【2021.05.09】
回路シミュレータについて他所様の活用事例を見ると「そんな事もできるのか!」と驚く。
いつかは近付きたいと思いつつ、今回は検波用ダイオードの1N60の動作について検証を行った。
<変調器の存在を知る>
コンポーネントの中に「modulator」と言う変調器が有ることを初めて知った。
この変調器と1N60を組み合わせれば、検波の様子が見られる。
そこで、下の写真の回路を描いてみた。
回路図中の「A1」が変調器である。
<現物の様子とシミュレータの比較>
これが最も興味のあるところ。
回路図中の「A点」と「B点」について、それぞれ実際の部品を使った波形とシミュレータの波形を比較してみた。
まずは、A点に於ける検波前の波形を設定した。
搬送波周波数:1000KHz
変調方式:振幅変調 (AM)
変調周波数:1000Hz
変調度:100%
下の写真左側が現物を使ったもので、右側がシミュレータ上のものである。
振幅レベルは、どちらも600mV P-Pとした。
この条件で、回路図中の「B点」の波形を観測した。
波形の形は殆ど同じだが、振幅レベルが約2倍違う。
何故2倍の差が出るのかわからないが、今はこの結果だけで十分に満足である。
やっていて楽しいと感じる。
<部品の値を変えてみる>
現物はブレッドボード上に配置しているから部品交換は簡単。
回路図中のC1を22pFから100pFに、R1を4.7KΩから470KΩに変えてみた。
その結果が下の写真。
これまた振幅レベルが約2倍違う。
しかし、波形の形状は現物に近い。
「どこをどういじれば、どの様な変化が生じるのか?」
「何故そうなるのか?」
楽ありゃ苦も有るさ・・・。
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