今年、2022年の頭からボチボチ作ってましたナイフシースです。
タイトルの本気というのは、まあ本気でやろうと思った、ってことでひとつ。
やっぱり設計図とか型紙は大事ですわ。
とはいえ、自分で使う分のワンオフですからねえ。
どうしても現物あわせになったりしますし。
とにかく、今回はDURATECHナイフのシースを作ってみました。
もともと革のシースはついているのですが、オリジナルに変えたいと思いまして。
では始めます。今回も長いので、2回に分けようかと思います。
アルミ板を適当に刃の形の一回り大き目に切り出します。厚さは1mm。
地味に時間かかりました。糸鋸で切って、バリをヤスリで取っています。
それよりも、なんでアルミやね〜ん、と思われるでしょうが、まあ後ほど。
で、シースのおおよその形を決めます。ホントに適当。
ある程度滑らかに清書し、ここは型紙作ります。
シースの表側も切り出さないといけませんので。
といっても、ボール紙に直接書いて、ハサミで切り抜いただけですが。
では革の切り出し。
今回の革ですが、馬の革らしいです。
このくらいの大きさが4枚入って1000円くらいだったと思います。
馬の革って高かったような気がするのですが、ハギレとはいえ本物でしょうか?
確かに牛革とは違いますけど。
こちらの革の厚さは1.5mmくらいでしょうか。
場所によって、何枚か重ねないといけなさそうですね。
内部は床革を使います。
ナイフの厚みに合わせて、何枚か重ねます。今回は3枚で大丈夫でした。
アルミの板を茶色の革に貼ります。ボンドでつけてますが、正直くっつきません。
まあしばらくズレなければいいので、問題なしです。あとで周りを縫いますから。
中身も合体させます。ナイフの刃の形にピッタリ合う感じです。
アルミ板付の茶色革と内部を合体。
刃側は床革一枚、刃先は二枚、背側は三枚重ねます。
段差は革包丁ですいて、滑らかに。
一番下にアルミ板がついてる状態です。
こちらの本体、四隅にギボシをつけます。
これが失敗で、せめて内部の革ごと付けるべきでした。
できれば完成後、シースに穴開けて、長めのネジで止めるのが一番ですね。
使っているうちに革が剥がれてきそうです。
ギボシの外側を縫えばいいのですが、ご覧の通りそんな余裕はありません。
ではここで、ちょっと別の作業を。
というのも、シースの表側というか上側というか、何もないと寂しい感じですよね?
自作っていうのをアピールするためにも、何か欲しいところです。
で、小さめのフォールディングナイフのシース。
こちらはウェットフォームです。
入れるナイフはIC.CUTのHIRO originalです。
かなり前に初めて買った、ちゃんとしたナイフですね。
ホックもつけます。
で、こちらのを取り付けるシースの表側というか上側の革を切り出します。
それでは取り付け。
接着部分に傷をつけて、フタになる革も着けます。
ぐるっと菱目打ちで穴開けて、縫っていきます。
取り付け完了です。
この本体表側のパーツですが、少し長さが足りませんでした。
DURATECKナイフのハンドルにかかる部分が短めで、気持ち中途半端です。
では今回はここまで。
次回は組み立てていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます