【Bartender Vol.20】
今回は少し変わった感じになってます。
今までBartenderを読んだことのなかった人も、この一冊だけでも買う価値有りかも!
一話一話は主人公の違うオムニバスですが、最後は一つの物語りで完結します。
この一冊で映画が作れるぐらい。
お店を始めて間もない佐々君の店イーデンホールには新しいお客さんがやってくる。
今回は全てイチゲンさんなんですが、何故か初めてのイーデンホールで自分自身をさらけ出す(Barマジック)。
それらは人の感情で、後悔や嫉妬、善と悪なら悪、陰と陽なら陰というもの。
そして今回、物語りのキーとなる女性がいます。
一話目に出てくる仕事に疲れた女の子なんですが、失敗の度に“我慢、我慢、我慢”と自分に言い聞かせる。
そして彼女は、都会でいい女なったらやりたいこと3つのうちの一つ“一人でふらっとバーで飲む”を実現すべくイーデンホールの扉を開く。
彼女は、初めての店であるイーデンホールで“我慢も限界で会社を辞めようと思ってる”と佐々倉に話す(初めてでも悩み事を話せるBarマジック)。
二杯目を頼み“私…我慢が足りなかったのかな”と涙ぐむ彼女に“我慢ってダメだと言う人もいますが”と佐々倉。
しかし“昔から親や先生に我慢しろと言われきた”と彼女。
“『慢』は思い上がりという意味で、人の心には七つあり、その一つが『我慢』”なのだと佐々倉。
“じゃあ、我慢と忍耐って違うんですか”と尋ねる彼女に佐々倉が。
困難に負けず
自分と未来を信じるのが忍耐
独りよがりに自分の我に執着するのが我慢…だそうで
我慢してるとそれが顔にでる
言葉では謝ってる
頭も下げてる
でも自分は絶対間違ってない…って顔
まぁこんな感じです。
続きは本を買うか、お店に来て私から聞くかどちらかです。
バーテンダー 20 (ジャンプコミックスデラックス)/長友 健篩
¥540
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Frank Sinatra - My Way (1994) - Last Concert
そして今、終わりの時が近づいた
もうすぐ私の歩んできた道に幕が降りようとしている
友よ、でもこれだけははっきりと言える
決して嘘偽り無く誇りをもって
波乱に満ちた道程だったけれども
困難にもでくわしたけれども
私は一生懸命に生きてきた 自分の信ずるままに
後悔も少しばかりしたかもしれない
けれどそれよりももっと得るものがあった
そうだ そして私は自分の出来る限りのことをやって来た
決して何も思い残すことなどないように
自分が夢見たことや思い描いていたことを
時々思い悩みながらも けれどそれ以上に
もっと自分の思うように信じる道を歩いてきたんだ.......
今船出が・・・から始まる日本語歌詞ではありません。和訳です。