11月8日に75才になります。病気で足も痛むし、体も痛みます。たくさんの薬と鎮痛剤を飲み、出かけるのはほとんど病院だけ、という毎日を過ごしています。
夫が倒れ、病気になり、思わなかった日々を過ごすようになってから、それでも、将来ということを考えもせず、ひたすら毎日を生きていました。
夫が亡くなってからもう2年がたち、少し落ち着いてきたのでしょうか、この頃、気持ちにはりがありません。少し前までは、そんなに疲れたということも感じなかったのですが。
なぜかなーと思うと、やはり年を取ったせいが大きいかもしれません。体力が少しずつ無くなり、夫と話すこともなくなり、将来のことを考えると、真っ黒な画面が見えるだけです。
今は、もうすぐ100才になる母と、15才になったチャーリーと暮らしています。母もチャーリーもその年齢にしては、とても元気な様子ですが、私の病気や体調のことも合わせてみると、細い綱の上を渡っているように思えます。
妹が月に何回か泊りに来てくれて、いろいろな用事をしてくれますから、とても助かっていますが、妹も今年71才になりました。二つの家の用事をする妹の健康も考えてしまいます。
私にとっては、何も見えない未来の様子ばかり、これからどうなるのかしらと、不安が押し寄せてきます。きっとそういうことがストレスになり、落ち込んでいるのでしょう。
毎日、映画やアニメを観て、本を読み、家事も手抜きで、インターネットでほしいものを探して買い物している私は、とても気楽な老人と見えるでしようが、実は、とても悩ましい老人なのです。
人は年を取ると不幸になるよ、といった夫の言葉を思い出します。年を取ると、体も心も痛めつけられると痛感しています。
先日、免許証を受け取りに行ったら、その写真がひどく年をとって写っていたことに傷ついてしまいました。
毎年庭の柿の木に100個くらいは実がなるのに、今年は、100個青い実が落ちてしまい、取れたのは、15個ほど。それも鳥につつかれて、無残な形になり、全部捨ててしまいました。
あまり蛇が出なかった最近でしたが、今年は黒いカラス蛇が何度も庭に現れて、みんなで身を縮ませてしまいました。
もっともっといろいろな不幸がありますが、このくらいで。今は、体は仕方ないので、心に元気が戻りますように、と願っています。
この頃は絵を描くことができません。心に力がないのです。自分の心が力を持たないと何かを作るのは難しいですから。自分が何か作り出せるようになりたいと思っています。
そんな風で、今月はほとんど何も書くことができませんでした。寂しいブログを少しにぎやかにと、こうして書いています。