昭和31年11月19日、全国ダイヤ改正のお話
11月19日は、「鉄道電化の日」と制定されているそうですが、東海道線全線電化が昭和31年11月19日であったことからだそうです。 東海道線の電化がここまで遅れた背景には、戦前は軍部が、戦後は電化は山岳区間などを中心に進めあっれる事となったという背景もあります。 最後まで残された、米原~京都間の電化により、特急つばめ・はとは電気機関車牽引となりスピードアップが行われますが、これ以外にも数多くの列車が設定されることとなりました。 今回は当時の国鉄部内向けの記事【国鉄線】を参照しながら、当時の時刻表と照らし合わせてお話をさせていただきました。 特に特殊列車と言われた、西海・早鞆・十和田は占領軍当時の1000番台の列車番号から本来の急行列車の番号が割り当てられるなど、遅ればせながら国鉄の列車にあっては進駐軍からの呪縛がなくなったと言えましょう。 なお、今回は言及できませんでしたが、山手線と京浜東北線の分離が行われたのも昭和31年でありその辺も含めて今後更にアップしていければと考えております。
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