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みなさま、こんばんは。
一昨日のblogもおかげさまで、ランク入りすることができました。
大層なこと書いているわけでもないのですが、お陰さまで日記を書く際の励みとなっています。
さて、前回は高崎線に別れを告げて信越線に向かう直前でお話が終わっていたと思うのですが、高崎まではあくまで余興に過ぎません。
当時であれば181系「とき」も走っていたのでしょうがどういうわけか見た記憶が無いのです。
実は、今回の旅の目的の一つとして、EF63を撮影すること、そしてもうひとつの目的は〇〇○系電車を撮影することだったのですが。
これは、その時のお楽しみとしておきましょう。
高崎を出発した急行信州は、やがて66.7‰の急勾配である横川に到着、現在は線路が切られて居ますが、当時はここからEF63が後部に連結、峠道をグイグイ押し上げていくわけで広い構内には機関車がたむろしていました。
鉄道小僧の黒猫も負けじとホームに降りて撮影、200m程後方にEF63が重連で待機しています。
やがて、EF63は重厚なモーター音を響かせながら近づいてきます。
正面に見るEF63はたの機関車より一回り大きい・・・訳はないのですが、双頭連結器(客車や機関車と連結するための自動連結器と電車用の密着連結器の双方を持つ】と左側に設けられた数多くのジャンパー線が目を引きます。
夢中でシャッターを切る黒猫
当時はデジカメと違いフイルムですから枚数を気にしながら、財布とも相談しながらシャターを切っていきます。
出来上がった写真は結構お気に入りだったのですが何度かの引越しで散逸してしまう今は記憶の彼方になってしまいました。
構内係の誘導で、EF63は169系と連結しばし出発を待ちます。
発車時刻となり急行信州は長野に向けて出発、いよいよ急勾配に挑みます。
横軽区間については、鉄道雑誌などである程度情報を得ていたので驚きはしませんでしたがその急勾配には改めて驚かされました。
車内のテーブルがあきらかに傾いているのがわかるのです。
一般的な勾配であれば、遠くから見れば上下しているのが分かりますが乗車している分には感じないものです。
でも、ここでは、テーブルに置いた茶の容器が傾いているのですから。
さらに、レールから直接突き上げるような衝撃が伝わってきます。
これは、空気ばねを意図的にパンクさせて重心を下げているからだそうで、空気ばねのありがたみを感じることができる区間ともいえます。
ちなみに、アプト式の頃は逆に空気ばねをパンクさせずに走行したようです。
というのも、急行志賀に使われたキハ57がそれで最低地上高を空気ばねで調整していたようです。
ちなみに、横川SAにはキハ58をキハ57に改番の上設置されています。
おっと話が横道にそれてしまいましたね。
ゴツゴツと突き上げる感触を肌で感じながら、そして初めて体験する急勾配を感動しながら少し遅い朝食を峠の釜飯出とる黒猫だったのです。
まだまだ黒猫の旅は続くのですが夜も更けてきましたので、ひとまず筆を置きたいと思います。
今宵は、夢芝居(テレサ・テン)でお楽しみください。
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