アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

50MHz AM/SSB受信機の復活を目指して その17

2016年09月06日 | 50MHz AM/SSB受信機


【2016.09.05】
8Ωのダミー抵抗内臓のスピーカー(写真中央)が完成し、受信機の特性を測定する準備が整いつつある。
このスピーカーは、口径が約10cmで受信機のフタに取り付けた小さな口径の内臓のスピーカーと比較すると明らかに低音が良く出る。
測定を開始するにあたり、久々にTRIO(現KENWOOD)の真空管式オシロスコープ CO-3Kにも火を入れて目を覚ましてしてもらった。


CO-3KのKは「キット」を意味するが、このキットを製作したのは私の高校時代の物理の先生で、当時オーディオマニアだった先生から私の手元に回ってきたのは30年以上前の事だ。
この先生には、電気の事を色々教えて頂いた。
このオシロスコープを操作して、初めて電気信号と言うものが目に見えた時の感動は今でも忘れない。
そして、このオシロスコープが現在でも動くことを確認し安心した。
さて、受信特性の測定だが、とりあえず50.1MHzのAGC特性を測定してみることにした。
測定方法は、音量ボリュームは最大に設定し、SGからの信号は50.1MHz AM30%変調とした。
測定結果はSG40dBでオーディオ出力が1.4Vrmsに達し、その後SG86dBまでは、ほぼ一定のオーディオ出力を保つ。
SGが86dBを超えた辺りからオーディオ出力波形が乱れて出力が低下する。
SG89dBでは、0.9Vrmsまで低下することを確認。
とりあえず今日のところは、この位にしておこう。

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