アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

ベランダのTVアンテナを撤去した

2019年06月17日 | 日記


【2019.06.17】
我が家のTVアンテナは、ベランダから突き出したポールに取り付けてあった。
一年程前から調子が悪くなり、雨の日は全く映らなくなることが度々あった。
アンテナを交換しようと思ってから、あっという間に1年が過ぎてしまった。

<代替えのアンテナ>
約1年前にホームセンターで「屋外用地デジアンテナ」を¥13000で購入した。
購入後すぐに、ベランダに置いて試して見たが、どうも上手く行かない。
2階の窓際で、良く映るポイントを見つけたが部屋の中では邪魔になるしケーブルの配線が困難だ。
本来、「屋外用」なのだが外壁に取り付ける気は起らない。
屋根の上は、アマチュア無線のアンテナで設置するスペースが無い。
では一体どうすればよいのか?

<屋根裏アンテナの実験>
ならば、屋根裏へ設置してみようと思い立ち、初めて我が家の屋根裏に忍び込んだ。
屋根裏への潜入口を探すのも楽しいものだった。
潜入口は、2階のクローゼットの上部に有った。
初めて見る屋根裏の様子は異次元の世界で不思議な魅力を感じた。
下の写真は1年前に撮影したもので有る。

<ブースターと分配器を発見>
屋外のTVアンテナから引き込まれた線は、ここに来ていた。
ここに、地デジアンテナの線を接続すれば映る筈だ・・・

簡単に成功する筈だったが、全く上手く行かない。
映る局よりも映らない局の方が多い。
ここで一端諦める決意をして、1年が過ぎ去った。

<再び屋根裏へ>
先週の土曜日、6月15日は朝から雨で最高気温は16℃に達しなかった。
カミさんは友人と会う為に、10時過ぎに外出した。
「今回こそアンテナの設置を成功させて、帰宅したらビックリさせてやる・・」
そう思った私は、屋根裏に潜り込み策略を練った。
「どこかに良く映るポイントがある筈だ」
屋根裏のあちこちにアンテナを置いては、その都度下りてきてテレビの映り具合を確認する。
こんな事を何回繰り返したか数えてもいなかったが、ある場所で極めて良く映る場所を探し当てた。
この場所の柱に地デジアンテナを養生テープと紐でしっかりと固定して、配線が分配器まで最短となるようにケーブルを加工した。
屋根裏の暗闇の中での作業で大活躍したのは、以前に自作した「七味唐辛子型LEDライト」だった。
こいつの使い勝手の良さに自画自賛した。

<柱に設置した地デジアンテナ>
この場所が最も良く映る場所だった。

<ベランダアンテナの撤去>
悪天候だったが、ベランダからの作業で無事に撤去する事ができた。
下の写真は、6月15日(土)18:25に撮影したもので清々としたもので有る。
未だアマチュア無線用のアンテナが1本残るが、これは外すわけに行かない。
夕刻に帰宅したカミさんは、「布団が干しやすくなった!!」と大喜び。
屋根裏アンテナによるテレビの映りも全く問題が無い。
1年越しの大成功である。

<テレビとラジオ>
梅雨に入り、テレビが映らない朝はカミさんとラジオを聴いていた。
テレビでは、凶悪犯罪の現場や痛ましい交通事故現場等が目に飛び込んでくる。
それも、殆ど毎朝である。
ところが、ラジオは何となく穏やかで雰囲気が違う。
「※※県の※※さんからのお便りをご紹介しましょう」とか「ここで懐かしい一曲をお届けします」等、ゆったりした雰囲気の朝になるのである。
朝飯も美味しく感じる。
これは、私達夫婦にとって貴重な体験であった。

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