率は高かったようですが(笑) 私はいくら大型免許に近付けると言っても、高い金払って竹刀で打たれたり怒鳴られるのは嫌なので、知り合いの会社の駐車場で友人のナナハンで練習してました。
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Unknown (だんぞう)
2023-08-24 15:07:47
二俣川には行ったことがないです。
というか、私が免許関係で行ったことがあるのは、鮫洲と府中だけです。 府中には1回だけでしたので、それ以外はいつも鮫洲です。
鮫洲には、電車で行くには京急しかないですし、他の路線はないので、まあ不便と言えば不便かも。

そう、免許の更新は昔に比べたら、だいぶ手間がはぶけるようになってますね。
おかげで、所要時間が短くなり、助かってます。
昔は朝早い時間に行っても、手続きが終わるのは午後2時ころになってました。
今は朝一で行けば午前中に終わります。

私はバイクは原付きしか運転したことがありません。
車の普通免許では、中型以上のバイクは乗れませんからね。
だから大型自動二輪の免許を取得する大変さは知りませんでした。
特に昔は大変だったんですね。
暴走族の皆さんだって、大型自動二輪の免許はかなり努力して取得してたんですね。

鮫洲試験場の近くに大型バイクの免許を取らせるための教習所があったなんて、知りませんでした。
かなりスパルタ式の教習所だったんですね。
竹刀で叩かれるのは、いくら免許が取りたくても、ちょっと…。
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Unknown (捨丸)
2023-08-24 21:57:00
二輪の免許制度が変わった当時、もちろんマル走のお兄ちゃん達も試験場での限定解除に挑みました。でも、その多くはまず風体や態度、そして服装でバイクのシートに跨がる事もなく落とされていたようですね。
今だったらちょっと問題になりそうですが、当時は大型自動二輪の免許を取らせない為の試験(笑)だなんて言われてました。

そう言えば私が大型取った頃、当時大人気だった某アイドルが府中で限定解除したニュースが話題になりました。
ただ完全に特別待遇だったようで、同時期に限定解除にチャレンジしていた人達から大ブーイングが上がってました。

本試験のコースを使って事前に練習してたとか、1日に2回試験を受けたとか、普通なら試験中止になるミスもスルーされたとか・・・一般の受験者なら考えられない話です。

まあ、試験場としてはファンに大勢押しかけられては業務に差し支えるので、ある意味忖度したのかも知れません。

ちなみに当時の限定解除の1日当たりの合格率は1〜3%だったと言われていますが、合格者ゼロの試験場も少なからずあったようです。
そんな状況の中でのかのアイドルの合格、当時が現在のようなネット社会だったら、大炎上では済まない「事件」になっていたかも知れません。
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Unknown (だんぞう)
2023-08-25 18:37:45
え?
そうだったんですか。

大型二輪の免許取得って、そんなに大変だったのですか。
私は大型自動二輪の免許は取ったことはないので、そのへんの事情は知りませんでした。

でも有名人には免許取得に忖度があったんですね。
まあ、確かにその有名人のファンが免許取得試験場に押し寄せたら、試験場側も困るからというのもあったのでしょうね。
そのへん、有名人ならではのメリットなのかもしれませんね。
そのかわり、有名人ならではのデメリットもあるんでしょうけど。
一般人なら世間に知られないことも、有名人だからこそ知られてしまうこととかね。
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Unknown (捨丸)
2023-08-26 12:10:57
ニュースは一部バイク雑誌でもとりあげられたのですが、世間的に広がったのは、当日全盛だった写真週刊誌でした。

今でも憶えてますが、そのアイドルは何故か白バイ警官の制服を着て検定に挑んでおり、試験場長の部屋や事務所でスタッフと撮った記念写真も掲載されてましたね。
また、今では考えられないのですが、検定中とおぼしき写真も掲載されていたような・・・
記事中には同じグループで検定を受けた人のコメントもあり、「なんであれで合格できたの?」みたいな事言ってましたね(笑)

そうそう多分同じ頃だったと思いますが、クルマのマンガでヒットを取った某漫画家氏が、次作がバイクがテーマだったので限定解除にチャレンジしたってニュースもありました。
その時の合否については知りませんが、当日のファッションが純白の革ツナギだったとか・・・試験場を走る白いツナギのライダー、想像するとけっこうくるものがあります。

蛇足ですが、そのマンガで主人公が乗るバイクは中免で乗れる排気量でした。

私が限定解除して速攻で買ったのは、某社の750cc。
当時で二年落ち位の新古車でした。憧れの車種だった事もあり、ほぼノーマルのまま3年乗りました。
ただ、もう1台所有してた400ccはエンジンを含め外観まで目一杯いじり倒してました。近場の峠にいく時はこっちがメインでした。遠出のツーリングは750、やっぱり車格が大きいので楽でしたね。

先日なんとなく中古バイクのサイト覗いてて驚きました。なんと私が乗ってたバイク、色々改造してるものでも500万!程度が良ければ800〜1000万円超ですって!!!

ま、バイクに限らずありがちですよね。
あの頃遊んでたおもちゃや読んでた漫画本が、びっくりするような値段で売買されてる世の中ですものね。あ〜出るのはタメ息ばっかりだなあ。
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Unknown (だんぞう)
2023-08-26 18:47:22
バイクにもビンテージがあるんですね。
単なる中古ではなく、ビンテージ扱いになると、かえって希少価値でプレミア値段になる市場があります。
ギターやアロハやジーンズもそうですよね。

750といえば、バイクの中でもランク的には上位。
なので、バイク好きな人にとっては、750というのは格別な思いがあるのでしょうね。

車の漫画で大ヒットをとばした漫画家というと、私には数人しか浮かびません。
その中のひとりっぽいかも…。
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Unknown (捨丸)
2023-08-26 21:41:47
ナナハンと言う言葉に憧れ以上の何かを感じていたのでしょうね。
もちろん当時もそれ以上の排気量のバイクは販売されてました。ただ国内では750ccが上限で、それ以上の排気量は逆輸入という扱いだったのかな。
だから今ではやたら見かけるハーレーなんかは高値の花で、若い人間には手が出ませんでした。

それにあの頃ツーリングに行くとよく見かけたフル装備のバイクにアメリカンポリスの制服着たハーレー軍団がいたのですよ。恐らく皆さん還暦前後のお歳でしたね、十数台が道いっぱいに広がってゆっくり走るので、若いライダーにとってははっきり言って・・でした(笑)

でも、今は教習所で大型取って即ハーレーって人も少なくないみたいです。まあ、昔は販売店も修理受けてくれる所も少なかったし、個人的には食指は伸びませんでした。

私が憧れたのはドゥカティMHレプリカというバイク。とある試乗会で乗る機会もあったのですが、ライディングポジションがあまりにタイトなので諦めました。

多分だんぞうさんのご想像の漫画家さんで間違いないと思います。その方のクルマ漫画は社会現象にもなりました。
ただクルマやバイクに比べて人物描写が・・だったので、私はあまり好きではありませんでした。
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Unknown (だんぞう)
2023-08-26 22:29:05
ちなみに、昔私が車でちょくちょく外回りをしてた時に、その漫画家の家がありました。
かなり派手な家で、何台分もの駐車場もありました。

かなり稼いだんだろうなあなんて思いながら、その家の前を通ってました。
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