先日、ホットサンドメーカーなるものを買いまして。
一応説明しますと、フライパンみたいなの二つ合わせて両面焼ける調理器具です。
いやだから料理しないんですけど・・・。ムダな買い物多いですね。
まあ流行り物?ですし。噂ではダイソーからも発売になったとか。
ワタシが買ったのはDCMダイキですけども。
しかし、ダイソーより少しだけ安く、しかも鉄板が分離できます。
分離できると、片面だけでフライパンがわりにも使えます。
残念ながらフッ素加工はしてません。
フッ素加工より、分離できる方を優先しました。
さて、これをどのように改造するかと申しますと、持ち手を取り外し可能にします。
嵩張りますからねぇ。コンパクトに持ち運ぼう、という算段です。
今回は電動ドリル、タップ、ミニルーターを使います。
始めに、持ち手を取り外すのですが、片側2つのアルミリベットで留められています。
これに電動ドリルで穴を開け、外していきます。
もともとの穴が何mmなのか分からないので、まずは2.5mmから。
リベットの大きさで分かる人には分かるのでしょうが、ワタシには無理。
次に3mm、4mmと広げていきます。結局元穴は5mmでした。
傷つける事なく、うまく外せました。元穴が分かれば、あとは楽です。
最終4.5mmのドリルで外れます。4つとも外して持ち手を取り外します。
さて、ここからややこしいです。いや、それほどでもないけど。
元穴が5mmですので、6mmのネジを使います。
こちらM6の低頭ネジと蝶ネジ。2本ずつ使います。
まあ結果、低頭でなくても普通のネジで大丈夫そう。
で、2種類使う理由としまして、穴の間隔が狭いので全て蝶ネジにすると干渉します。
ですので、片方の穴に低頭ネジを通して持ち手をはめるガイドにします。
蝶ネジだけの固定になりますが、全く問題ありませんでした。
ここに6mmのタップでネジを切ります。
こちらが低頭ネジをねじ込む側です。
この鉄板、鉄ではなくてアルミです。アルミは楽です。
で、持ち手は右側の穴にネジ切ります。
こちら側が蝶ネジ用ですね。
こちらはステンレスで硬いです。まあ薄いので問題ありません。
裏表気をつけましょう。
両方できたら、残りのタップ切ってない穴をドリルで6mmに広げます。
こんな感じになります。
小さい方の穴がネジ切った方ですね。
鉄板の方に低頭ネジをねじ込みます。なんとなくワッシャーあったほうがいいかと。
では、一度持ち手を取り付けてみましょう。
うん、バッチリです。
蝶ネジの方もストレスなく回ります。
締めたらガタもありません。
ですが、このままではサンドできませんのでネジを短くします。
M6の4mmとか5mmがあればいいのですが、近くのホムセンにはありませんでした。
で、切るのにミニルーターの登場です。切断砥石で割と簡単に切れます。
低頭ネジはステンレスなので少し時間がかかりますが。
でも切っている時、切り屑が飛んできます。少々痛いです。
保護メガネ必須です。切断砥石が割れて飛んでくることも普通にあります。
安全第一で!
ルーター以外で切るのは、う〜ん、金のこでは分厚すぎてちょっと難しいですね。
糸鋸ならいけます。
画面奥の方、一山間違いました・・。問題はないので、このままにします。
切り口はヤスリがけしておきます。
ワッシャーがちょい干渉しますね。ワッシャーなしでいきましょう。
これで、蝶ネジを外すと持ち手が外れます。
もう片方にも同じことをして、完成です。
では、完成したところで何か焼いてみましょう。
食パンでは四つ切りでさえも100%消費期限内に使い切れませんので、惣菜パンにします。
食パンの場合、中に入れる具も余らせる自信がありますし。
ってことでエッグ&ベーコン。
なんとなくホットサンドメーカーで焼きやすそうだったもんで。
いちおう、チーズなど乗せてみましょう。カッコつけてみました。
ただ、このままではデカすぎますので、半分に折ります。
うむ、なかなか良い具合。
で、さらにカッコつけましてバターなど塗ってみます。
チューブ入りのやつですが。
パンなので焦げ付かないとは思いますが、念のため。
両面塗って、いよいよ焼きます。
情報によりますと、火加減は超弱火だそうですね。
しょっちゅう中を開けて確認しながら焼いてます。チキン野郎です。
ホットサンドメーカーに関しては、全く問題なく機能しています。
出来上がり。
レタスやらトマトやら添えると良さげですが、ウチにはそんなもんありません。
でも味はグッドです。まあ元が惣菜パンなので当たり前ですが。
マズくできたら、それはそれでスゴイですからね。