では続きと参ります。
次は橘寺。
聖徳太子が生誕された場所だそうです。
そして聖徳太子建立七大寺の一つです。
こちらが本堂。
そばに二面石というものがあります。
時代は分かりませんが、昔の飛鳥地方の人たちは石が好きなんですかねえ。
建立時は五重塔もあったそうで、当時の仏教の力は大きかったんでしょうね。
では続きまして、飛鳥寺へ向かいます。
こちらは蘇我馬子が建立し、現在は小さなお寺なのですが、建立当時はかなり広かったようです。
一度全焼し、何もなくなったのですが、かなりの年月が経ってから再建されたとのことです。
こちらが御本尊の釈迦如来坐像。
銅製で本来は金で塗られていたそうですが、剥げております。
修復を重ねられていますが、一部は当時のものだとか。
で、向かって右側に阿弥陀如来坐像。
その反対側、向かって左側に聖徳太子像があります。
めっちゃ美形ですねえ。
本堂にはこんなお庭も見ることができます。
そのほか、お寺の現在の敷地を出ますと、蘇我入鹿の首塚がありました。
それでは最後、石舞台古墳へ行きましょう。
蘇我馬子の墓といわれております。
もともとこういった形のお墓ではなく、これは石室。
当時は土が被せられ、古墳の状態であったものが、土がなくなってこのようになったそうです。
なんで無くなったんでしょうかね?
千数百年前の話ですから正解は解りませんが、人間の考えることなんて変わってないと思ってます。
案外、途中でクライアントが金なくなったとかで、初めからこうだったのかも知れませんね。
以上で飛鳥は終了です。
いやあ、結構歩きました。しかし明日香村はのどかで気持ちがいいです。
また次、どこかへ行くのが楽しみですね。