情熱の真空管 サイト
ぺるけさんのMini-Wattersの中から 推奨バージョン6N6P全段差動PP 2012年V.2を制作したい
ぺるけさんは難病に侵され FETやトランジスタの選別部品の配布が終了しています、
作ろうと思えば 選別のための治具から制作の必要が有ります、大変です。
トランジスタ式のアンプの制作も視野に入れて制作する事に
あまり奇麗では有りませんが 機能すればよいので、
国内での入手が難しい2SK30A-GR 2SK117-BL 2SK170-BL をeBayで50個単位で購入し選別します。
Idssとbiasで選別ペア取りします、4個同じIdssしかも指定されて数値の選別は大変です。
50個の内20個はペアには成りません残る30個も色々な数値の集団に成ります、
トランジスタのhFEも同様にペア取りします、1台しか制作しないのでしたら止めたほうが良い
ぺるけさんの回路はそれほど難しくは有りません、制作の手順も丁寧に説明されています。
しかしながら5%抵抗でしたら 選別の必要が有ります、左右の数値をほぼ同じにね。
電源部 ツエナーダイオード2個で32Vの部分は要注意
アンプ部のハンダ付けは3個の部品が重なる所は要注意 つい2個でハンダしてしまいます。
今回は2SK30A-GR 定電流部分を 3.9mA と 4.2mA両方制作 途中の抵抗も違いますがどのように
違うのかの検証、結果違いは有りません。
まずは電源部の電圧チェック 負荷が掛からないので少し高めの電圧+178Vが+198Vあとは問題なし、
アンプ部 21V は右21.5V 左21.3V 他はほぼ設計値
真空管6N6Pはウクライナから購入、ニキシー管を買うついでに安く購入しました。
シャーシー横の穴はDCバランス調整 テスターを差し込んで真空管の後ろの穴にある可変抵抗で
調整します、初め1mV以下にに収まらず 真空管を取り換えて1mV 以下に調整しています。
バスブースト はスイッチで切り替え スイッチ必要ないかも 入れっぱなしで良いと思う。
色違いで2台制作 1.6Wですが ノイズほぼ0 20cm位までのスピーカーは8ΩまではOK
交響曲のフルボリームはちと苦しいかも、室内楽、弦楽アンサンブルは大変聴き易い、ボーカル
は一番得意だと思います、パワーは無いけど静かに鳴らすには良い音出します。
小型で良いスピーカーが欲しくなります、がまん我慢 ですね。