1)教育哲学:根幹性の原理の適正
頭で完璧な人間像や生産者像を描き出す事による正負の側面が起こる。あまりに概念が立派過ぎて自己認識への満たなさを浮かべ、挑戦的な動態性が萎むようでは逆作用となり、失敗を恐れて、体を投じ現象を作る面が弱まる弊害が起こる。失敗や不足への過度な恐れを起こし動的挑戦の力が進まぬと、頭のでかい体の停滞状況を招く。体や感性の一次現象から確かな実感を通し正負の現象と対面し対応を図る実践的応用への視点が現れ、頭で描く理想概念について適当な体と感性の割合が進み、静的概念と動態性の程よい循環を意識した動静概念と規則性が描かれる。高い理想となる概念を抱きそれに及ばせるプラス性の力と働くか、自己の満たなさを感じ物怖じし足踏みや躊躇いを感じて抑制が過ぎるとマイナス作用が起こる。頭と体と感性の適度性なる尺度と観測の観点が起こる。頭と体と感性の程よい割合と相関を浮かべ概念と描き出され、稼働と概念の程よさに回り、概念の修正や更新を果たす動態の規則性が作られる。旅行に行くにも、過度にガイドブックによる予備情報を集める事に意識を投じ、現場で感じ作る側の意識が弱まる現象に相当する。「ここは危険だ」等と言う予備情報について実際状況と等しいか、過剰な警戒を作る事に及ばぬか。ガイドする案内のコースが示され、それに即して歩むか。道筋を自ら作り通るか等との違いを生む。根幹となる重要な原理は、多くの先人によって急所が抑えられ、それを後世に伝達する行為に及ぶ。しかし妙に事細かな領域観を吸収させるようであっては、内発的生産性が萎み主体的な創造力が弱まる事への危惧が起こる。妙に、外界からの強要的な型枠の提起について受動反応が強まり内発の創造性が推進されぬと生命力自体の脆弱化を招く。急所や肝となる原理の集約性へ及ばせ、根幹の確かな知見や作法を纏める創造が起こされる。大きな怪我の予防と良好な内発性を高めるような基礎が望まれる。これが哲学や文化の主要な関心と意図する探究と及んで、確かな洗練された原理を浮かべ少ない表現で強い基礎が構築され、個別専門の良好な形成と改善の持続に連なる根幹を作る力が注がる。確かな基礎が吸収され、どんな領域にも応用が回り、対応力の良性を実現する。予備情報を過剰に集め現場での創造が弱まると、どこかバランスの悪い体質に陥る。頭と体と感性の適正を探す事に至る。マニュアル化が過剰に進むと主体的な創造が萎み無機質な受動体質を深め、不健康な精神性を招く。頭からの入力について根幹性が抑えられ、自由度の幅の広がる創造と生態をとげる。これが教育なる生産の中心的な観点や課題と出現する。教育者の利益に偏らぬか、受講者側の利益へ意識が進み、過剰な概念と細かな指定を取り払い根幹の良性と内発性を作る制御に回る。妙な支配願望が強く、歪な精神による創造に嵌る事への適正化の観点が生まれる。自己生産性の整理が不十分なまま、自己の側の認識が弱いまま、意味不明性の概念や表現を示し受講側に「分からぬのか」等と転嫁をするような醜態がしばしば映る。質の悪いプログラムや教育者の歪性が生まれる。教育者自体も右から左にプログラムを流す性格に留まると、一向に中身の改善と向上に及ばず、それを受ける側へも乏しい利益か、逆に不利益を招く危惧が進む。根源の精神性の弱まりが、二次三次の創造に反映される。盤石な根幹原理が向上するほどに、現象の明瞭な良し悪しの峻別へ進む。支離滅裂な質の悪い整理されぬ羅列性の表現などが鮮明化する。生命観の実態が表現と現れる。有機的な体系観が起こり生きた生命が映り健康な精神性が伝わる。物質依存的な体質の利益吸収に偏るほどに、創造力の改善が停滞し、物質性を持って利益を求める規則性が強まる。精神面の劣化した創造者の不健全性の認識が起こる。構造的な面から支配的な手法を強め、生身の創造に真摯な対面を図らず、歪な性質が鮮明に現れる。頭が妙にでかく原理が良く整理されず、枝葉が生茂る体系に見る精神の歪性が伝わる。慢性的な盗み症や詐欺という質感が強まる。これらが言い換えると教育原理等となって肝要点が整理される。根の歪な教育者や指導者は根の歪な人間を作り広げられる。心理的情動面にどこか疑念が強まる。人間形成過程の適正を欠いたプロセスの不適正の予測が回る。これらの正負の体験と改善となり良好な文化様式の探究が進む。精神性と生物物質性というミクロの観点から主体性の適当な良し悪しを掴むことに及ぶ。保守やリベラルという抽象概念を活用する以前に、ミクロや根源の因果性の解明が求められる。この面が弱いと歪な概念と活用をもって自利を強める姿が出現する。土地に長く住むから土地への愛着が深まり、保守なる性格を見る因果性には現象の本質を欠いた概念を生む。人間の精神に見る良性が持続して、質実の良い感性に映る保守との違いを生む。体質を崩した物質依存性の強い利己的な地主なども出現する。精神性と物質性の観点から真相真価が浮かび上がり、健全性と肥満症との違いを見る。
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