CRAZY SEXY COOL 2010-08-03 13:56:18 | 詩 嫌な夏では 太陽は狂ったように降り注ぎ 俺たちは焼かれてしまう どんな高みに在ったって、 雲が切れれば目も眩むほどの光で 逃げ場も無ければ憩いなど無縁のこの島で あの娘は涼しい顔 しかも飛び立つ瞳は より無情な程クールにきめている ボストンバッグ一つで、チューリッヒに、 若しくはヴェローナで愛の城など見るのだろう。 憎しみは牢屋に繋いだままで、 俺をステンレスの手錠で後ろ手にしたまま。