三丁目の夕日の乗車記

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【平日便】京王ライナー34号乗車記

2019-03-21 15:30:22 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年2月22日の京王電鉄ダイヤ改正で初登場した上り京王ライナーに初めて乗車してきましたのでレポします。ここは平日朝8時30分過ぎの橋本駅です。2019年2月22日に京王線でダイヤ改正が実施され遂に新宿行きの上り京王ライナーが誕生しましたこの、上り京王ライナーは下り京王ライナーと同じ京王八王子発の京王線系統と橋本発の相模原線系統の2ルートが設定されています。今回は後者の相模原線系統の2本目にあたる橋本8時49分発の京王ライナー34号に乗車する事にしました。と、言う事で座席指定券を事前に購入していないので改札口外の券売機で京王ライナーの座席指定券を購入します。ちなみに券売機で購入する場合は座席は自動で振り分けられてしまうので座席位置を選ぶ事は出来ません。また、座席指定券の販売は発車時刻の3分前に終了してしまうので注意が必要です。早速、座席指定券を購入してホームに向かいます改札口階からホームに向かう階段の場所には京王ライナーの号車案内が有りました。これ、地味に有難いんですよね…逆側には勿論、1〜5号車の号車案内が有ります今回は4号車が指定されたので、こちら側の階段を使いホームへ…ホーム上には各号車の乗車位置に京王ライナー専用の乗車位置案内が設置されていました。これは各号車1つのドアしか開かない為で、乗車位置制限は橋本駅のみならず京王ライナーの全乗車駅で実施されています。暫くすると乗車する京王ライナー34号に充当される5735Fが回送されてきました。運用としては出庫した後に橋本6時20分発の京王ライナー32号として新宿まで運行され、各駅停車桜上水行きとして折返し、桜上水から橋本まで回送されて今回乗車する京王ライナー34号として運行されることになっています。ホーム上のフルカラーLED表示板では京王ライナーはピンク色で表示されています。車両側の前面・側面LED表示も記録しておきます



発車時刻が近づいてきたので、乗車する事に…車内LCDも勿論記録しておきます。相模原線系統の新宿行きは今回の2019年2月22日に実施されたダイヤ改正で初めて設定されましたちなみに停車駅は下り京王ライナーと同じで、橋本を出ると南大沢、京王多摩センター、京王永山に停車し京王永山から終点の新宿まではノンストップとなっています。そんな感じで撮影していると発車時刻になり、8時49分に定刻通り橋本を発車しました。
橋本発車時点では車内は空席がかなりある状態で、1両で15席弱が埋まっていました。

列車は橋本を発車すると一瞬だけ東京都町田市を通り、南大沢が位置する東京都八王子市に入りました。
橋本駅発車時点で先行電は2駅先の南大沢駅手前を走行している為、かなり速い速度で走行していました。

そして8時52分に初の停車駅である南大沢に到着しました。
到着の際にドアを開ける前に車掌が車外スピーカーを使用して京王ライナーである旨の放送を行っていました。
南大沢ではかなりの乗車があり、空席が少なくなりました。

南大沢を発車すると京王堀之内を通過して多摩市に入り8時57分京王多摩センターに到着しました。
先行電の快速本八幡行きが遅延していた為、到着の際は交互発着する形となりました。
京王多摩センターでは10名弱の乗車があり空席が殆ど無くなりました。

京王多摩センターを発車すると小田急多摩線と併走しながら走行し9時1分京王永山に到着しました。
京王永山では全ての座席が埋まり満席となりました。
運行開始日から日が経っていたので車内に同業者と見られる方はおらず、通勤客が殆どだったので上手く「朝ライナー」も定着し満席となっているようです。

最後の途中停車駅である京王永山を発車すると次の若葉台で先行電の快速本八幡行きを追い抜きました。
若葉台からの先行電は1本前の京王多摩センター始発の快速本八幡行きになりました。
しかし、こちらは既に5駅先の調布駅手前を走行している為、影響を受けることも無く高速で稲城市内を抜けてJR南武線との乗換駅である京王稲田堤を9時8分に通過しました。
その後も比較的順調に走行し高架で多摩川を渡ってから一気に地下に入り大きく右カーブして9時11分に調布を通過しました。

八王子方面からの京王線と合流し、連続立体交差事業で2012年に誕生した地下区間を走行し柴崎でトンネルを出ると先行電に接近している為、減速し徐々にノロノロ運転となりました。

列車はノロノロ運転をそのまま続け9時19分に千歳烏山を通過しました。
千歳烏山から先も明大前手前を先頭に八幡山の辺りまで遅延している先行電が詰まっている為、停止寸前の速度で芦花公園、八幡山とゆっくり通過していきます。

八幡山では先行電の快速本八幡行きを追い抜きましたが、すぐ先を各駅停車新宿行きが走行していた為、速度を上げることが出来ず加減速を繰り返しながら微速で都心方面に向かって走行していきました。

その先の桜上水で先行電の各停を追い抜くと速度を取り戻し軽快に走行して9時26分に明大前に到着しました。
なお、明大前は運転停車として停車するだけなのでドア扱いは実施しません。
これは下り京王ライナーと同じですね…

明大前を発車すると笹塚を通過し地下区間に入り駅手前で一旦速度を落としながらも順調に進み9時33分に4分遅れで終点の新宿に到着しました当日は安全確認などの影響で新宿駅到着が遅れてしまったので、定時性などに関してはノーコメントとしますが、居住性や快適さは同時間帯の京王線列車と比べると遥かに良く朝のラッシュを避けて快適に通勤・通学をする事が出来そうです。個人的に全席にコンセントとWi-Fiが設置されているので朝から作業が捗りました。
(地味に有難いサービスです…)さて、ここまで乗車してきた5735Fですが、新宿駅到着後は各駅停車桜上水行きとして折り返していく事になります。なお、この際に5000系が一般列車(つまり京王ライナー以外)として運用される際に基本的に座席はロングシート状態にして運行されますが、この各駅停車桜上水行きのみクロスシート状態のまま全区間運行されます。いわゆる「乗り得列車」という訳です。
ちなみに、座席の向きは変わっていないのでそのまま着席すると進行方向と逆方向を向いて座る事になります。
ですが、座席は手動で回転出来るのでご安心を…たまに進行方向に向かって着席しないと酔ってしまう方なども居ますからね…ちなみにこの各駅停車桜上水行きですが、たった5駅先が終点という事や4分前に新宿〜桜上水間を走行し高尾山口へと向かう各駅停車が新宿駅を発車する事などから、殆ど乗客は居ません。回送列車を営業運転している感覚に近い物となっています。そんな感じで撮影していると発車時刻になり、桜上水に向かってゆっくりと発車していきました終点の桜上水までの所要時間も10分弱と短いのでお試しがてら乗車してみようかと思いましたが、今回は時間の関係上諦める事に…また、京王八王子発の京王線系統の京王ライナーに乗車した時にでも乗車してみたいと思います。駅構内には今回のダイヤ改正による上り京王ライナー運行開始と朝ラッシュ時間帯の準特急増発を知らせる広告が至る所に掲示されていました。京王ライナー関連では「Mt.TAKAO号」と高尾山口発の臨時京王ライナーなど他にも色々乗ってみたい列車は有るので、機会を見つけて順に乗車していきたいと思います。以上、京王ライナー34号乗車記でした!!