gooブログが終了するということを聞き、ちょっと驚いています。いつまでもこのままブログを続けられると思いこんでいたのです。
引っ越しする方法なども書いてありますから、今までのものを、そのままほかのブログで載せられるし、続いてできるということのようですが。
今は、携帯電話が主流になっていき、固定電話やそれに関係したものは続けられなくなっていくのでしょう。
ブログだけではなく、ADSLも中止するという知らせが届いています。いろいろな手続きをしなくてはならず、ちょっとしんどいなあと思っています。
こんな風にずっと続くと思っていたのも、少しずつ変わっていき、時にはアッと思うような変わり方をするものもあります。
だんだん高齢になり、できれば、今までのまま変わらず過ごしたいと思う私などには少し辛いこの頃です。
gooの中止のニュースに驚いたので、こんなことを書き始めたのですが、本当は、チャーリーのことを書こうと思っていたのです。

わが家のヨークシャーテリアのチャーリーは15才と7か月になります。年を取り、目も耳も不自由で、あまり食事もとれなくなっています。歩くのもふらふらとしますし、トイレも間に合わなくなり、少し手前でやってしまうこともあります。
以前は、私たちが庭に出たら、一緒に出ていました。今は、出たいけれども不安、という感じで窓から外を眺めています。先日暖かい日に、チャーリーのお尻をちょっとおして、一緒に庭に出たのです。
庭でも以前は走ったり探検したり、いろいろ楽しそうでしたが、今は目が見えないために、どこに行くのも不安な様子です。それでも、家の中でずっと寝ているときと比べると、楽しそうに見えました。

私も体調があまりよくないので、「チャーくん、もうお家に入ろうよ」といって、テラスのほうに連れて行こうとしました。でも、どうしても庭のほうに出ていきます。そして、玄関の前に着くと、そこで座ってしまいました。
「チャーくん、玄関はカギがかかっているから入れないよ」といってテラスに連れて行こうとしますが、おろすとすぐに玄関の前に行って座ります。そして、吠え始めました。
それは、「僕は、このうちの子だから、ここから入るの」といっているようでした。それで仕方なく、チャイムを押して、母に玄関の鍵を開けてもらいました。
チャーリーはすまして、玄関を入り、とんとんと上がっていったのです。出かけた時は、玄関から入るというのがチャーリーの習慣です。それを思い出したのでしょうか、玄関から入ると聞かなかったチャーリーをかわいいと思ったのです。

年を取り、いろいろなことが不自由になったチャーリーの、「僕はここの子」という姿を見ていると、自分の居場所を知っているということで、自分を認識していくのだと思いました。
長く生きていると、いろいろなことが変わっていき、それでも変わらない姿をとどめるものがあり、そこに心を動かされることがあるのだとチャーリーを見ていて思ったのでした。
