■前回の記事
ポジティブ心理学では
幸福を決定する要因の40%が
意図的な行動によるというデータを示しています。
つまり自分で変えられる部分が40%あるということです。
で、心理学者のソニア・リュボミアスキーによると
12の習慣を心掛けることで
幸福度が高まるそうです。
今日はその3つ目の
「考えすぎない・他人と比較しない」と幸福度が高まる
という話です。
「反芻思考」という
専門用語がありますが
ネガティブな考えを何度も繰り返してしまうこと
を言います。
これによって、気力は消耗し
場合によっては不眠になったりします。
ソニア・リュボミアスキーは、
これについて
「何度も反芻している間に、自分自身についてはもちろん、
問題を見抜く力を手に入れたと思い込みがちですが、
実際にはそんな力を持つことはめったにありません。」
と言っています。
もう1つ
「社会的比較」
つまり他人と比較することも悪影響を及ぼします。
他人と比較をする人は
傷つきやすく、何かにおびえ、不安を感じているので
しあわせになれないのです。
ソニア・リュボミアスキーは、これについて
最も幸福な人々は他人の成功から喜びを感じ
他人の失敗を目にしたときは心づかいをする
と言っており、また
人は幸福であればあるほど、
周りの人との比較に関心を払わなくなる
と言っています。
では、
「考えすぎない・他人と比較しない」ためには
どうすればいいか?ですが
・考えや注意をそらす、さける
・いまはこれでいい(マインドフルネスで先のことを保留)
・考える時間を区切る(時間限定)
・「STOP!」「えい!」「やめ!」と強制的に切って活を入れる
・まずやってみる
・大きな視野で物事をとらえる(1年後もこれは重要なことなのだろうか?)
・体調を整える(睡眠・栄養・運動)
その他過去の投稿で取り上げた方法で。
ゆっくりとがんばりすぎない
いまはこれでいい、それでいい
わたしはわたし、あなたはあなた
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