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本気のレザークラフト〜ナイフシース2

2022年03月20日 | Weblog

さて、前回の続きです。

ナイフシースを完成させます。

ここで、シースのブレード部分の形に合わせて床革を切り出します。

ギボシの位置に穴を開け、少し切り込みを入れておきます。

同時にシースのハンドル部分?を馬革で切り出します。

一枚では柔らかいため補強の意味と、床革を着けた時の段差を少なくするためです。

ただ、写真の右端はベルトループにしますので、折り返し部分までです。

そして合体。周りを縫います。

特に刃の峰側が分厚いので、かなり大変です。

菱目打ちでは下まで貫通しませんので、菱ギリを使って縫い穴を開けております。

で、写真の右上、切っ先の方ですが、これが失敗。

ギボシに干渉してます。

ねじ式のギボシなので、長めのビスで止まるなら、貫通させた方がいいですね。

ナイフを入れてみました。

特に不具合はなかったので、このまま挿入口だけウエットフォーミング。

形的にクランプでは押さえきれないので、紐で巻きます。

が、やはり短いですね。一応ナイフは止まるものの、逆さにして揺らすと落ちます。

刃物ですので、まあ固定ベルトはつけるつもりでしたが。

固定ベルトも取り付けました。

完成まであと少し。

では最後のパーツをつけます。

シース全体をトレースし、馬革を切り出し、裏側に取り付けます。

写真左側がベルトループ。一枚革にしますので、補強パーツと同じくカットしてます。

そして縫うのはハンドル部分のみとなります。

うん、分かりにくい。

ブレード部分はギボシで止める仕様です。

間に床革を挟んでいます。めっちゃズレてますが・・。あとで修正。

この床革を革砥として使います。取り替え可能です。

初めのアルミ板の意味がお判りかと思います。

こんな具合です。革砥付きシースです。

革砥で研ぎつつ使うことができます。白棒にするか青棒にするか迷ってますが。

取り外せるので、2枚用意してもいいですね。

普段はこの状態です。

ちょっと浮き気味ですが、表からは分からないのでいいでしょう。

設計が甘いところもありまして、いくつか失敗点がありました。

とはいえ自分使いであれば十分でしょう。

同じものをもう一度作るなら、もっとクオリティは上がるはず。

作りませんけどね〜。

もし作るなら、モーラナイフでしょうかね・・



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