心の休憩室 パート2

何度か中断していますが、書きたいことがでてくると復帰しています。

水曜の朝、午前三時

2012-01-05 23:30:00 | 読書
レビューが多かったので読んでみたけど、とてもいい
作品だったよ。

大阪万博が舞台だったけど、あの当時のころが重い
出されて懐かしい感じがしたよ。

オールド・ファッションド・ラブソングと書かれて
いるけど、今でもこういうラブソングがあるんじゃ
ないのかなぁ。

「さあ、今度はあなたたちの番です。何も難しく
考える必要はありません。人生は宝探しなのです。
嫌でも歩き出さなければならないのだし、それなら
最初から宝探しと割り切った方が楽しいに決まって
いるではないですか。そう、楽しめばいいのです。

旅の途中には多くの困難があるでしょう。世の中は
好きになれない人間、同意できない人間でいっぱい
です。中には嫉妬や憎悪、悪意など、あらゆるマイ
ナスの感情を持って、あなたの冒険を邪魔しにかかる
人間もいるでしょう。私の前にも、そんな人たちが
何人も現れました。そのたびに、私はいちいち彼らを
憎んだし恨んだりしたものだけど、いまでは感謝
さえしています。皮肉で言うのではなく、ああした
人たちがいなかったら、せっかくの宝探しもひどく
なっていたと思うから。

迷った時は急がずに立ち止まりなさい。慌てたって、
いいことは一つもありはしないのです。物事を理性
的に、順序立てて考えるのは悪いことではないし、
勉強や読書は常にあなたの助けになってくれるで
しょう。でも、これだけは忘れないように。何にも
まして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何を
したいのか。何になりたいのか。どういう人間として、
どんな人生を送りたいか。それは一時的な気の迷い
なのか。それともやむにやまれぬ本能の訴えなのか。
耳を澄まして、じっと自分の声を聞くことです。歩き
出すのは、それからでも遅くはないのだから」

人生は宝探し、

こう思ったら、生きていくのが楽しくなるね。