marieちゃんのパパ日記

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暁と夕の詩

2010-10-20 10:58:54 | 日々のこと
昨晩もセントラルでファイトアタックビートやって、しっかり汗して帰宅。

当家のマリーは陽気が涼しくなるとソファーで寝る。
家を建てたときに有り金叩いて買ったイタリア製の3人掛けソファー、当時は50万もしたのだった(とってもBubblyなんだな)
彼女の場合、眠る場所は決まっていない
そのときの気分なんだろうが何処でも寝るというか、大概は私の足下に寄り添ってゴロリだ。
まぁゴールデンの一日は、食べているとき以外は殆ど寝てるわけだが~

昨晩は、汗してきたこともありベランダのドアを開けちょっと寒い空気を取り入れていたこともあるが、ソファーに登ってすやすやと寝息を立てていた。
その横でビールを呑みロッテ優勝のニュースを報道を見ていたのだが、身体をなでながらふと立原道造の詩が脳裏に浮かんだ、秋だなぁ~。

とてもやさしい「暁と夕の詩」という詩だ、その一節

眠りの誘ひ

おやすみ やさしい顔した娘たち
おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)

私はいつまでもうたつてゐてあげよう
私はくらい窓の外に さうして窓のうちに
それから 眠りのうちに おまへらの夢のおくに
それから くりかへしくりかへして うたつてゐてあげよう

ともし火のやうに
風のやうに 星のやうに
私の声はひとふしにあちらこちらと

するとおまへらは 林檎の白い花が咲き
ちひさい緑の実を結び それが快い速さで赤く熟れるのを
短い間に 眠りながら 見たりするであらう