高松市教委は、香川県香川町の浅野―大野地区にまたがる船岡山古墳で、全長45メートルの前方後円墳と、形や規模が不明のもう1基の計2基を確認したと発表した。文化財課によると、香川と徳島西部でよくみられる積石塚だが、粗く積んだ石に土をかぶせて墳丘を作っており、県内では類例のない築造方法という。
形態や出土品から、時期は古墳時代前期前半(3世紀中ごろ~4世紀前半)と推定。出土した埴輪(はにわ)の破片は、ほぼ同時期の石清尾山古墳群(高松市峰山町など)から出土したものとは異なっており、同課は「高松平野の北部と南部で異なる文化や政治的背景を持つ集団が存在していたと推測できる」としている。
同課によると、前方後円墳は南側に方墳、北側に円墳を配置。粗く積み上げた人頭大(直径約30~50センチ)の石に土をかぶせる形で墳丘が作られている。北側には別の墳丘も確認した。古墳時代前期の石清尾山古墳群も同じ積石塚だが、土の覆いは見られない。
現地は香川町浅野―大野地区にまたがる船岡山の山頂。市教委は26日午後1時半から現地説明会を開く。琴電バス塩江線「船岡」か、香川町シャトルバス「東船岡下」から徒歩10分。車両用の駐車場はない。
四国新聞より
実は
善通寺市でも10日程前に
南大門前の駐車場で遺跡の発掘作業がありました
こちらは3日程でおわりましたが
一体何だったんでしょう
元々 深く掘れば何か出る土地ですからね
~キセキ~
善通寺の五重塔など答申/国の登録文化財
国の文化審議会は25日、総本山・善通寺(香川県善通寺市善通寺町)の金堂や五重塔など、香川県内から善通寺の8件を登録有形文化財とするよう川端達夫文部科学相に答申した。鎌倉時代に中国から伝わった建築様式「禅宗様」が取り入れられ、歴史的景観に寄与しているなどと評価された。
善通寺のシンボルといえる五重塔は、木造瓦ぶきで高さ43メートル。2度の火災で消失後、約60年をかけて1902(明治35)年に再建された。伝統的で端厳な「和様」を基調とするが、軒下に張り出す「尾垂木(おだるき)」の反りなどに禅宗様がみられ、荘厳さと華やかさを併せ持つ。
ほかに答申されたのは、いずれも善通寺の南大門や釈迦堂、天神社、龍王社、鐘楼、中門。
今回の答申が認められれば、県内では
314件となる。
昔 お寺の境内で よく野球をして
釈迦堂にボールをバンバン当ててました
コワッ