私が最近悩んでいたことに、
「最近、各所で自分がまとまっていない。情報量がやたら多くないか?」と、
まとまりのなさを悩んでいました。
けっこう人と違ったことを考えていたり、相手とのピントがズレていたりすることは悩ましく、その相手はたいてい、
表面上だけは清潔な第一印象の人が多かったです。
本文中には各所に「それは何故か」を問うような記述があり、あらゆる事柄に対する根拠を言語化できるような姿勢を持たせようとする意図があり、
そしてそれが独りよがりではないためには、
実社会との繋がりで磨き上げられるしかないというのが、この一冊の首尾一貫としたコンセプトのように感じました。
私なりに思うに、
「本を読むだけで語彙力は身につかないし、当然、収入が読書量に比例して上がるはずが、あるものか!そんなはずはないでしょ!」
と、
昨今のインスタグラムにありがちな「意識高い系」な理論には、
我ながらに反したことを考えていました。
(所謂、「必勝法」的な、本屋さんの目立つ位置にある、装丁の派手な本も、ワタシはたいていガン無視ですし…w)
そんな中、「こうしなさい」「ああしなさい」というような、いかにもありがちな上から目線で狭めすぎる指図は、この中には書かれていません。
あくまでも、考え方としての記述となっていて、
第三者を納得させるにはどうすべきか、という観点で、ありがちな「必勝法」なんて書いてなくて、読み終えた後はどこか安心感がありました。
そんな中、文中に「千葉くん」という登場人物の記述に、作者の真意も全て含まれていると思いました。
「標準性、規範性をむしろ教師(担当者)が捨てて、一人ひとり違ってていいんだと、きみの思った通り、きみが言いたいように言えばいいんだ。
ただし、
きみの考えていることを、
ちゃんと説明してほしい。」
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