昨晩は、書き込みできなくてごめんなさい。(-_-;)
本日は、第5夜、又吉車掌に降りかかる災難とは。
>又吉は、このまま朝まで何事もなければと思いながら、車内を巡回していたのだが・・・・
このあと、又吉はとんでもないハプニングに襲われることに。
又吉車掌は、検札を終えて最後尾の車両まで戻ることにした。
1等車は、車掌長がいるので、駆け出し車掌の又吉には関係ないこと。
最後尾の車両に戻ることになった。
現在のように防護無線が発達していない時代、車掌による後方防護は重要な任務だったのです。
だって、もし列車が途中で停止してしまったら・・・・
当時はまだ、ATSも全線に整備されていないような時代でしたから、機関士なり車掌の働きが全てだったのです。
列車は、寂しげの汽笛を鳴らしながら、小さな駅を通過していきます。
既に、駅の照明は消えています、遠くに、所々町の明かりが見え隠れしています。
開いている客車のドアを閉めながら最後尾の車両まで後1両と迫ったとき。
前方から、闇をつんざくような声が聞こえてきました。
「誰か、捕まえて・・・、その人泥棒です。」
「私の財布を盗んだんです。」
中年の婦人が叫ぶ声が聞こえました、眠れない中無理に寝ようと努力していた人々も、「泥棒」の声に目覚めて、あわただしく周りを見渡しています。
年の頃は35歳くらいでしょうか、薄汚れた白のカッターに、ねずみ色のズボンを履いた男性が、右手に財布らしきものを握り締めて走ってきます。
又吉は、咄嗟にこの男が犯人に違いないと感じました。
司法警察員としての権限があるのは、車掌長だけですが、この場合は現行犯。
又吉は、おとこの前に立ちはだかるのでした。
「止まらないか」
又吉は強い口調で命じました。本来であれば車掌長に連絡して。その指示を仰ぐのが本来ですが時間がありません。
又吉は悩んでしまいました、さてこの結末は・・・・
また明日にでも。
本日は、第5夜、又吉車掌に降りかかる災難とは。
>又吉は、このまま朝まで何事もなければと思いながら、車内を巡回していたのだが・・・・
このあと、又吉はとんでもないハプニングに襲われることに。
又吉車掌は、検札を終えて最後尾の車両まで戻ることにした。
1等車は、車掌長がいるので、駆け出し車掌の又吉には関係ないこと。
最後尾の車両に戻ることになった。
現在のように防護無線が発達していない時代、車掌による後方防護は重要な任務だったのです。
だって、もし列車が途中で停止してしまったら・・・・
当時はまだ、ATSも全線に整備されていないような時代でしたから、機関士なり車掌の働きが全てだったのです。
列車は、寂しげの汽笛を鳴らしながら、小さな駅を通過していきます。
既に、駅の照明は消えています、遠くに、所々町の明かりが見え隠れしています。
開いている客車のドアを閉めながら最後尾の車両まで後1両と迫ったとき。
前方から、闇をつんざくような声が聞こえてきました。
「誰か、捕まえて・・・、その人泥棒です。」
「私の財布を盗んだんです。」
中年の婦人が叫ぶ声が聞こえました、眠れない中無理に寝ようと努力していた人々も、「泥棒」の声に目覚めて、あわただしく周りを見渡しています。
年の頃は35歳くらいでしょうか、薄汚れた白のカッターに、ねずみ色のズボンを履いた男性が、右手に財布らしきものを握り締めて走ってきます。
又吉は、咄嗟にこの男が犯人に違いないと感じました。
司法警察員としての権限があるのは、車掌長だけですが、この場合は現行犯。
又吉は、おとこの前に立ちはだかるのでした。
「止まらないか」
又吉は強い口調で命じました。本来であれば車掌長に連絡して。その指示を仰ぐのが本来ですが時間がありません。
又吉は悩んでしまいました、さてこの結末は・・・・
また明日にでも。
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