時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ストリートビューで、昔住んでた街を見る

2022年04月21日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

 

 

暇な時に、ストリートビューで、昔住んでた場所の様子を見ることがある。

特に、郊外に住んでた頃の街の様子を。

郊外だけあって、私が一時住んでた頃は、けっこう自然が残っていたし、今でも印象に残ってる自然風景はある。

久しぶりに、当時見ていた自然風景に再会したくて。

 

一度見始めると、しばらくそれに没頭してしまう。

住んでた頃に散歩したりしてた裏道や、車でミニドライブした道や風景を見てると、住んでた当時の光景が頭の中によみがえってくる。

と同時に、今の変わりように面食らったりもする。

かと思えば、ストリートビューが途中で途切れてしまう道もあったりして、「この先の今の様子も見たかったのに」なんて思って、少し残念になったりすることも。

 

夜になるとうるさいぐらいカエルが鳴いていて、灯りもなく夜は真っ暗だった田んぼぞいの砂利道はどうなってるかな。

無駄に空き地になっていた場所はどうなってるかな。

あの店はどうなってるかな。

ポツンと残されていた小さな森は、今も健在かな。

バス通りと並走して走っていながら、車も人もほとんど通らなかった、高台からなだらかに丘を下ってゆく道の頂上部分から見下ろす景観は今はどうなってるかな。

 

などなど、色々今の様子を知りたい個所は散らばっていた。

 

ストリートビューの景観が、いつ頃撮られた風景かわからないが、少なくても私が暮らしていた頃よりは「今の風景」になってるはず。

商店街がシャッター街と化し、街がさびれ、畑が駐車場に変わっている光景を目にすると、私が住んでた頃よりだいぶ後の・・むしろ最近に近い時期に撮られたものであろう・・そう思うと、再び行ってみたいとはあまり思えなくなる。

行ったところで、寂しい思いをするだけだ・・と思って。

 

もちろん、一定の懐かしさはあるし、基本的に「地形」そのものはあまり変わっていない部分も多いので(もちろん、地形そのものも変わってしまってる部分も多い)、何かの「ついで」でもあれば、また行ってみたい気もするのだが、変わった部分や寂れた様子を見ると、積極的に行きたいとまでは思えなくなる。

ましてや再び住もうとは思えない。、

 

街が寂れて、店もなくなり、失われた自然風景のいくつもの個所を、実際にストリートビューでこの目で見たら、わざわざ時間を捻出して出向くほどではないような気もして。

 

まあ、それでも、まだ残されている自然風景もあるにはあるのだが、実際にその町に出向いて、何をするというのだ?何ができるというのだ?

おそらく何もすることもなく、居場所もなく、ただ佇んだり、変わってしまった風景を見ながらポツポツ歩くだけになりそうだ。

だいいち、当時私が住んでた家はもう取り壊されていて、存在しないし。

当時顔見知りだった人は、どうやらその街をすでに離れているということは私は知っている。

 

とりあえず、ストリートビューで、今の現地の様子をある程度垣間見ることはできてるので、何も知らずに行ってガッカリするようなことはないだろう。

そういう意味では、ストリートビューはありがたい。

懐かしさだけで行ってみたところで、現地に着いてガッカリしたり、寂しい気持ちになったりして、「来なきゃよかった」と後悔する事態はストリートビューのおかげで防げるからね。

 

 

あなたは、昔住んでたことがあった街を、ストリートビューで見ることはあるだろうか?

もしあるんだとしたら、再びそこに今行ってみたいと思うだろうか。

その街が、今でも行ってみたいと思える状態であることは、けっこう幸せなことなのだと私は思えてならない。

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古い照明器具の蓋があんなに... | トップ | なんと!中古盤で100円で... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キャプテンゼロ)
2022-04-21 21:13:09
グーグルストリートビュー、ボクもたまに見てます。
でも、一番最初に見た時が一番インパクトがありました。
航空写真よりも、道路上からの視点の方がリアリティーがあります。

駅舎が、キレイに建て替えられ、商店街がアーケードになり、
店舗の様変わりに驚き感動したものです。
小学校の鉄筋コンクリートの校舎は、耐震補強の工事が行われ
筋交いが入り、たいそう頑丈そうでした。
木造校舎で学んだボクにとっては、隔世の感があります。
ストリートビューは数年に一度、更新されているようで
同じ風景を見ても、季節、天候、時間帯によって
様々な表情を見せてくれます。

自分が生まれ育った街とは、時が流れ景観が変わっても
母なる大地のようで自分の魂の原風景が、そこには有ります。
戦争や自然災害で、自分の故郷を
無くされた方は、本当に気の毒だと思います。
返信する
Unknown (だんぞう)
2022-04-21 22:13:59
そうですね、私も道路上からの視点のほうが、よりリアルに感じられて好きです。
まるで自分がその町を歩いてるような気分になれますから。
そして求めてるのは、そんな映像ですし。

町の風景を見てて自分が住んでたころと変わらない景色を見れば、懐かしさと安心感を覚え、かなり変わった風景になってると時の推移を感じます。

寂れていると、寂しさを感じたりします。


ストリートビューを撮ってる最中の様子を見てみたいです。

自分が住んでたことがある場所には、自分の原風景が残っているという意見には、まさにその通りだと思います。

原風景をなくすということは、どんな人にも悲しいことだと思います。
返信する
こんばんは。 (蟷螂の斧)
2022-04-26 19:39:38
現在自分が住んでいる住所で検索する。
見事に見る事が出来る。
でも、それが悪用されないかな?そういう怖さもあります。訳がわからない商用の電話の主とか。

>BBCラジオのビートルズアルバム

あまり音質が良くないモノラル録音。でも、それがかえって良いと言う人もいます。
返信する
Unknown (だんぞう)
2022-04-26 20:04:35
ストリートビューでは、映ってる家の表札や、歩いてる人の顔をぼかしてあったりするのほ、一応配慮なんでしょうね。
返信する

コメントを投稿

レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)」カテゴリの最新記事