2月末で閉店した香川県宇多津町の大型量販店「宇多津ビブレ」の跡地に、ビブレを運営していたイオングループがスーパーを核とした複合型の商業施設を整備する方針を固めたことが27日、分かった。大半の建物は解体し、新たな施設を建設する。併設していた映画館は残す方向で検討している。オープン時期は未定。
宇多津ビブレは1994年に開業。各種専門店と食品売り場を備え、シネコン(複合型映画館)やホテルも併設。宇多津町臨海地区のにぎわいの中心としての役割を担った。
しかし、小売業界の競争激化で売り上げが低迷し、マイカル(2001年に経営破綻)から経営を引き継いだイオンリテール(千葉市)は今年2月末での閉店を決定。映画館「イオンシネマ宇多津」も3月に閉館した。
施設の跡地利用を検討していたイオンは、グループ内で小規模ショッピングセンターの開発を行うイオンタウン(同)がデベロッパーとなり、複数の店舗を集めた複合型施設に衣替えすることを決めた。
核テナントとしてスーパーを誘致するほか、衣料品や飲食など複数の専門店をそろえたい考えだ。映画館は存続を望む地元の声にも配慮して残すとみられる。
既存施設のうち、映画館と立体駐車場を除いた建物は6月中旬にも解体工事に着手。詳しい店舗構成などを決めた上で、早期のオープンを目指す。
閉店から約3ヶ月、最近では解体工事も始まりどうなるのかと思っていましたが後継案が出たようです。
まぁ、何がなんだかわかりませんが“イオン”に落ち着いたわけですね。
“それなら最初から”と思ってしまいますが、なんともこれぐらいの大企業となると組織図も複雑で“縄張り”的なものや“直系”だの“分系”等というやつなのでしょう。
最後は“親分?登場”で手打ちとなりました!?
そもそもイオンは“ワーナーマイカル”のコンテンツが欲しかったという話しを聞いた事がある。だから映画館は残すのか。。。
とにもかくにも宇多津、土俵際をなんとかかわせたわけです。どんな施設になり、勝ちを収めることができるのか楽しみです。
宇多津ビブレ跡地に複合商業施設