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第五章 分割・民営体制の矛盾の表面化と国労運動
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第五節 清算事業団闘争と支援運動 (二)
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一 1047人再解雇と闘争団の結成
全国オルグの配置計画実施に先立って、4月9日から5月2日まで試行的に14人( 北海道8人、九州6人) の上京オルグが取り組まれたが、5月10日からは第一次全国オルグ総勢124人( 北海道68人、九州56人) が本州. 四国の各県に配置され、活動を開始した。一方、6月7~9日にかけて東日本関係の国労と中央共闘が取り組んだ北海道現地闘争団激励・交流には273人が参加し、道内13単位闘争団すべてと交流し、再解雇された453人全員を激励した。
また、国労中央闘争委員会は6月4日付の『国鉄新聞』号外で、解雇された仲間に対する「生活支援」カンパを全組合員に訴えた。
その具体的内容は、次のとおりであった。
① 組織内で取り紺む「闘争回生活援助カンパ」は毎月2000万円( 夏冬手当時には別に6000万円) を目標に全組合員が取り組む。( 闘争団を除く)
② 上記カンパは、1990年5月より実施し、別途指示する期間までとする。
③ カンパは任意カンパとする。カンパの目的をふまえ、各級機関はすべてのJR 職場内の労働者に呼びかけて全力をあげ取り組む。
さらに6月13日に開いた国労第157回拡大臨時中央委員会は、①闘争団の自活体制の確立と組織内カンパの扱い、②1047人の解雇撤回・JR 復帰を求め、労働委員会命令にもとづく早期解決を目指す闘い、③JR職場に働く労働者の労働条件改善、安全輸送体制の確立を一体のものとして闘う方針、④第二次闘争国全国オルグ、などを決定した。8月2日からの第55回定期全国大会( 東京・品川総合区民会館) でも、「毎月1人1000円・総額3000万円確保、夏冬手当時は別にそれぞれ6000万円確保目標」の自主カンパを決定した。
続く
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第五章 分割・民営体制の矛盾の表面化と国労運動
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第五節 清算事業団闘争と支援運動 (二)
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一 1047人再解雇と闘争団の結成
全国オルグの配置計画実施に先立って、4月9日から5月2日まで試行的に14人( 北海道8人、九州6人) の上京オルグが取り組まれたが、5月10日からは第一次全国オルグ総勢124人( 北海道68人、九州56人) が本州. 四国の各県に配置され、活動を開始した。一方、6月7~9日にかけて東日本関係の国労と中央共闘が取り組んだ北海道現地闘争団激励・交流には273人が参加し、道内13単位闘争団すべてと交流し、再解雇された453人全員を激励した。
また、国労中央闘争委員会は6月4日付の『国鉄新聞』号外で、解雇された仲間に対する「生活支援」カンパを全組合員に訴えた。
その具体的内容は、次のとおりであった。
① 組織内で取り紺む「闘争回生活援助カンパ」は毎月2000万円( 夏冬手当時には別に6000万円) を目標に全組合員が取り組む。( 闘争団を除く)
② 上記カンパは、1990年5月より実施し、別途指示する期間までとする。
③ カンパは任意カンパとする。カンパの目的をふまえ、各級機関はすべてのJR 職場内の労働者に呼びかけて全力をあげ取り組む。
さらに6月13日に開いた国労第157回拡大臨時中央委員会は、①闘争団の自活体制の確立と組織内カンパの扱い、②1047人の解雇撤回・JR 復帰を求め、労働委員会命令にもとづく早期解決を目指す闘い、③JR職場に働く労働者の労働条件改善、安全輸送体制の確立を一体のものとして闘う方針、④第二次闘争国全国オルグ、などを決定した。8月2日からの第55回定期全国大会( 東京・品川総合区民会館) でも、「毎月1人1000円・総額3000万円確保、夏冬手当時は別にそれぞれ6000万円確保目標」の自主カンパを決定した。
続く
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