アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

ゲルマラジオの実験-23

2019年11月21日 | ゲルマラジオの実験


【2019.11.21】
11/16(土)~17(日)にかけて、低周波アンプへのメーター取り付け加工を行った。
厚さが0.5mmのブリキ板とは言え、14mm×35mmのメーター取り付け用の穴の加工には苦労した。

<スピーカーの配線を外す>
ケースから上蓋を分離する為に、スピーカーの配線を外す作業から入った。

スピーカー端子の半田を「半田吸い取り線」で吸い取り、端子にからげた線を上下に動かしながらゆっくりと外す。
線長に余裕が有れば、端子の近くで切って再半田する方法も有る。

<お粗末な結果>
さて、スピーカーの配線を外し上蓋とケースを分離して上蓋の追加工に入った。
穴をあける位置は、スピーカーの直ぐ下である。
加工を開始してから気付いたのだが、電気ドリルがスピーカーに当たって穴があけられない。
「想定外」だった。
スピーカーを止めている4か所のネジを外して上蓋からスピーカーを撤去した。
それから必死になって穴あけ、ヤスリ掛けを行い漸く取り付け穴の加工が終わったのは、11/17(日)の日が暮れてからだった。
屋外での作業だった為、すっかり身体が冷えてしまい風をひくといけないので風呂を沸かして飛び込んだ。
湯舟につかりハタと気が付いた、「最初からスピーカーのネジを外せば良かったのだ、配線を外す必要は無かった」と・・・
私はいつもこんな調子で有る。

<メーター周辺の回路図>

メーターにダイオードを2本、コンデンサを2つ付けて有る。
4.7μFの電界コンデンサは、当初0.01μFのセラミックコンデンサを付けたのだがオーディオ周波数に対しては、リアクタンスが高くメーターが振れない為、カットアンドトライの末に選定した。

<動画で紹介>
11/20(水)の夜、信越放送(SBC)で「銀河鉄道999」のテーマソングが流れて来た。
この映画を見たのは私が19歳の頃だったが、もう60歳が目前で有る。
映画の中で「トチロー」と言う呑兵衛の天才的な造船技師が登場するのだが、私は引きつけられた。
あっと言う間に40年が過ぎた。

それでは、「銀河鉄道999」のテーマソングでメーターが振れる様子をご覧ください。


鉱石ラジオの実験 23

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2 コメント

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素晴らしい音 ( 歌 ) (onecat01)
2019-11-24 10:54:42
bhf0hjさん。

 鉱石ラジオで、こんな音が聞けるなど、信じられません。私の記憶にある鉱石ラジオの音声は、それこそ、音でしかなく、歌手の音声まで聞かせるとは・・、信じられないの一言です。

 しかもこのような、何とも変哲のない部品で、こんな歌声が再生されるなんて・・・。

 あなたの頑張りと、腕と、失敗にめげない度胸と、驚くばかりです。貴方と年代が違いますので、「銀河鉄道999」は知りませんが、心からのお祝いを申し上げます。

 次回は、風邪をひかない用心を忘れないように・・。
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アナクロニズム (bhf0hj)
2019-11-24 11:26:44
Onecat01さん

世の中にスマホが登場し、便利になりました。

そして、時代は「4G」から新しい通信規格の「5G」へと移行し近い将来、大容量、高信頼、低遅延通信が
実現すると言われています。

しかし、「時代逆行人間」の私はそういう事には余り興味が有りません。

将来、AMラジオ放送も無くなると言われていますが、それが無くなっても鉱石ラジオの実験を続けたい思っています。

お元気でご活躍ください。

コメントを有難うございました。
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