アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

14MHz受信機のノイズ対策

2018年07月29日 | 14MHz SSB無線機


【2018.07.29】
上掲の写真は、本日午前5時の我が家の風呂場から見た空の様子。
昨夜は年1回の中学の同級会で盛り上がり、久々にべろんべろんになるまで飲んだ。
中学を卒業して42年になるが、今回は男女合わせて17名が集まった。
深夜に千鳥足で帰宅し、そのまま床で寝てしまい気が付いたら朝5時だった。
来年の幹事を依頼され、二つ返事で引き受けた。
また来年の夏に、皆に会うのが楽しみだ。

<ヘッドフォンから聞こえるノイズ>
さて、ここからが自作した14MHzの受信機の改善事例の本題。

音量ボリュームを一杯に絞っても、ヘッドフォンから「ジー」と言う小さなノイズが聞こえる。
オーディオラインにパスコンを追加してみるが、全く効果が無かった。
オシロスコープを使ってDC12Vラインの波形を見ると、このノイズの正体が見えた。
写真の波形は「ぼやけて」いるが、オシロスコープのフォーキャストがズレている訳では無く、この様な波形として観測されたものである。
<解決までの経緯>
カウンターユニットの電源(DC12V)は配線の長さの関係上、下図の様にVFOユニットの端子から取り出していた。

<カウンターの動作を止めるとノイズが消えた>
下図の様に、カウンターユニットの電源コネクターを外しカウンター表示機能を止める事によってノイズが消える事が確認できた。

<カウンターユニットを外部の別電源で動かしてみる>
カウンターユニットを動かしてもノイズが出ない様にできないものか。
試しに外部から別電源でDC12Vを供給して見ると、ノイズは全く発生しなかった。(下図)

<全てのDC12Vを外部電源で供給したらどうなる>
下図の様に、DC12Vライン全てに外部電源から電圧を印加してみた。
効果を期待したのだが、残念ながらこの方法ではノイズが発生した。

<辿り着いた終着点>
下図の方法でノイズに別れを告げた。
これでヘッドフォンからの不快なノイズは消え、快適になった。

前回の「14MHzの記事」でアースポイントの難しさについて触れたが、今回は電源を取り出すポイントで同様の難しさを体験した。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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役に立った (onecat01)
2025-01-09 18:45:27
 bhf0hjさん。

 何でアンタが、「役に立った」というリアクションマークを押すのかと言われても、

 「役に立った」と感じるから押します。「ねこ庭」の第六感です。

 分かる人にはわかると思います・・・。例えば、奥様。
返信する
役にたった (bhf0hj)
2025-01-09 20:05:46
onecat01さん こんばんは

私も「役に立った」と感じるから押しています。
深い理由はありません、私の第六感かも知れません。

役に立っていることは確かです。
いつもありがとうございます。
返信する

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