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Blue jewel

拉致の解決を願って
「蒼き星々」関連テキストなど(ココログにも掲載)現在gooがメイン。
デザイン時々変更。

東京連続集会15-(8)横田早紀江さん

2006-05-01 | 東京集会

みなさん、こんばんは。本当にありがとうございます。
今日はシーファーさんがわざわざ新潟の拉致現場、私たちと寄居中学校から、そこであって、それからずっとめぐみが帰ってきた道を通りまして、友達と別れたところ、曲がり角の、犬がきてそこでにおいが消えたところ、そして私たちのうちの前、そしてずっと海岸まで行って、そのときの様子とか、私たちの親の気持ち、いろんなことを話し合って、聞いていただくことが出来ました。

ほんとうにいつも思うんですけれども、あちらの方は、ご自分でも口に出してはっきりとおっしゃいましたけれど、「正義が悪に勝たなければならない。必ず悪に負けない。正義は必ず勝つという思いで、頑張らなければいけない」とはっきりとおっしゃいました。私たちはいつもそのことを思いながら頑張って参りますけれども。

今日は佐藤先生の(お話)に、あんまり毒気に当てられて、(笑い)なにか、あてられて呆然としてしまったようなところがありますが。

やはり、日本の政府の中に、本当に国のために立ち上がった人たちの中に、そういった金銭とか、私利私欲のために大切なことをないがしろにしていくというのが、当たり前になっていくというような思いの方がたくさんいらっしゃるんだなーということを、前から感づいておりましたけれど、今日のお話で、まだまだ、そういう方たちがあちこちにいらっしゃるんだということがわかりました。

本当にそう言うことを、今日の加納さんのように、ひとつひとつ、「これは、どうなんだ」ということをはっきりと証明されるようなことを、きちっと示して、何にも見えないような状態にバッと出して、明らかに現されていくようにということを、マスコミの方たちにもお願いして。

本当に今までそういうことをやってきたいろんな方がたくさんいると思いますけれど、北朝鮮に何度も行って、交渉してきた中にも何をしてきたかわからないような方がたくさんおりますから。よく(一部不明)見守っておりますが、その後亡くなっていない方もたくさんいらっしゃるわけで、そう言う方はいろんなことを知っているかもしれない。それをどうしたら出せるかということが、それがはっきりと国民の前で明らかにされないと、はっきりしたことが言えない。「それはもう、本当だな」と今日も聞きながら思いましたので。

どうしたらそれができるのかということを、私たち国民全部が考えて、本当に正しい方向に向かって。
「もう絶対の私たちも頑張ります」とおっしゃってくださって、シーファーさんは「本当にあらゆる協力をいたしますけれども、日本のこの拉致問題、私たちはできる限りの協力をします。けれどもこれは日本の国がやることです。」ということをはっきりとおっしゃったのが非常に印象深く残っております。

今日のお話で、本当にだいぶいろんな点で非常に今までと変わった。ずいぶんと前進してきているということを、感じておりますので、あとしばらく、金正日より(先に)倒れないように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
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東京連続集会17-5

2006-04-20 | 東京集会
『佐藤勝巳 救う会会長のお話』




北で今言われていることは、朝鮮戦争以来の最大の危機を迎えているという話が広く広がっているようです。
それがどういうことか?と言うと、一番主要な原因は拉致問題を巡って国際的な取り組みが広がっているという事でありまして、先ほどから指摘されております様に韓国の今の政府と言うのは、自国民が拉致されてもそれを救出するという意思は余り無いようです。

しかし今回DNA鑑定でハッキリした訳ですから、5月の地方選挙を今目の前にしていますから、あの問題についてしかも自国民が拉致されているという、しかも500人近い人を放置しておく事がかなり難しい状況にはなって来ている。
しかし、一生懸命やるか?といったらそんな事全然無いと思います。
一生懸命やって北を刺激するとそれは上手く行かない。
盧武鉉政権が取っている宥和政策が上手く行かない、と言うような事でその包囲網の中で一番のアキレス腱は韓国なんですね。
中国はもちろん、中国も日本のような厳しい態度はもちろん取っておりませんけども、しかし韓国に比べればそれ程甘い態度は取っていない、言う事です。

しかしそう言いましてもですね。
2年後に北京がオリンピックを控えておりますから、そのオリンピック前に一番陸続きの朝鮮半島の北の方で混乱が起きては困るという、そういう状況に立ち至っています。
ですから中国側とすれば会うたびに援助を要求される、金を貸せ、いろいろな事を言われて、そうですね。
トウ(登におおざとつくり)小平政権が出来たのが1983年ですから、83年以来中国は「北朝鮮が生き延びるには改革開放以外に無いんだ」と言い続けてきても、ご案内のように改革開放の方向には政策を執っておりません。

あれ、政策を執った瞬間にですね。
金正日政権は崩壊すると言うのが我々の分析です。
執れないんです。
その選択をしてしまうと自分が倒れてしまうから、どうしても従来のような訳の分からない政策をずっと執り続けてきて、そして今極限状況に立ち至っている。
言う事であります。

従ってアメリカのマネーロンダリング、は広く言われているからご案内だと思うんですが、あれは偽ドルを承知でもって洗浄したのに協力したバンコ・デルタ・アジアと言う銀行に対して、アメリカ国内法、愛国法311条か何かを適用して来たんですね。
ちょっとこの数字の数は自信がありませんけど、これはどういうことか?と言うと、ああいう事に加担した銀行に対してはアメリカの銀行は取引をしないと言うことなんです。
それを適用したんです。

適用したアメリカの方も実は驚いているんですけど、世界中の銀行が北朝鮮の団体とか個人に下手に口座を設けるのを、北朝鮮と言うのは何をやるか分からん。
変な事をやったらとアメリカの銀行と全部取引駄目だぞと、停止だぞと、言う事がわかってから北朝鮮がですね。
口座を設けようとしても世界中の銀行が相手にしないと言う問題が発生して来たんです。
銀行が相手にしないと言うことは、取引の決済・貿易の決済が出来ないと言う事です。

そこで北は困りましてね。
現金で取って欲しいと言ったら、これ偽ドルを作ってる所ですから、現金なんか貰ったらそこに偽ドルが入っていたらどうにもならんから、(笑い声)それは困りますと言って誰も相手にしない。
後残された道はどういうことか?と言うと物々交換しかないんです。
と言うような状況に今立ち至っています。
日本の方もご案内のように去年の内閣改造以来、かつて無く現行法を使って今締め上げをやっているわけですね
というアメリカと日本の締め付けについて、我々の想像をはるかに越える大きなダメージを与えている。

先ほど私、もはやいつ崩壊してもおかしくないんだと言う趣旨の話をしましたが、私は次のように考えております。
今のまま、今の現状のままで北朝鮮の内部矛盾が起きてテロだとかクーデターが発生するとは考えておりません。
現状のままだったらそういう内部矛盾は起きないと思っております。
もう少し軍事的圧力、これは情けない話なんですけども、結局アメリカの力を借りなければならないんですが、軍事的圧力が強まった時に北朝鮮内部でどういう問題が起きるか?と言うと、北朝鮮の軍の中で「アメリカと闘うべきか、外交で解決すべきか」という問題が起きてくるんです。
必ず二つに意見が分かれる。
そのときに初めて内部矛盾が起きてくる。
従って軍事的圧力と言うのは必要不可欠な要因なんですね。

それはどういうことかと言うと今アメリカのイージス艦が、その時によってどうも違うようなんですけども、だいたい5隻前後朝鮮半島周辺に配備されております。
イージス艦と言うというと昔の軍隊で言えば巡洋艦ですから、これイージス艦一隻に約200発の巡航ミサイルが搭載されているんです。
5隻ってことは1000発です。
巡航ミサイルの射程距離は1300キロですから、東京湾から発射しても北朝鮮全域に届きます。
ご案内のようにあのミサイルは高度50メートルで飛ぶんですから、レーダーなんかには全くかからない。
殆ど100発100中ですね。
1000発の巡航ミサイルで北朝鮮の軍事施設は包囲されています。

しかしそれだけではなくてやっぱり目に見えて、第7艦隊の空母が入ってくる。
と言うような状況が作り出されたときに、金正日政権、北朝鮮内部における軍の矛盾が起きてくる。
どちらか二つに割れたときにどっちかの派が金正日を担ぐわけです。
担ぎそこなった反対派の方は全部粛清されますから、粛清されるんならばと言う事で初めて矛盾が起きてくる。

今の北朝鮮の状態でですね。
チャウシェスクが倒れた時のような、チャウシェスク自身が主催の集会を開いて、その集会の片隅から「馬鹿野郎!退陣しろ!」と言う声、そういう状況には全くありません。
そういう状況を作り出すためには、外からの情報がどんどんどんどんやっぱり入っていかないと、駄目なんですね。
仮に外から入って行ったにしても、一般の大衆が立ち上がって集会をやるとかデモをやるとか、そんな状況にはなってないんですね。

何でなってないか?と言うと、頭の中おかしいとかそういう事じゃなくて、お腹が空いておってはそりゃ人間自分の命を支える事を最優先しますから、物理的に難しいんです。
結局軍なんです、問題は。
そういうような状況に我々がどんどん追い詰めていく。
今その過程にある、と言うことです。

本当にアメリカが軍事的圧力をかけるのかどうか?と言うのは、そこは私自身は不透明で良く分からない。
しかしながら今のマネーロンダリングの締め上げ方を見ておりますと、それだけで留まってしまうと金正日は延命をしてしまう。
問題は抑止力の行使を使うかどうか?と言うところ。
今自身もアメリカがそこのところを本当にブッシュ政権はどう考えているのか?と言う事をよく聞いてないし、分かりません。
だけど流れは間違いなくその方向に行っていると言うことは間違いのない事で、外部からの情報の流入、これは東欧諸国・旧ソ連、これは全部外部からの情報によって動揺を来たして崩壊して行った。
言うことはこれは間違いの無い事です。

ですからこれから考えている、さっきここで結成された外からの情報を仕掛けた、脱北者が自らの体験を元にして、どのような情報を送り込む事がもっとも有効か?と言う意味では、この自由北朝鮮放送は非常に力を持つであろう。
言うふうに思っております。
ですからいつ倒れるんだ?と言う質問を良くされるんですけども、それは私に言わせると全然話が違うんだと。
いつ倒れるか?ではなくて、いつ倒すのか?という、こちら側のですね。
決意と言うか運動と言うか具体的な行動が伴わないと、やはり駄目なんですね。
放っておいて自然にあんな、言って見れば超独裁政権、超秘密警察が力を持っているところで、放っておいて自然に崩壊するなんてことはまず考えられない。

だから結局拉致(被害者)を奪還する、あるいは東アジアの平和と安定を考える。
あるいは核を持っている、ミサイルを持っている。
そういう政権をですね。
東アジアから無くして行かないと、我々の日本の安全などと言う物は全然守れないわけですから。
拉致の奪還と合わせてですね。
今あの政権をどのように私たちは対峙して、自国の我々の生活や平和を守っていくのか?
焦眉の課題になって来ていると私は思います。
そういう観点から言うと、安倍さん一生懸命やっているけれどちょっとまだぬるいよという感じは致しますよね。

しかしこういう問題は人質は向こうにいるんです。
金正日が握っているわけです。
それを握られておってこちら側が生きたまま奪還する戦いと言うのは非常に難しいんです。
言うほど簡単にですね。
ああやればいい、こうやればいいと言う様な事ではいかん訳で、最後の土壇場に行って全部自動小銃で撃たれたら元も子もないわけですから、そこを外交を含めて諜報を含めてお金を使ってどうするか?と言う事をですね。
本当に真剣に今考えていかなければいかん所だろうと、考えています。
ちょっと押しました、ごめんなさい。(拍手)
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話の花束、ぴろんさんのテキストです。

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東京連続集会17-4

2006-04-19 | 東京集会


『金聖民(キム・ソンミン) 自由北朝鮮放送代表のお話 その1
                      通訳:西岡力氏』

もう一度ご挨拶を申し上げます。
私は脱北者であります金聖民と申します。(拍手)

実は私は北朝鮮で16年間将校として軍に勤務しておりました。
そして脱北してきたんですがそのあと西岡先生に会ったり、あるいは脱北者を助けていらっしゃる加藤博(北朝鮮難民基金・事務局長)さんのような方にお会いして、自分が北朝鮮で軍隊にいたと言うことは悪い事をして来たんだなと。
自分のやってきたことは悪い事だったんだなと。
そしてまた、こんなにたくさんの被害者が拉致されて来たと言う事を知りまして、金正日と言う人間は本当に酷い事をたくさんやっているんだなぁと言う事を、改めて感じました。

それが私の率直な告白でありますけれども、それにも拘らず皆さん方は金正日を降伏させた人たちだと言うことです。

実は金正日が皆様方の力でですね。
拉致を認めたわけです。
その時私はまずこう感じたんです。
あいつは悪い奴だなぁと、ずるい奴だなと、酷い奴だなと。
と言うのは拉致を認めたときすぐに感じたのは、朝鮮総連の人たちが酷い目に遭うんじゃないか?
自分達が利用してきた朝鮮総連の人たちが酷い目に遭うにも拘らず、そんな事お構いなしで自分の都合ででっち上げたと言っていた物を認めてしまう。
そういうふうにまず感じたわけです。

その背景はお金が欲しかったとか、圧力があったとかいろんな話がありますけれども、とにかく金正日を皆さんは降伏させたのです。
そのことは多くの人たちに希望を与えたと思います。

また今回のですね。
横田めぐみさんと金英男さんが夫婦であったと言う事実が明らかになった。
具体的なことは私は聞いておりませんけども、皆さん方の粘り強い運動のひとつの成果だと思います。

これはですね。
人間の良心を大切にする日本人・韓国人ばかりでない世界中の人たちに貴重なメッセージを発したと思います。

金正日が拉致をしているということは皆知っているんです。
世の中の人は皆知っている。
しかしその金正日をどうやったら屈服させる事が出来るのか?降伏させる事が出来るのか?と言うことは分からなかったんです。

私は北朝鮮で生活してきましたから動物的な感覚で分かるんですが、今回も金正日は絶対に最後までしらばっくれると思います。

ですから同じ事で思い出すのはですね。
日本人の拉致被害者は皆死んで墓に埋められたけど墓は流れて無くなったと、しらばっくれた事があった事を思い出します。

私は良く覚えていないんですが、確か94年95年に黄海北道の麟山(リンサン)と言うところの墓が洪水で流れたと発表したと思うんですが、実は私は当時すぐその横で部隊で勤務していたんです。
そして洪水の被害があったのは当時は黄海北道ではなくて平安南道だったんです。

私は皆様方にご忠告申し上げたいんでありますが、北朝鮮は国家レベルで綿密に嘘をついてくる。
国家全体が動員されて嘘をついてくる。
それに対して民間のNGOの力で対抗するのは非常に難しいんです。

ところがその様な北朝鮮に対して皆さん方は勝ったんです。

金正日政権の事を不良政権だと言うふうな呼び方もされるわけですけども、核問題・麻薬そして偽札、もうできる限りの悪事をずっとやっているような政権を屈服させて、拉致被害者を取り戻して北朝鮮の住民を助ける為には何らかの突破口がなければならない。

今回のめぐみさんと金英男さんに関する報道に接して私はこんな事を考えました。
拉致問題は人権問題である。
この拉致問題と言う人権問題が金正日政権を屈服させるのに突破口になるのではないか?
その様に思ったわけです。

例えばですね。
北朝鮮の人権問題にこれっくらい知らん振りをしていた韓国政権が、今半分くらいはこの問題に関与し始めました。

4月22日から28日、ワシントンで行われる北朝鮮人権週間の行事の日程を見たところ、横田早紀江さんがワシントンに行かれてあちらの下院の公聴会で証言をされると言うふうに出ておりました。

そして我々脱北者の代表がアメリカ議会の上院の公聴会で証言をする事になっております。
そのことを契機としてアメリカの世論に人権と言う、人類の普遍的な価値観から北朝鮮問題を訴えれば、アメリカも大々的にこの問題に関与してくるんじゃないか?と。
その様な契機になるんじゃないかと思います。

金正日の事を悪だと呼んでおりますけども、悪の金正日から降伏を引き出す一番良い手段は人権問題だと、いうふうに元労働党の黄長ヨプ(火へんに華)先生は、前から提議していました。

その人権問題の核心には実は拉致問題がある。
日本人拉致問題・韓国人拉致問題があると私は思っています。

それで放送の話を申し上げたいんですが、この様にですね。
皆さんと心を合わせて北朝鮮と闘うために放送を始めて、皆さんがこの放送のための支援委員会を作ってくださった。
このような席に私を呼んで頂く事は大変嬉しい、反面ですね。
実はこのような支援委員会が韓国でソウルで出来ていれば、私はわざわざ東京まで来る事は無かったんじゃないかと若干複雑な思いもするわけです。

私達がこのような対北放送を始めようとした大きな理由は、実は韓国のテレビや新聞を通じて、政府が今までやっていた北朝鮮に対する放送を中止すると言う報道を見てですね。
それならば我々の力でもやらなければならないと、そういう意見が集まって始めたのです。

実はですね。
理解できないような北朝鮮の体制が維持されている最も重要な秘密は、実は情報統制です。

もしも私が脱北していなくてまだ北朝鮮にいて北朝鮮の軍の大尉だったとします。
そして我々の偉大なる指導者の金正日同志が、日本から13歳の子供を工作に使うために本当に拉致していたということを聞いたら、本当なのか?と。
本当なら酷いじゃないか?と、体制に対する反感までは行かないまでも疑いを持つようになると思います。

ところがその様な外部の情報を北朝鮮は100%、外からの情報を、テレビやラジオを通じて入ってくる電波の情報を遮断しているから、だから体制が維持出来ている。

ところが北朝鮮の内部に対して外部の情報提供をしていた韓国政府が、ある日突然それをやめると宣言したんです。

そこで私たち脱北者が知恵を集めてお金を集めて、2004年に最初のインターネット放送を始めたわけなんです。

今はですね。
随分私たちの放送も知られるようになり、また西岡先生も来て出演してくださったりしているんですが、しかし始めたころはどうして良いか分からなかった。

2004年に最初のインターネットを通じた実験放送を、2004年の2月16日金正日の誕生日に合わせて実験放送をしました。
そしたらそれが朝鮮日報と言う韓国の新聞を通じて報道されました。

そうしましたらですね。
その年の4月3日にあった南北会談で北朝鮮の代表が、まだ実験放送しかやっていない段階なのに「脱北者たちの放送を中断しろ」と言ってきた。

またですね。
その年の3月に金正日が指示文を出したんです。
後でその内容を日本のマスコミを通じて私たちは入手したんですが、それによると「祖国を裏切った黄長ヨプ脱北者たちがラジオ放送をやっている」と。
「それは人民の名前で許す事はできない」と。
「しかし我々が直接出て行くといろいろ問題があるので第三者を使って粉砕せよ」と、金正日の指示が2004年の3月に出たということを後で知りました。

5月18日にですね。
私たちはスタジオ全部設備を入れて準備をして本格的な放送を始めようとしていた段階で、家主が突然「出て行ってくれ」と言って来て、私たちは追い出されてしまった。
平壌でなくソウルで、北朝鮮(向け)の放送をしようと思ったら、2月に始めて5月には追い出されて行くところがなくなってしまう。
白昼ソウルで茫然自失して仲間たちと涙を流した事を覚えています。

皆さん方はご承知かもしれませんが、実は韓国には金正日の指示に従って動く団体が大変多いんです。

その代表的な団体の事務局長は、実はスパイ罪で捕まって実刑を受けて刑務所に入って出てきた前科を持っている人ですが、統一連帯と言う組織があるんです。
統一連帯と言う組織は、韓国の中の親北運動・反米運動に殆ど参加して指揮をしているような団体ですが、その統一連帯の人間が5月に30人、私たちの事務所の前に来て「ラジオ放送を中断せよ」という路上記者会見。

その時警察が間に入って止めたわけですけども、もしも間に警察が入らなければですね。
南の中で一番親北で一番極左のグループと、金正日を一番憎んでいる脱北者の我々一番右のグループが対峙していたわけですが、警察がもしも取り締まりをしなければ朝鮮戦争以上の乱闘劇になったんじゃないかと思われます。
そしてその中で実は私は救急車に乗せられて病院に運ばれました。

私たち脱北者は絶対に譲れない一線と言うのがあるわけです。
肉を食べないでお粥をすすってでも絶対にそれはやらなくちゃいけない。
それは北朝鮮にいる私たちの同胞に、今食べ物を与えるよりもまず自由を、民主主義の風を、情報を送りたい。
そのことについて私たちは何があっても絶対に譲ることは出来ないと思っております。

その後には韓総連と言う日本で言えば全学連みたいな学生運動の全国組織が200人、統一先鋒隊という過激な団体が奇襲デモで放送局を襲ってきたわけですが、その時我々の側は3人しかいなかった。

その時機動隊がバス2台動員されたんですが、それが無ければ私はここにはいられなかったでしょう。

しかし私はこのように生きております。
そして自由北朝鮮放送も今でも健在です。
私たちは誰がどのような事をして来ようと正しいと信じる道を歩んでいきたいと思っております。

私たちの放送局にかかってくる脅迫電話、これまでに数千件の脅迫電話がかかってきて、また脅迫メールは数える事が出来ないくらいたくさん来ております。
また、祖国統一戦線の北朝鮮のいろいろな組織の代理人談話とか、あるいは論評とかそういう物で我々を批判して、許す事は出来ないと、爆発するとか粉砕するとかそういう事をどんどん談話で出しております。

私たちは誇りと決意を持ってこの仕事をしているので、私が倒れても別の脱北者が出てきてこの旗を上げ続けるだろうと信じております。
そしてまた今日この様に同じ志を持つ家族会・救う会の皆さんに呼んでいただいて、このような集会で話す事が出来てより一層この戦いをやめるわけにはいかないと、堅い決意を固めた物であります。

私達が短波放送で引き続き電波を送り始めたときに、北朝鮮は大変強い妨害電波を出して来ております。
また私たちのインターネットサイトに対しては北朝鮮が中国政府に依頼したんでしょう。
中国政府は接触を遮断しています。

それに対して私は実は大きな表彰だと思っています。

また報告を差し上げてはいるんですが、4月20日からはですね。
北朝鮮が妨害電波を出していない新しい周波数で、かつ1時間に延長して放送します。
6月20日からはそれに加えて中波放送を始めて3つ(電波を)維持します。
北朝鮮がまた妨害電波を出してくればもっとやります。
最後まで戦い続ける覚悟ですし、また皆さん方が絶対に解決しなくてはいけないと思っている拉致問題についてもこの放送を通じて、小さなしかし確実な貢献をしたいし出来ると信じております。(拍手)

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東京連続集会17-3(2006/4/12)

2006-04-15 | 東京集会
『西岡力 救う会副会長のお話』 




今日の本来のテーマの、自由北朝鮮放送支援を通じてどのような形で拉致問題解決につなげていくかと言う事を話たいと思います。
先ほど記者会見のときに申し上げましたが、6時半からいらっしゃった方もいるので繰り返しになる方もいますがご説明させて頂きます。

この冊子を見ていただけますでしょうか?
(資料の内容はこちらを参照)

「ラジオ放送で北朝鮮幹部・住民に働きかけ」、「救う会に自由北朝鮮放送支援日本委員会を設立」と書いています。
下の黄色い所を見て頂きますと、自由北朝鮮放送と言うのは脱北者の方たち、ここにいらっしゃる金聖民代表が中心になって黄長ヨプ(火へんに華)さんと言う、北朝鮮の元書記の方が委員長でやってらっしゃる放送ですが、その放送が昨年の11月からいよいよ短波を始めました。
そしてこの4月には短波を二つにふやして6月には中波も、そして今30分なのを1時間にしようと言う事を、私たち分かりまして、それを支援する日本委員会を作ろうと決めました。
そして今日を持ってこの支援日本委員会を設立させて頂きます。

その目的はそこに書いてありますが、自由北朝鮮放送を通じて北朝鮮政権幹部に拉致被害者救出に対する日本人の不退転の決意を、被害者の救出情報の提供・保護に協力すれば褒賞を与える事を伝える。
ご承知の通り荒木代表がやってらっしゃる特定失踪者問題調査会の「しおかぜ」を言う放送を日本で独自にやっていらっしゃいます。
ですがこの自由北朝鮮放送は脱北者の方たちが北朝鮮内部に向けて外部の情報を入れて、北朝鮮の自由化を目指す放送です。
その中の一部の番組で拉致問題を取り上げていただく。

北朝鮮の人たち自身は拉致問題にはそれほど関心はないんですね。
拉致をしているということ自体も知らないと思います。
しかし、外部の情報を欲しい人たちはたくさんいるんです。
外部の情報を欲しい北朝鮮の幹部の人たちに、その外部の情報の番組の中で拉致問題が少しだけ取り上げられる。
夜中に隠れて聴く訳です。
聴いていることが分かると取調べを受けたり処罰をされると言う危険を冒してでも、夜中に聴くわけです。
今は深夜の12時から12時半までこのラジオをやってますけども、その番組の中で実は私が韓国に一月に一回行って、4回分録音しまして10分×4本を録音して、今は30分の中の一週間に一回10分、日本人拉致問題の時間を作って頂いてます。

今後はもうちょっと増やして頂く計画が金聖民代表から話が出る中で、そういうことを通じて拉致被害者本人に日本語で訴える被害者への情報と言うことではなくて、北朝鮮の住民や幹部の人たちが欲しい聴いている情報の中に、拉致問題の時間を入れてそしてここに書いてある、絶対に日本は被害者の救出を諦めない。
被害者救出がされない限り、日本から経済協力は行かない。
そういうことの学習力が強まる。
日本国民は諦めない、関心は低くなっていない、そして何よりも今いる被害者に危害を加えたら絶対に許さない。
こういう事が後で判明したらば最後まで追いかけて責任を追及する。
しかし今いる人たちを守ってくれれば後でそのことが分かった時には、日本としてそれなりの報償をすると。
そしてまた確実な情報を提供してくれれば報償をしたいと、いう事を幹部の人たちで金正日政権に疑問を持っていて夜遅く危険を冒して聴いている人たちに伝える。
いう事が第一の目的です。

第二の目的は自由北朝鮮放送そのものを支援する。
北朝鮮の中で独裁政権の下で人権が侵害されている人に正しい外部の情報を伝えて、来るべき北朝鮮の自由化の到来に備える。
北朝鮮の人たちも被害者であって、その人たちを助けるために脱北者の人たちは、実はあとで話がありますが金正日政権はこの放送局を4回爆破すると脅迫しているんです。
金代表には今警察の警護がついています。
テロに遭う危険が実際あると言われています。
そして韓国の中の左翼に金正日が命令をして放送を潰せと言ったので、左翼のデモ隊が来たり殴りかかられたり、実際そういうことを経験していても先に自由世界に出て来た者として、北朝鮮に残っている人たちにも自由化へ向けて戦いたいと言って、放送局を続けていらっしゃるわけです。

韓国政府の今の状況はそういう脱北者の人たちを支援するような雰囲気では率直な所無い訳です。
そういう中でソウルでこういう事をするというのは大変困難があるんですけども、でもやっている。
そして脱北者ですから北朝鮮の人たちが欲しい情報が分かるわけです。
どういう事が聴きたいのか?それを伝えると。
北朝鮮の人たちが今一番必要な情報をラジオを通じて、命懸けで伝えようとしている自由北朝鮮放送そのものを私たちも支えようじゃないかと。
日本人だけが帰ってくれば良いとは私たちはいつも言っていなかった。
全ての外国の、今日は実はタイでタイの被害者の救出運動をやっている海老原さんが、救う会のタイ連絡員をされているわけですが、来て下さっています。
後でちょっとご報告をしていただきますが、タイの被害者も助けなくちゃいけない。

そして実はテロをする政権と言うのは国内で人権弾圧をする政権なんです。
自国民の人権を考えない政権が外国に対してもテロをするんです。
そういう点では北朝鮮の住民の人たちと我々は同じ立場なんです。
金正日独裁政権の被害を受けている。
その人たちにも何とか自由の風を送りたいと言うふうに思って、我々は国民大集会でも「世界が力を合わせて救おう、拉致被害者をそして北朝鮮の住民を」というテーマを過去に掲げた事もありますけど、それを具体的に助ける事が出来るのが命懸けで韓国でやっているこの放送局を支える事だと。
そしてその放送局の中では実は拉致問題も取り上げて、拉致問題解決にも取り組んでくださっているわけですから、余計その放送局自体を我々がただ拉致問題解決に利用するのではなくて、この放送局自体も支えて一緒に金正日独裁政権と戦っていきたいという事で支援委員会を作りました。

実はアメリカでも同じような組織が出来ておりまして、アメリカでかなりのカンパが集まって短波放送が一つだったのが二つになる。
中波放送が出来るようになったのはアメリカのカンパのおかげが随分あるわけです。
アメリカは拉致被害者はいないんです。
でも教会などを中心に人権問題と言う事で金さんが何回もアメリカに行って被害について証言しているんですが、アメリカの中にも支援の声が出て来ている。
日本でも是非この放送を支える。
人権を大切にすると言う自由民主主義の立場に立った日本人の声を上げていきたいと思っております。

そしてまさに今北朝鮮情勢は風雲急を告げておりまして、アメリカの制裁や今回の非公式の6者協議のようなものなど、いろんな動きが出ておりますけども、金正日政権が追い詰められていることは間違いがありません。
そのことについては私がインタビューに答えた物をまとめた、「金正日を追い詰める時が来た」と書いた資料も配ってありますし時間があれば後で佐藤会長にもお話をしていただこうと思っておりますが。
そういう中で北朝鮮に・・・(聞き取れず)と言うことは大変意義に適っている事ではないかと思います。
今日はわざわざ自由北朝鮮放送の代表で、そしてもう一つ脱北者同志会と言う、今韓国に8000人くらい脱北者が来ているんですが、その中にいろいろ脱北者の団体がありまして一番大きな団体、脱北者同士会の会長をしています。
脱北者のいろいろな面倒を見ていますので、その立場から放送局のあり方・・・(聞き取れず)。

この放送局の名誉委員長は金泳三前大統領で、委員に康仁徳前統一部長官、李東○(複のへんを香に)全国会議員、趙甲済月刊朝鮮編集委員。
あるいは姜哲煥さん(「平壌の水槽」著者)、この間ブッシュ大統領と握手をした脱北者の方。
それから安明進さん、なんか皆加わっているんです委員に。
で、私は委員になっている。
その金聖民さん、わざわざこのために東京に来てくださいました。
そして明日は大阪に行って同じような集会をいたしますけども、金聖民さんから自由北朝鮮放送についての内容と、それから自由北朝鮮放送で何をしようとしているのか?
そしてもうひとつ脱北者の立場から拉致問題解決のために私たちは何をすれば良いのか?と言うようなことについてお話をしていただければと思います。

金聖民さんです。
拍手でお願いします。(拍手)

このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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東京連続集会17-2(2006/4/12)

2006-04-14 | 東京集会
『横田早紀江さんのお話』



皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)

昨日ようやく金英男さんと言う方のDNAとヘギョンちゃんの、金英男さんのお母さんの血液とか粘膜とかからの、キム・ヘギョンさんとの血縁関係があるという事で、この人のお父さんはこの方だとハッキリと分かりました。

私たちはめぐみは13歳で拉致をされたと言う事事態が、他の方は成人でいらしたので、何で若い中学の一年生と言う子供を拉致するのかな?と、どういうことなんだろう?と本当に不思議に思っていたんですけども。
昨日の段階でやはり韓国の高校生の少年たちが、16歳くらいの若い歳で5人も拉致をされていたと言う事がハッキリと分かりまして。
その中のひとりがめぐみと結婚させられて、どんなためにそうしているのか分かりませんけど、北朝鮮は本当にいろんな事を暴力を持って拉致を繰り返しているのかな?と。
どういうふうにしてこういうふうにしてといろんな事を考えて、計画的にやっていたんだなぁという事を改めて思わされております。

本当にこの拉致問題と言うものがこんなにも難しく恐ろしいものだと言う事を、また改めて思わされております。
もう事実が行われてしまった、過去形になってしまった事をいくら悔いて悲しんでいても、元に戻るわけには行きませんけども。
こんなに悪い事が皆様方のご支援のお陰で、たくさんの方々と一緒に戦っていったお陰で、あちらの凄い悪い事を暴き出して来ているんだと言う事を、ハッキリと現れてきていますので、やはり一生懸命に救出のためにやってきた事が本当に良かったなと今思っております。
何とかして一日も早く、皆さんが元気な間に子どもたちを取り戻す事ができるように、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。(拍手)
◆―――――――――――――――――――――――――◆
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東京連続集会17-1(2006/4/12)

2006-04-14 | 東京集会
~~自由北韓放送の現状と日本委員会設立について~ 
             東京連続集会17より

『横田滋さんのお話』




昨日の午後、外務省の梅田参事官から連絡がありまして。
韓国の5人の方のDNA鑑定をするために、拉致された高校生の、全員がお母さんがいるわけではありませんので、ほとんどの方はお母さん、一人の方はお父さん、それからきょうだいの方から血液とか口の中の粘膜などの提供を受けてDNA鑑定をやっていたわけです。
これは韓国の家族会の方の崔(成龍)さんと言う方が、北朝鮮側からの情報と言う事で、5人の拉致された高校生のうちの誰かひとりがめぐみの夫である、キム・チョルジュンさん同一ではないか?と言う事が言われたわけです。
それで我々も政府に対してその方のDNA鑑定が出来ないだろうか?と言うことをお話したら、考えておきましょうと言うことは仰っていました。

そしてテレビでDNA鑑定は、韓国の方の日本大使館の方と被害者(の家族)と一緒に行って採血している場面は見たわけですが、しかし日本政府からはその時DNA鑑定をやっているとか日本から係官が行ってるかどうか?とかについては、全然話はありませんでした。
ですから公式にはそんな事をやっているという話は全く聞いておりませんが、その時の情報では2月の中旬くらいにそういった資料の提供を受けたってことはテレビ等で報道されました。

それでキム・ヘギョンさんがめぐみの子供であると言うことを証明する為に、早紀江の血液とか姉弟である拓也・哲也の血液を採ってその結果が出るのは、母親だけ女の人だけに伝わってくるミトコンドリア法と言うのでは約2週間で、それ以外の鑑定方法3種類くらい、合計で言えば4つくらいの鑑定をしますけど。
その結果、ミトコンドリア法では2週間、それ以外の物をやるには3週間くらい時間がかかると説明がありました。
ですから仮に11日に採取したとしても2月中に(鑑定結果が)出るとは考えていませんでしたけど、3月に入りましたら当然(結果が)出てるんじゃないかと思いましたけども、政府はやってる事自体は必要ありませんでしたし。
かなり遅くなってから例えば記者会見で官房長官に対する質問があったり、我々も政府は・・・・(聞き取れず)の鑑定をしていた時に山中政務次官のところでお話を伺った時にも、早く公表すると仰ってましたけど、いつごろと言う話は全くありませんでした。

そして今月に入って韓国の中央日報ですか。
そこがいきなりその5人の中の金英男さんと言う人のお母さんのDANが、キム・ヘギョンとの共通点が多いと言うことが言われていましたので、そういった事が結果が出るだろうと想定はしておりました。

政府の方は官房長官の談話で11日以降に発表という事が出ておりましたし、安倍官房長官も同じ事で11日頃に発表すると仰ってましたし、マスコミの方はもっと前倒しに発表されるんじゃないか?と随分照会がありましたが、実際に出ましたのは昨日のお昼頃に一つだけ出たと言う事でもう一つの大阪医科大学の結果が出たら説明すると言う事で、3時半頃に2度目の電話を頂きまして、それで大阪の方も結果が出たという事で、5時からどこかで説明をすると。
調整室と場所を調整すると言う事で、後で調整室から5時に内閣府の方で説明すると言う事で連絡を頂きました。

今回はミトコンドリア法と言うのは使えませんので、核DNA法というのを使ったようです。
それは常染色体と性染色体の両方からやったと言う事で、そして同一人であると言う数字を出して、それを掛け合わせて%で表した物が50%であればどちらとも言えないと言うことでありますし。
それよりも大きければ、共通性が強いと言う結果になる、それが少なければ関係が無いと言う事でなるんだそうですが。
今回の神奈川歯科大学のケースでは99.5%、それから大阪医科大学の方では97.5%、極めて高い数字が出ましたんで、それは親子関係があるということは濃厚であると、実際は断定しても良いと思いますけども、こういった事が伝達されまして。
それ以外の方(の数字)は小さいということがありまして、片一方が99.いくつで、片一方は0.いくつと言う事で確率ですから、他の4人の方はその可能性が無くて、金英男さんであると言うことは99.5%、100%と同じくらい親子関係があることは間違いが無いと発表されました。
そのときは審議官は大まかな説明で、そのほかに課長補佐の方が実際大学に行って説明を受けた方がいて、その方から詳細な説明がありました。

そして鑑定書というのがありましたけど未定稿でありまして、完全に出来た物が後2~3日かかるのでその段階で我々に鑑定書を頂いて、それから韓国政府にもそれを渡すと言う事です。
韓国政府はこれまでも噂はありましたけど、DNA鑑定をしていないと言う事で、韓国で鑑定をしてもキム・ヘギョンさんの資料がなければ照合が出来ないわけですから。
キム・ヘギョンさんの資料は小泉さんが最初に訪朝されました平成14年の9月に、日本の調査団が行った時に貰った資料がありますから、それを韓国政府に渡すと。

それからその鑑定結果については昨日外務省が韓国側にいる家族に連絡したわけなんですが、その前に韓国政府に対しては佐々江アジア太平洋局長から来日中のチョン・ヨンウ朝鮮半島平和交渉本部長に対して伝達しました。
これは時間は5時過ぎだと言う事です。
そして改めて韓国側の協力を要請して、そしてこれより前に北朝鮮側に佐々江局長から来日中の金桂寛外務次官ですか。
この方に対して今回の鑑定結果を踏まえて、拉致問題の解決について北朝鮮側が誠意ある対応をするべきだと改めて強調したそうです。
北朝鮮側にはキム・ヘギョンさんのDNAを提供すると言う事はしないで、事実関係を知らせると言う事だそうです。

これまで韓国政府は余り自国民の拉致被害者の救出と言う事を熱心でなかったと言われております。
これは韓国のケースですと、日本人の拉致と同じケースもありますけど、自由意思で行った方もかなりたくさんいて、その区別が付け難いということも言われていましたけど。
やはり北朝鮮側を刺激すると言うことは避けると言うのが主な部分だと思います。
しかし今回の場合は、日本の拉致と同じように高校生ですからもちろん自由意志で行ったわけではなくて、強制的に連れて行かれたわけです。
そしてめぐみと金英男さんがおそらく強制的に結婚させられたと思いますし、引き続き北朝鮮で拘束されているわけですから、人権も侵されておりますし。
ですから韓国の国内でもおそらく今回は今までのような冷たい世論と言うことではなくて、必ず自国民を救出しなければと言う世論が盛りあがるんじゃないか?と言うことは我々は大いに期待をしております。

それから今日の昼に金英男さんのお母さん、78歳の方がテレビに出ておられましたが、ヘギョンさんから見れば伯母さん、英男さんから見ればお姉さんに当たる人も出ておりましたんですが、お母さんも自分が生きている間に是非息子に会いたいと言っていましたし、お姉さんも日本の我々と手を携えて解決のために力を尽くしたいと仰っていました。
やはりこういった拉致された家族と言うことでの気持ちは誰も同じですし、その家族の方も同じ思いをしていると思いますので、今の韓国側の対応と言うのはどうなってるのか分かりませんので、もう少しはっきりしたら政府関係者とか救う会関係者と相談の上で韓国の方とお目にかかって、高齢のお母さんですから慰めてあげたいと思いますし。
それから我々が行って何かする事によって韓国の世論の盛り上げになるんであれば、韓国の救う会の方と家族会の方そういった人と連絡を取りながら、韓国政府に対しても訴えを起して、一日も早く親子の再会が実現するようにこれからも手を取り合ってやっていきたいと思います。

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東京連続集会16(8)

2006-04-02 | 東京集会
話しの花束ぴろんさんによるテキストです。

★質問者1

実はですね、週刊新潮で今月の24日元NHKのワシントン支局長の手嶋さんが講演をしますと言う事で、私早速申し込んだんですけど、まだ返事が14日が締め切りだったもんで来ないんですけど。
そこに書いてあったのは7名の拉致被害者が偽札をやっておると言うような情報もあるんですよ。
そしたら佐藤さん、申し訳ありませんが何らかの形で新潮社の広報部とですね。
・・・(聞き取れず)ちょっとその辺確認をされたら宜しいと思うんですが。

★佐藤勝巳会長

ありがとうございます。
そのように致します。
それもしますし、直接やはり確認も致しましょう。(拍手と笑い)

★質問者2

加納さん、○○と申します。
ご苦労様でした。
(熊本)市長と言うのは、先ほど聞こうと思ったんですけど、増元さんの方から仰られたので、まぁ選挙がらみじゃないか?と言うことでしたけど、イデオロギー的な背景はないんですね?

★加納良寛 熊本救う会代表

九州大学の経済学部の出身の方です。
つまり九州大学の経済学部は有名な左翼の向坂教授ですか?(「はぁ~」と言う声)
九州大学は行って見ればわかりますが、今だに中核とどこかがやりあってます。
立て看板がだ~~っと出ていて、今から30年位前に流行ったなぁと言うくらい、そういう感じが致すほどで。
そこを出ていられますが、大体は保守系の県議会議員でした。

ところが県連の裁定を拒否して、一期後に熊本市長に出ろという裁定だったんですが、それを無視して一期前に出ちゃったもんですから熊本県の県連が割れまして、その当時の現職の三角さんと言う方と幸山市長と割れたんですね。
それで幸山市長はちょっと危ないと言う事で共産党のオルグが、熊本では良く分かるんですが、鹿児島が動いて、鹿児島のオルグがずいぶん熊本に入りまして、そして当選したと言う事であります。
そこで借りがあったのかな?と思います。
監査の勧告を拒否した時も記者会見のとき突然居なくなって、携帯電話をやって遠くから指示を仰いでいたような不審な動きもあったようです。
(会場より「駄目だな、ありゃ」の声、小さな笑い声)

★質問者3

2点あるんですが、横田滋さんが元気な姿を見せて頂いて大変嬉しく思う次第です。
こういう運動をされる方皆さん出来るだけ健康に気をつけてですね。
少なくとも金正日よりは長生きして欲しいと。

後一点課税問題なんですが、来年統一地方選挙がありますね?
そのとき地方議員の方々を巻き込んで、大きな運動を展開すべきだと私は思います。

★佐藤勝巳会長

ありがとうございます。
是非そうしたいと思いますし、それに関して4月の16日から早紀江さん、あの連絡来てませんが全国の県議会の拉致問題の立ち上げをやっている。
(司会より「連絡来ています」)
いつ?(「16日です」の声)16日。
これですね、全国に県議会に拉致議連が出来ましてね。
今いくつくらいあるのかな?
(司会より「今16で熊本が出来て17です」の声)
17。
で、事務局は埼玉がやるはずです。
そこの結成大会に救う会から私に非公式に打診が入っていて、横田会長の方でももちろん行くと思います。

そこでこの県議会の議連の組織の仕方と言うのはいろいろありましてね。
例えば自民党だけと言うところもあるし、超党派っていうのもあるし、それから県議会だけではなくて市段階の議員さんも入れているところとかいろいろございまして。
だけどそこが一つの協議会が全国に出来ますからね。
これは大きな力を発揮すると思います。
課税問題、ですよね?
それから今日は話題になりませんでしたけども、あのしょうもない金剛山とか何とか残ってるわけですよ、歌劇団。
あれ皆ビラを見れば分かりますようにね。
社会主義で一番きれいな素晴らしい国は北朝鮮とか書いてやってますからね。
こんな物に応援団体であるとか、支援団体とか県や市が名前を並べているんですよ。
こんな馬鹿な話は無いんであってね。

それから民族学校と称する物は、いかに金正日将軍が偉い人かと言う個人崇拝教育をやって、いかに日本がけしからんかと言う教育をやってるところにそこへ補助金を出しておるわけですよ。
そんな物ですね。
全部打ち切らなきゃおかしい。(拍手)
そういう事ですね。
そういう状況の中で今年の4月の中旬に、県議会を中心とした全国の議連が組織されると言うのは非常にね。
意義深い事でありますし、それから仰るように統一地方選挙が始まればね。
絶対に拉致の問題やってくれという事になりますから、仰るように頑張ります。(拍手)
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東京連続集会16(7)

2006-04-01 | 東京集会

『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その2』

国際世論と言うのは、例えば今日お話がありましたようにアメリカの大使が新潟に行ってですね。
現地を実際歩いてみる。
我が国の総理大臣も官房長官もそんな事は一度もした事が無い。
そうするとアメリカ下院が日本人とか韓国人を呼んで拉致の公聴会で発言を求める。
ワシントンから全世界に発信されていくわけです。
国連は国連であのような決議をやる。
やったんです、北朝鮮の人権問題を。

それで我が国もようやく国会で北朝鮮人権法と言うのが通過を致します。
これが通過いたしますと自動的とは行きませんけども北朝鮮が不誠実な対応をしたときは、経済制裁に入れると言うようなほぼギリギリ、立法府としてはギリギリ。
外交と言うのは政府の専権事項ですから、ここに踏み込む事は中々出来ないんです、法律上。
しかしここをギリギリ踏み越える所までの法案が今自民党内部の関係機関の中でほぼ、総会まで上がりそうな状況です。

総務会を通ればすぐ通常国会に提案されて、そうすれば民主党もそれに同調して、多分通過すると思います。
これこういうような世論の反映ですよね?
国会の中でそういう法律が通っていくという。
自己宣伝をさせて頂きますと今発売されている現代コリアと言う私の関った薄い雑誌があるんですけども、(笑い声)ここにですね。
山本一太さんが私のインタビューで法案の内容に詳細に触れています。
これは昨日か一昨日、15日に発売された物です。
中々面白い雑誌ですよ?
750円と高いんだけど、決して中身は損をさせない。(笑い声)
言う宣伝をさせてください。
(会場より「何月号になりますか?」の声)4月号です。

そういう言う事で情勢は大きく変わりました。
あとひとつ、あとひとつ結果として法律が、北朝鮮人権法が通りましたので、世論や我々の運動が支持しなかったら絶対駄目です。
安倍さんがどんなに拉致に理解があるからといったって世論がない限りは駄目です。
これが私達が10年間やってきた、私が学んだ非常に重要な教訓であって、結局は国民の皆さんが我々が訴えた事に対して応えて頂く事が出来たからここまで運動が来たんです。
マスコミの皆さんが我々の訴えを理解して正確に報道して頂いたから、ここまで追い込んで来ることが出来た。

後一押しです。
つまり北朝鮮人権法が国会で通ったら、今までと違って一段と様子が変わってくる。
そういう事ですね。
そのためには今報告された熊本の救う会の加納会長のような、確実に一つ一つ事実を踏まえて運動を積み上げていく。
それから茨城が先駆的にやったような、ひとつひとつ行政に向かって私達が働きかけかつその成果を積み上げていくというような事を抜きにして、運動が飛躍的に発展するなんてこれは金輪際ありません。
そんなこと絶対にない。

ひとつひとつきちっきちっと事実を踏まえて、で結局北朝鮮がですね。
昨年の11月、前に出した死亡診断書はあれは全部事実と違っておったと認めさせたのは、それは救う会・家族会がこことこことここがインチキだね、と具体的に指摘したわけです。
それには彼らは答える事が出来ない。
外務省の交渉する皆さんも、我々の指摘に基づいて、おかしいじゃないかと話をしているわけです。
言うような着実ないわば積み重ねが無い所でいくら・・・(聞き取れず)したって誰も動かないんですね。
これは私の10年のこの運動に関った結論の一つです。

ですからやっぱり駄目なものは駄目なんだと、それから、偉そうな事を私いろんな所で言っておりますけれどね。
拉致されて30年近くをね。
我々の仲間を取り戻す事が出来ないこの国って何なのよと。(拍手)
おかしい、どう考えてもおかしいわけです。
で、法律が出来た時制裁の発動は、小泉さんは首を縦に振らない。
何で振らないんだ?と。
自民党の先生方はなんで自分のところの総裁の態度を突き上げてくれないんだ?と。
おかしい、素朴におかしい。

私は単純明快、大層な理論とか世界観とか大層な事は無いです。
おかしいんだと。
何でこんな事がね、解決を出来ないんだ?と。
アメリカの大使はなんでわざわざ、およそ職務とは関係のないような新潟まで行って拉致の問題について、「自分の人生で最大の衝撃を受けた」みたいな発言をしているわけです。
なぜ日本の閣僚たちは総理大臣たちは何ゆえそれが出来ないんだ?と。
どうしてもやっぱりおかしい。
そういうおかしいことに対して素直に、つまり最初の初心に帰ってやっぱり運動を続けていかなければいかんのだろう、言うふうに思います。
私は拉致について解決できないなんて見通しは全く持っていません。

まだ少し時間があるみたいですから、今拉致を取り巻く国際情勢や国内情勢がどうなっているかと言う話をちょっとさせて頂きます。
最大の焦点は、朝中、この関係が今どう進むのか?言う所に今大きなポイントが一つあります。
北朝鮮の政権にとっては拉致の問題ではない。
政権その物が持続出来るのか?出来ないのか?の問題に、焦点はそこに今移って来ています。
この前金正日が大部隊連れて中国を訪問して、それで瀋陽とか広州とかそういう所を回りました。

何のために回ったのか?と言うと昨年の10月末、胡錦濤が平壌を訪問した時20億ドルの経済援助を約束しているんだそうです。
で、その20億ドルの約束には条件がついておって、北朝鮮が改革開放に政策を転換した場合援助をすると条件がついている。
それで金正日はマネーロンダリングなどの問題で慌てふためいて、それもあって行った。
で、改革開放と言うのはこういう物ですと言う所を実態を見せた。
で、帰ってきて、さぁ北朝鮮内部で中国から20億ドルの経済援助を貰うためには政策の転換が必要だ。
賛成か反対か、真っ二つに割れているんです、中が。
と言う内部からの情報です。

それで張成沢といって金正日の妹の亭主。
これが2年半くらい失脚してちょっと顔を見せなかったんだが、これがカムバックして来た。
彼を1ヶ月ないしは2ヶ月、広州、あの開放地域に経済特区に常駐させて実際に見てもらう、言う事です。
両政府間では決まってるんですけど北朝鮮内部で意見が割れてますから、実は派遣をする事が出来なくて足止めをされている。
その20億ドルが入って来なかったら、あの政権どうなるか?と言うことです。
だから内部で意見が真っ二つに割れているという事は、これは大変な危機的状況が迫っている。

もうひとつ、アメリカのマネーロンダリングの制裁が物凄く効いたと言うんです。
どういう効き方をしたかと言うと、アメリカは単純明快。
「はい、お前の銀行が偽ドルをロンダリングしているから、アメリカの銀行は取引をしませんよ」と言う措置なんです。
これはマカオのバンコ・デルタ・アジアという銀行なんですが、その他にですね、正確に言うと、こことアメリカとの銀行の正式な取引禁止を喰らったんです。
これを全世界の銀行が見ておって俺が北と付き合って下手に口座を設けさせると、俺の所もアメリカの銀行と取引禁止になる可能性があるよ、っていうふうに考えたんです。
だから北朝鮮があのバンコ・デルタを使って全部決済をしておったんです、貿易の。
そこが銀行の取引停止を宣言しましたから、北は貿易をするのに取引銀行が銀行を介しての取引が一切出来ない状態が発生したんです。
物凄い深刻な事なんですから。

中国。
実はバンコ・デルタ・アジアの、メインバンクは中国銀行です。
中国銀行と言うのは貿易業者を相手にしている銀行です。
これがバンコ・デルタ・アジアのメインバンクなんです。
だからアメリカ側のうまい所はね。
バンコ・デルタ・アジアが不正行為をやっている事を承知の上で金を貸してるか?って事になってるんです。
だったらお前の所もアメリカの銀行と取引停止も有り得るぞとなっているんです。
だから金正日も中国当局も慌てふためいたわけです。

中国は2年後に北京のオリンピックを控えておって、アメリカの銀行と取引停止がかかったら大変なことになるわけです。
あの問題というのはそういう背景があって、朝中両方とも慌てふためいておった。
同じような事が麻薬の問題、偽タバコの問題、これについてアメリカはすでに違反すればバシバシ取引停止。
それからアメリカ国内における北朝鮮商社の資産の凍結、取引停止、バシバシかけてますから。
そういう事が分かっていてなぜ出来ないのかね?
アメリカは一人も北朝鮮に拉致されていないんですよ。
拉致されている我が国がなぜそれが出来ないのか?
これも素朴な疑問として本当におかしいですよ?

法律が無いなら無い、しょうがないけどある。
あるのになぜ出来ないのか?
アメリカはもちろん国内法に基づいて全部やってるわけですから。
状況は同じなんですよ。
しかも日本がより北朝鮮から酷い目にあってるわけです。
当の日本がそれをやらない。
国際的にそうなるって言ったら、例えばアメリカの大統領が小泉さんに会って拉致問題の解決よろしくお願いします。
胡錦濤に会ってよろしくお願いしますと言ったって、だってお前の所は何をやってるの?と、いう事になるんですよ。
日本は拉致のために何をやってるの?と聞かれたら答える事が出来ない。
自分はやらないで人にばかりやってくれやってくれと言ってるわけでしょう?
こんな馬鹿な政治はどこにあるか?と。(拍手)

私は本当にね、小泉さんは・・・(聞き取れず)あったと思うんですよ。
なんか弱み握られているんだか何だか良く分かりませんよ?
良く分かりませんけど理由はあると思うんです。
だけど、あれは自民党の総裁なんだから、自民党の国会議員や党員が「総裁おかしいじゃないか?」と言う話をどうしてしてくれないのか?
全く不思議ですよ。
私から見ておったら全く自民党なんて政党はわけ分からん政党です。(拍手)
例えば家族会なんかに来ると・・・・・・・・(聞き取れず)拉致拉致なんて大音響で僕らの前でやるわけですよ。

そういう事を本当に素直に見てますとね。
不思議ですよね~~?
ですから私たちはそんなこと愚痴をいくら言ったって問題なんか解決しないから、ただひたすら「安倍さん頑張ってくださいよ」と、「応援します」と、言う以外に方法ないじゃないですか。
別に安倍さんのやってる事は悪い事をやってるわけじゃないですからね。
正しい事をやってるわけですから。
そういうふうな事で、一つ一つ地道に積み上げていって、そして日本が本当に制裁をかけた。

皆さん安明進と言う男を知ってると思うんですが、あの男は今現代コリア研究所の研究員として在留資格を取りましたからね。
彼はだから1年更新で、私の下でずっと仕事をしていく事になりますから。
で、彼が言ってるんです。
日本は北朝鮮と言う国に対してあらゆる意味で、日本が支えているんだと。

具体的になんだ?と言ったら、去年一年で北朝鮮の船が300隻くらい入港している。
貨物船なんかを含めて300隻くらい入っている。
とね、ある貨物船が入港して来た。
日本の海上保安庁とか日本の行政機関は写真撮るわけなんです、乗組員の。
その写真を検証してくれと言われて、見た。
見たら金正日政治軍事大学の一期先輩、二期後輩、そんなのがゴロゴロ乗って来てるんですよ、貨物船に。

貨物を運搬する時に、あれ、安明進と言うのはまさにテロを6年間教育された男なんです。
人を如何にして殺すか?と言う事を6年間、教育されてきた男です。
一年間に3万発も拳銃の弾を与えられて、それを撃ち切らなかったら懲罰をかけられると言う6年ですよ?
1年3万発。
だから俺に言うんですよ。
先生ね、先生殺すなんてのはね、どんな所でも瞬時にして殺す事が出来る。
拳銃が一丁あったらどんな姿勢でも。
一年間3万発も実弾を撃って来た男ですよ。
そんな奴らが何で貨物船に乗ってくるの?

だからそんなもの関係ない。
万景に行ってどんなに写真撮ろうが、あまり厳しくない貨物船に全部乗って来てますよと。
・・・・・・・・・・・(聞き取れず)だから先生一番先に狙われると冗談言うんですよ。
そんなね、万景をいくら厳密に調べたって、他の船でがんがんやって来るわけですから。
だから入港禁止措置を取らない限り、難しいんです。

要するに先ほど言いましたように大量破壊兵器の部品、弾道ミサイルの部品、これ日本の物が・・・・・(聞き取れず)流出しているんです。
それを対輸出措置を全部かければいいんです。
かける事が実際に難しいならどこがその部品を作っているかは、メーカーは分かっているんです。
東芝である、どこだどこだどこだ、通産省全部分かります。
そこの幹部たちを呼びつけて、日本の安全保障にとって君たちが出してる部品がいかなる結果を引き起こすのか、と言う事を政府が行政指導するべきなんです。(拍手)
それをですね、やらないからね。
駄目なんです。

法律で駄目だ、メーカーに止めとけって話をすればいいんです。
国家の安全が犯されていると。
拉致された人間が30年もね、帰ってくる事が出来ない。
それを四の五の四の五の下らない事を言い続けていると、君たちは・・・(聞き取れず)するのか?と製造メーカーに言えばいいんですよ。

こういうような戦いをしない限り、相手はテロ集団です。
普通の交渉?
何でね、あいつらが分かりました、それじゃめぐみちゃん返しましょうと、じゃあ増元るみ子さんを返しましょうと、絶対有り得ない。
自分の命が危ない。
自分の政権が倒れる。
言うような状況を作り出さない限り、拉致の解決なんて無いんです、それは。

そういう事で私一人興奮して頑張っております。(笑い声と拍手)
これくらいで質問を受けることにしますけど、ありがとうございます。(拍手)

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東京連続集会16(6)

2006-03-27 | 東京集会
『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その1』



佐藤でございます。
今、皆さんの話を聞いておりまして日本は大分変わったんだなぁと言うふうに、私自身は感動いたしております。
私は朝鮮問題に関って間もなく半世紀経ちます。
こんなふうに世の中が変わるっていう、本当に凄い、ドラスティックな変わり方をしているわけです。

一例を申しますと、在日朝鮮人つまり総連のですね。
商工会の大幹部が埼玉県越谷にバッティングセンターを作ったんです。
その総連の大幹部の親友と私が親友ですから、バッティングセンター開所に当たってビールを飲みに行かないか?と言うのであぁ行きましょうと行ったんです。
そしたら紅白の幕が張ってあって、入り口があって、花輪がある。
左側には自民党・中村梅吉、これは法務大臣です。
右側には衆議院議員・中曽根康弘。
へぇ~~。

で、まぁ宴たけなわになりまして、主催者がビール注ぎに来たから、
「表にある花輪の二人は、朝鮮総連から見たら戦う敵じゃないのか?敵が何で花輪を送って来るんだ?あれどういうわけ?」
って聞いたら、私よりその人は10歳くらい上ですから今生きていらっしゃれば80代半ばくらいですよね。
彼は真面目な顔をして俺をまじまじと見て「佐藤さん、あんた朝鮮問題何年やってるんだ?」と聞くから真面目に「何年」と答えたんです。

大体社会党の国会議員なんかに献金をしても何の役にも立たないんだと。
本当にやってくれるのは権力を持っている人たちだと。
あれ豊島区ですから、中村梅吉って言うのはその人の家から直線で300メートルくらいです。
中村さんの親分って言うのは中曽根康弘ですから、この人たちに大変な献金をしているから花輪が出てるんですよ。
役に立たない党に金使ってもしょうがないんだと言ってるわけです。
表向きは社会党や共産党と連携している。
しかし実態は。
だいたいパチンコ疑惑の時に国会で質問した新潟県出身の秦豊は貰った金は30万ですよね?
後藤田さんは500万ですよね?
大体それくらい違うんです、金の額が。

その今の金額と言うのは私裏を取ってるわけではないんだが、国会周辺に出回った資料に書いてある。
それで貰った資料に私がどうして国民生活課長やっとった警察庁の課長に、「この表間違いないですか?」と確認をしたら、「大体間違いがないですね」と答えたのが、平沢勝栄なんです。(笑い声)
当時、あれは課長をやってましたから。
だから警察の持ってる資料と私の持ってる資料、金額はほぼ一致しておったんです。
そういう時代でしたよ。

ですから今言った、朝鮮総連の施設に固定資産税をかけない、免税にする。
私だったら常識、当たり前だろうと。
あれくらいたくさん金貰ってるんだからそれ位しなければならんだろうと、いうふうに半世紀近くこの問題に関って来ると、大体精神状態が汚染されてくるんですね、こっちも。(笑い声)
でね、別に驚かんわけですよ、固定資産税免税なんて言っても。

で、不審船が来た時ね。
当時官房長官をやっておった前の、福田さんが記者会見をしていた、不審船が来たと。
福田さんが「けしからん奴だ」と言ってね、怒ったんですよ。
私なんか見てるとね 一ヶ月に一回くらい不審船が往来しているわけですから、別に驚かんわけですよ。
そんな事を発表されても、あぁまた来たかって言うような程度でしょ?
その時に私は、俺の精神は相当汚染されているなと思ったんですよ。
だんだんだんだん長年やってるとね、相手がデタラメな事をやってるなんて当たり前だと思ってるから。
政界との癒着、めちゃめちゃなんですよ。

今回のね、2月上旬の日朝交渉で、皆前進がなかった駄目だ駄目だと言ってるけど、私もそう思ってるんですよ?
そう思ってるんですが、私は皆さんと違うのはいつでも日朝交渉が開かれるたびに、必ず日本の政治家の中で北の意を受けて外務省や総理大臣にプレッシャーをかける奴が必ずおったんですよ。
だから北朝鮮との戦いではないんです。
北の意を受けて動いている政治家や親朝派の学者や運動体との戦いだったんです、私の50年間は。
本当言うと、それは途中で気がつくんですよ?
何でこいつらはね、金日成のいう事を聞いて動くんだろう?と。
で、だんだんだんだん調べていくと、なるほどねと、構造的なものが浮かび上がってくるわけです。

長銀がよく倒れて1兆4千億とか金入れたと言うじゃないですか。
あれはね、どういうことかって言うと、つまり毎年朝鮮総連側から見て北朝鮮に貢献してくれた政治家たちの勤務評定と言うのがある。
ちゃんと勤務評定と言うのがあって、この人には年末にいくらカンパをやるかとず~っと書いてある。
それを平壌の今中身を調べましたけど、金容淳(キム・ヨンスン)という3号庁舎担当の書記がおった。
これが最終的にそういう表を見てですね。
これはちょっと多すぎるんじゃないかとか、この先生は頑張ってくれたからもう少し金額増やした方が良いとか、勤務評定をやるんです。
その最終的な物は今度再び総連に降りてくるんです。
降りてくる物を朝鮮総連が総額1000万なら1000万、1億なら1億、まぁそんな半端な金額ではないです。
合計何億何十億になるわけです。
どこからひねり出すかという事になるんです。

そうするとこの朝銀にですね。
東京のそれから埼玉とか近県のところに割り当てをするんです。
そうすると割り当てされた朝銀は理由なくして金を出す事が出来ないから、裏口座を作るとか、あるいは個人の名義で貸し出しをするとかと言う形で資金の調達をず~~~っと、日韓基本条約が妥結した1965年以来、やってきたんです。
私はそれを繰り返し繰り返しあちこちに書いたけど、私が一人どれだけ書いても喋っても、誰も相手にしてくれない。
初めて相手にしてくれたのは渡辺しょういちろう(?)なんですよ。
「朝鮮商工組合の間に合意書のような物があるではないかと佐藤が書いてくれた」と、どこかであの人が引用したんです。
それで初めてですね、なんかそういう関係があるらしいなと。
1976年に紙ではなく、言葉の上でどうも約束がされたらしい。
契機は何か?と言うとですね。

あちこちで書いてあって喋って恥ずかしいけれどこの本の中に、北朝鮮の今が分かるように、これは数年前に出した本です。(自著「北朝鮮の今が分かる本」を掲げる)
今日ここで喋るに当たって、我輩は昔何を言っておったかと言うのを勉強して来たんです。(笑い声)
それで具滋龍というのがいるんですよ。
具滋龍。
我々の世界ではこの人の名前を知らない奴はもぐり。
と言うのが、こいつはですね、金貸しだったんですよ。
文藝春秋の本社のすぐ近くにあるんですが、そいつが脱税をしたと言うので関東国税局が手入れをやったんです。
手入れをやって、奴の取引銀行であった同和信用組合、今の朝銀の前身です。
1968年、機動隊400名を動員して証拠の接収に入った。
シャッターを降ろして入る事が出来ない。
機動隊の方はバーナーを持っていって、ガスバーナーでシャッターを破って突入したと言う、我々には非常に大事件。

さぁ大事件が起きた。
朝鮮総連は全国の組織に命令してですよ?
つまり多重地域なんですけども「強制捜査は在日への弾圧である」と抗議行動を全国組織したと。
そうすると税務署が仕事にならないんです。
毎日毎日やってきますからね。
それでテーブルを叩くわけなんです。
「36年なんだとお前ら思ってるんだ」という事を全国でやられたんです。
でね、国税の仕事はマヒ状態に陥った。
それでも国税は頑張ったんです、税務署当局は。
だけども、余りにもしつこく、特に大阪の西成です。
酷いもんですから。

とうとう音を上げて社会党の当時の副委員長・高沢寅男の議員会館の部屋で、あそこに高沢が間に入って国税の課長以下何人か、今ちょっと資料ありませんけど、名前全部分かってますけど誰が高沢の部屋へ来か?
商工会の人が来てそこで話し合われて、あの5項目と言う中身が確認されていったんです。
国税は否定してますよ?
どういう否定の仕方をしたと言うと、こういう仕方をしたんですね。

これは1999年2月26日、参議院の予算委員会の総括質問で鴻池祥肇(よしただ)議員、今回の郵政民営化で反対投票やった奴です。
彼が質問をするぞ、と質問通告を出したんです。
国税の総括で。
すると国税の担当課長からすぐ電話が入った。
「そんな合意書なんか存在しないから先生質問やめてくれ」と、「あぁ分かった分かった」と。
しかしまぁ、あの人は人に言われて自分の意思を曲げる政治家じゃありませんから、だんだん総括質問が近付いてきたら不安になってきたんですね国税が。
そこでまた違う課長が電話をかけてきた。
「あぁ分かった分かった」
質問の当日になったら今度は別の課長が部屋に現れてドアの前に立ちはだかって「先生質問やめてくれ」って言うわけです。
そしたら鴻池議員が「貴様ら公務員が政治家の質問権に介入するな、どけ!」って怒鳴り上げて、その課長をドアの外に出してそれで参議院の総括質問の部屋に入って行ったんです。

そこで項目の中身を振りかざして、出席している全閣僚に配ったんです。
「よく読め。これは朝鮮総連が合意があるといって、総連のこれは公式の文書だぞと、よく読め」
で、「なぜ特権を与えてるんだ?」と言ったら国税庁の次長が出てきて、「そういうことは一切ありません」
「そういう事が巷に言われているから惑わされてはいかんと言う通達、通告を出しております」と答弁した。
鴻池議員はそのとき他の質問もたくさんあったから、追及しなかったけど部屋に帰ってきて「待てよ?」と気がついたんです。
奴らは通達を出したと言ったけど、いつ出したんだろう?と思って電話かけて聞いたんだと。(笑い声)
メチャクチャな話ですからね。
あちこち出した本の中で僕は同じ事を何度も書いているんです。
いかに酷いかと言うことです。

そういうような事が公然と1960年代中ごろから、要するに65年ですから昭和40年ですよね。
ず~~~っと続いてきて、あろう事か現場ではどういう事かと言いますとね、朝鮮商工会に加盟している朝鮮人の税金の申告と言うのは、朝鮮商工会の役員が風呂敷に包んで税務署の課長の前にど~んと置く訳です。
「はいよろしく」
これが申告ですからね。

それで中身を見ておかしいなと思って呼び出しをかけると、誰が出てくるかと言うと本人は全然出てこない。
納税者は、申告者は。
商工会の役員が出て行ってそこで税務署と団体交渉です、税金が。
こんな事を全国いたるところでず~~っとやって来たんです。
彼らはこう言ってる訳ですよ。
「我々を差別抑圧している日本国家になんで税金納めなきゃいかんのだ。そんな納める金があったら金日成に納めます」と言うのが彼らの理屈ですから。
それは一つの理屈なんです。
それだったら我が国もそういう奴らは納税に違反しているんだから、片っ端から摘発すればいいんです。
と言うようなメチャクチャな事がやられてきたのを長年私見て来ていますから、総連の会館に固定資産税の免税なんて、ええと言う話になっちゃうわけなんです。
だって所得税が納めなくていいんですから。

と言うような事が、もっと酷い話はですね。
税金とは余り関係ない話なんですけども、北朝鮮の持っている労働一号とかテポドン何とかと言う物の、部品。
これ殆ど日本の物ですよ?
今自分の書いた本を読み返して学習してみた。
どこの部品をどこの国から買ってきたかと言うのがみんな書いてあるわけです。
これ鴻池先生が質問しているんです、みんな。

京セラは弾道ミサイルが大気圏から突っ込んでくる時の調整するときね。
それをコントロールする機械を京セラが出しているじゃないか。
三菱電機は何々を出してるじゃないか。
日立は何々を出してるじゃないか。
と言う事を具体的に明確に・・・(聞き取れず)部品名を挙げて追求しているんです。

何と答えるかと思って当日、テレビで見ておりましたら、警察庁の次長だか警備局長だかが出てきて、「そういう情報も私たち存じ上げておりますので、国際機関と緊密に連絡を取って調査中」と、こういう話ですよね。
で今は与謝野大臣、あれが当時通産大臣かしておって、「今議員ご指摘の事も耳にしておりますので調査いたします」、とこういう話ですよ。
否定はしない、全部調査しますと言う答弁が出てきたんです。

これね、1999年の春の話ですよ?
今は2006年でしょう?
何にもその間変わってないんです。
何も。
安倍さんが官房長官になって初めてですね、「違反してる奴は片っ端から捕まえろよ」となったんです。
しかも国会で通った外為の改正法、外国船舶の入港禁止法、そういうものの発動は一切無いわけです。
現行法規を使って違反事項を摘発すると言う事ですね。

ところが2月の北京の日朝交渉で何が問題になったかと言うと、梅田さんと言う参事官が斎木さんの後になって交渉をやってきたんです。
あの人は自分が今回の交渉5日間やってみて、受けた印象を述べますと言って私たち説明を受けたんです。
第一点は、北朝鮮が最も気を使って神経を尖らせているのは拉致についての日本国内の世論である。
第二番目は、拉致についての国際的世論である。
第三番目は、今日本国内で片っ端から総連系の・・・(聞き取れず)をやってるわけです。
これが相当堪えている。
この3つが北側が神経を尖らせていると言う印象を受けたと私たちに言いました。

・・・その2に続く・・・
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東京連続集会16(5)

2006-03-24 | 東京集会
『松尾秀雄 茨城救う会代表のお話』

★司会平田氏

お手元に3月8日のメールニュースが配られております。
茨城では4つの市に総連の施設があるんですが、一応全部減免をしないという事になりました。
救う会茨城の松尾代表が来ておられますので、ちょっと報告をお願いします。

★松尾秀雄 茨城救う会代表




松尾です。
メールニュースを見て貰ったかも分かりませんが、朝鮮総連への課税問題。
先ほど熊本の加納代表が言われたように、平成15年6月の救う会の幹事会で決まりまして。
水戸の方はそれ以前5月の末から・・・・・・(聞き取れず)の方から水戸市の方に申し入れておりまして、6月30日付で市の方の情報開示の書類を見ましたら6月の6日付で、情報開示で減免しておったと返事を頂きまして。
あと茨城の場合は水戸市を県本部としまして日立、それと土浦、それと今ここに本橋(隆一)幹事がおりますが下妻、一本部3支部になっております。

平成15年6月13日に、まず茨城県朝鮮総連茨城本部、土浦支部が減免ということになりまして。
県本部の所在地であります水戸市減免取り消し。
その次7月の5日に日立市の支部が減免取り消し。
いうことでこの間の3月8日の救う会全国協議会メールニュースに載ってます。
今回下妻市で、全県、言葉は悪いですが網をかけたと言う状況になっております。
それにつきまして救う会茨城メンバーの方々のご協力、そして県民の皆さんのご協力、それと市の当局者のご協力を頂きましてこういう結果になりました。

ところが残念なのは去年の6月ですが、水戸市が平成15年の6月30日に課税しまして去年平成17年で、もう2年になるわけです。
課税をした時に一般市民の方に対しても固定資産税の徴税、いわゆる集金と言えばいいんですか、まぁ取立てですね。
取立ての方は2年ほど猶予を見ておると、いう事を聞いておりまして、2年過ぎればすぐ差し押さえをやっていくと。
地方税法においては督促状のほぼ10日後に差し押さえが出来るそうです。
ですから東京都知事の石原慎太郎さんが文京区の朝鮮総連関係施設に課税してます。
競売を申し立てましたが、決して英断ではなくて地方税法に当たり前に載っておった事であるという事なわけですね。

それと後一つ去年の今、話途中になりましたが、去年6月30日に嘆願書、これ増元さんにも同席してもらったんですけども、水戸市の方に渡しまして。
ところがこれ、実際恥ずかしい話なんですが。
課税はしましたが2年以上経っておりますが、まだ水戸市は徴税しておりません。
今日の事がありましたので今月の2週間ほど前に市長を尋ねまして、「いかがですか?」と聞いたところ、財務長とかみんな市長が呼んでくれまして聞いたところ、プライバシーの関係でハッキリせんわけです。
プライバシーの事もありますので、払ったか払ってないか言えませんと。

言う事で、すぐ法務局へ行きまして謄本を調べましたら何もまだ・・・・(聞き取れず)化してるとも何も言ってないと言うことですから徴税はされていません。
救う会茨城で全県を網かけたと言いましても、今回もまた下妻の方で課税して頂きましたけど、今度は徴税の戦いが始まっております。
課税して今度は取立てと言うのは行政はいかに考えておられるか?と言うことです。

それと後一つ総連の・・・(聞き取れず)ちょっと追加したいんですが。
ご存知かと思いますが1994年、政府の方針で朝鮮総連に対して平成6年・1994年に破壊活動防止法、いわゆる破防法。
これオウム(真理教)にも適用されませんでしたが、解散指定を検討しておるということで公安調査庁に聞きましたら、まだ継続して検討している状態だそうです。
破防法の適用団体です。
一応すみませんが、話は一杯にいたします。(拍手)

★司会 平田氏

徴税決定をしてもですね、知らん顔して払わないと言うのがこれから続くんです。
これに対してどうするのか?と言うのが新たな問題があるという事で、茨城だけでなくて今後もですね。
そういう問題が広がっていく可能性があります。
それではいろんな所で適正化に関る話がありましたので、救う会で佐藤会長にこれから一つお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考リンク

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.03.08)
http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200603/20060308.htm
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東京連続集会16(4)

2006-03-24 | 東京集会

『増元照明 家族会事務局長のお話 その2』

本当に在日の方たち、いい方が一杯いらっしゃいます。
私の友人もそうですけども、自分達の国がこういう拉致と言う物をやった事を、非常に恥ずかしいことだし残念に思う方たち本当に大勢いらっしゃる。
そういう方たちと連携していく必要もあるのかなと思ってはいます。

今週末に、有本さんから連絡があったんですけども、神戸の方で在日の集会がありましてそこに20~30人が集まるので、そこに有本さんに来て頂きたいという事でご相談があったようです。
で、私はそういう所であれば、民団系らしいんですけどそういう所に行って有本さんたちに話して貰う。
有本さんたちの気持ちを分かって貰う。
そして考えていっていただく在日の方が本当に増えてそれが手を結ぶようになったら、金正日政権と言うものの崩壊が近くなるのかなと思っています。
日本から行くお金が少なくなればなるほど彼らは困るわけですし、崩壊が早く始まると言う事。
それを非常に望んでいます。

更に今、佐藤会長から後ほど話があると思いますけども、北朝鮮が今一番嫌がっているアメリカの金融制裁。
これに関しては、今日アメリカのシーファーさんとお会いしましたけど、アメリカは拉致問題が全面解決するまでは、今アメリカは6者協議の中で核、それから偽ドルの問題を非常に問題視しているけれど、拉致という、日本人拉致と言うものそれは韓国人拉致を含めてですが。
この拉致問題の明らかな解決が無ければ、全ての問題が解決していないと言うふうに理解すると仰っていますし。
シーファーさんが「今まで聞いた話の中で余りにも酷い話、一番最も酷いストーリーである」と言う事を仰って。
「私が駐日大使でいる限りこの拉致問題の解決に私は協力していくし努力、ベストを尽くしたい」と仰ってました。

早紀江さんも何度も外国の方とお会いして感じるんですが、彼らはおそらく政治家に近い人だからそうかも知れませんが非常に人の心を捉えるのがうまいですし、自分の心を相手に伝えるのが非常に上手いのか、言葉が通じなくても彼らの言ってる事は非常に私たちの心の中に響いてくるんですね。
これが日本の政治家だと本当に美辞麗句は並べるんですけど言葉は分かるんですけど、心に訴える物が殆ど全く無いです。
これが不思議なんですけども、今まで会った外国の方全てが心に伝わる喋り方をします。
そして今日もそうだったんですけど会見の中、皆こちらの方が感動して涙を流すほどのそういう雰囲気がその場に出来上がるわけです。
それが日本の政治家にはそういうものが全く・・・悔しくて涙を流す事はたくさんあるんですけどね。
感動して涙を流す事は殆どないですね。
そこらへんはやはりアメリカの欧米人の、問題に対する彼らの正義感、それが私たちに伝わって来ている。
非常に感動させられた一日でした。

今北朝鮮が向いているのは、何回も言いますがアメリカですから。
そのアメリカが姿勢を崩さない。
口を極めて言っているというのは金正日に対して大きな圧力になると思います。
これがもっとスピードアップしていけば必ずこの拉致問題が解決、金正日が被害者を返すと言う結論になるというのはそんなに遠くないと言うふうには感じていますし、そうなって頂きたいと思っています。

来月、アメリカの公聴会で早紀江さんに行って頂こうとは思っているんですけども、あの、中々ご主人の体調も少し心配なようで、つまりお父さん一人残してアメリカに行くという事に対して非常に心配なさっておられまして。
お父さんの経過次第で、今のところ7割がた行って頂く事になっていて後3割はちょっとまだ分かりません。
それほどまだ横田のお父さんの体調が本調子になっていない部分と、お母さんがお父さんを一人残して行くという事に対し、非常に不安を持っていられるということのようです。

ですから私たちもそれに対して無理強いはしないと思うんですが、やはりアメリカの公聴会。
下院での公聴会、そこで訴えると言うのは大きな意義がありまして、その訴えがやはり母親の声だともっと大きな相手に対して感動を呼ぶので。
私たちはきょうだいですので、やはり親の思いときょうだいの思いとは雲泥の差があると私は感じます。
私の両親の姉に対する思いと、私の姉に対する思い。
私は同じようには考えていますけども、でも実際には両親の姉に対する思いには、全然僕たちの思いもつかない深い物であろうし、それを訴えるのはやはり親の言葉でしか訴えられないと言うのがありまして。

是非行って頂きたいとは思っていますが、後はお父さんに順調に休んで頂いて体調を戻して頂く事を、あとそれと早紀江さんにもなるべく外に出て頂かないでゆっくりと休んで頂く事。
本当は入院したらどうですか?と言ったんですがね、それなら休めるからと。
でも入院したら皆さんが騒いで困るでしょうから、また心が休まらないでしょうし。
なるべく集会とかも出ないで休んで頂く事が良いと思っております。
後は横田家が判断される事ですからお任せしなければなりませんが、来月の公聴会、是非成功させたいと思いますし、私たちも強行軍になりますけども行かなければならないかなと言うふうには、行ってどうにか伝えて来たいと思っております。

先日もう一つ分かりました、ジュネーブで人権委員会がありまして、「そこへ家族会のどなたか来るつもりはあるか?」とメールが入ってましたので、救う会の平田さんと副会長と相談してジュネーブに行く事も今考えています。
この評議会ではパネルディスカッションのような物をやる予定のようでして、「パネラーとして発言するつもりはありますか?」との事でした。
もし出来れば、国連の人権委員会の中でそういう機会を与えられるのであれば行きたいと思います。
それほどの今国際的になって来たこと。
本当に私達が9年間続けて、2001年からアメリカ行ったり国連へ行ったり、ようやくそれが徐々に徐々に広がりつつある事。
これはもう時間はかかりましたけど、ここまで来た事に私たちは非常に感謝しておりますし、それは2002年9月17日以降日本の国民の皆さんの絶大なるご支援があったお陰だと思っております。

まだまだ全ての日本人を取り戻さない限りは拉致問題はとにかく終わりませんし、それまで私はやっていかなければならないと思っています。
ですので皆さんにも私たちと同じ思いで、同じ同胞、1人たりとも日本人を疎かに出来ないという思いで、安倍官房長官の言葉もありますが全ての日本人を救出するまで、全ての拉致被害者を救出するまで北朝鮮の悪と言うものと対峙して、そして一緒に戦って頂きたいと思っております。
よろしくお願いします。(拍手)


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東京連続集会16(3)

2006-03-23 | 東京集会
『増元照明 家族会事務局長のお話 その1』




どうもご苦労様です。(拍手)
家族会事務局長の増元です。
新潟に今日行って参りました。
横田ご夫妻とそして私とで、シーファー大使をめぐみさんが拉致されたとされる現場にお連れして、いろいろとお話をさせて頂きました。
その報告は後ほど横田早紀江さんからされると思いますけども。

今日はこの朝鮮総連施設への課税適正化問題。
昨年から適正化に関しては、救う会の全国協議会の幹事会でやって行こうと決められております。
それに先んじて、すでにここにいらっしゃる救う会熊本の加納さんたちが課税問題で裁判を起されたわけですが、孤軍奮闘されまして、本当に裁判に関しては頭の下がる思いです。

今回高裁で一応減免措置が不適当と言う結果が出たんですが、我々としては早くこれが確定される事を望んでいたんですが、幸山市長が上告されたと言う事で。
これが上告されると言う事は、全国で今広がりつつある朝鮮総連の施設に対する課税が、また最高裁での裁判までちょっと遅れるんですね。
これが確定の意見になれば広がりはもっと強くなったと思うんですけど、これがなかなか最高裁へ上告しちゃったもんですから、また少し一歩進まない状況になるのではないかと非常に残念に思っています。

この幸山市長と言う方が伺った所によると保守系の方らしいんですが、何で保守系の方が減免措置に対して異様に執念を燃やすのか?ちょっと理解が出来ないという事があるんですが。
何となく漏れ聞く所によりますと、幸山市長が市長選に立候補される時に最終的に社民党・共産党の支援を頂いたと言う事で、おそらくそちらからの圧力があったのではないかと思います。
幸山市長本人がどのように考えているかはまだ私もお会いした事がないので分かりませんけども、選挙のために当たり前の事が出来ないのであれば、これはもう市長を辞めるべきだと私は思いますけどね。(「そうだ」の声、拍手)

一部の利益の為だけに市長と言うのは働いてはいけないと思いますし、国内法に対しては遵守していかなければならないし、国内にいる永住外国人に対する意識よりも、国内にいる日本の国民に対して県民に対して意識を持って頂かないといけないというふうに考えています。
その点に関しては熊本救う会の皆さんが一生懸命やって頂いて、今度幸山市長にお会いする機会があれば熊本にも行ってみようかとも思うんですけども。

九州って、私も九州・鹿児島なんですけども九州の教育界と言うのはどちらかと言うと左が多いんです。
左って言うと非常に言葉が悪いですけども、鹿児島もそうなんです。
県教委の人たちが平壌に行って、鹿児島県の教育委員長がですね。
昔、金日成の統治に対して絶賛しているんです。
「平壌にはゴミ一つ無い。そういう町を作った金日成と言う方は素晴らしい」と礼賛していますので、そういった方たちが九州の教育の中枢にいると言うのがまずありまして。
私は九州と言うのはもっと質実剛健そしてどちらかと言えば保守系と思ってたんですが、私自身もいつの間にか毒されていた部分もありました。
今思うとそういう長いそういう教育が徐々に浸透して行っているのはまず間違いがないと思います。
教育界からまず変えていかなければならないんだろうなと言うふうには思います。(「朝鮮総連の実態その物が分かってないんだよ」の声)
だと思いますけど。(司会より「ご質問は後でお願いします」の声)

今法の適正化に関してもそうですけど、先日名古屋の方で金昭子と言う朝鮮総連女性部長が再入国許可を求められて保留されました。
これはその時に入管局長が保留した理由について金昭子氏に言ったところによると、「今いろいろな問題があるようだと。もう一度審査してやりたい」という事を言われたら、すぐ弁護士を連れて入管の方に行かれたそうですが、その報道した中日新聞ですけど、「在日朝鮮人の1人である金昭子」としか書いてないんですね。
それは「最高人民会議の代議員である金昭子」、すなわち「北朝鮮の国会議員である金昭子」とは書いてなくて、いわゆる在日の人たちに対する非情な行為ではないかと言う事を新聞では言ってるだけなんです。

それが何を意味するかも全く書いていない。
ただ事実関係だけを書いていくと言うのは非常に残念でならないし、それをやはり見たら一般の人たちは、何も知らない人たちはそれは差別だろうといってしまう人たちもいるだろうし。
そうするといつでも組織的にやってる方たちが更にそれが増えて、入管の方に抗議の電話なりがあったと思うんです。
そこで抗議の電話があると弱いと言うのが官僚ですから、・・・・・・(聞き取れず)多少の抵抗はしたけれども、結局は抗議の電話に屈したのか許可を出してしまいました。
これは非常に残念な事なんですが、でも一官僚としてはここが出来る限りのことではないでしょうか?
国家がと言うか政府がもっとキッチリとした方針を決めて、そして一官僚に対してもどういう対応が出来るように、指針を示しておけばそのときにもちゃんと応える事が出来たと思うんですけどね、官僚も現場サイドで。
でも政府の指針として出来ていないので、官僚ひとりが抵抗してもどうしようもないんですね。
ですから非常に残念ではありますけど、再入国許可が出されております。

この方は4月11日に入港する万景で北朝鮮へ行かれると言う事ですけど、そのとき私は当然万景峰号の入港に関して抗議に行きますので、その時にその事を訴えたいと思ってますけど。
出来れば金昭子さんには拉致被害者と引き換えに、拉致被害者と一緒に帰ってくるのであれば帰ってくれば良いと思うんですけど。
それでなければ北朝鮮の平壌で生活して欲しい。(拍手)

あの人が言うには、故郷に帰るのは人間の基本的な権利であると言ってますけど、私たちの家族は30年近く帰る事も出来ないし、声を発する事も出来ない、手紙を出す事も出来ない。
これらの状況を全く無視して自分達の権利だけを主張するなんていうのは、今この状況で日本で暮らしている最高人民会議の代議員として何を考えているのか?

国会でも証人喚問でも参考人招致でもして聞いていただきたいと思います。
現在6人いらっしゃるんですよね?
朝鮮学校の先生とか朝鮮総連の幹部とか6人、最高人民会議の代議員が6人います。
その方全員に国会議員で答弁をして頂きたい。
今北朝鮮政府の一員として、あなたはこの拉致問題をどう考えるのか?という事を彼らは回答する義務があると思います。
北朝鮮の最高人民会議の国会議員ですから、彼らは北朝鮮がやっている拉致の問題に関して、日本との交渉の中で言っている北朝鮮政府の姿勢に関して、彼らは日本国内の国会の中でもそれを回答する義務があると思うんですけど。

はっきり言ってそれをまだ喋ろうとしていないし、こちらから要請しているのかどうかも分かりませんけど、今度それもやって頂きたいなとは思ってはいますから。
議連の先生方も聞いて、拉致特とか参議院でも拉致特ありますし衆議院も拉致特ありますから、その中で招致して頂いてそこで回答して頂く事も考えてもいいのではないでしょうか?

それと適正化問題と言うことでは私たちは本当にいろいろな要請をしております。
熊本の救う会の加納さんも仰っていましたけど、在日の方たち、私も在日の友人2名おりました。
今でも友人の1人ですけども。
彼らが言うのは自分達が韓国でも自分達のいる場所がない。
北朝鮮でもいる場所がない。
で、日本でも自分達のいる場所がないというふうに感じている。
そういうことを非常に辛い立場である事は確かでしょう、らしいです。
在日と言うのは本国でも差別されている状況が続いている。
彼らは今の朝鮮総連に対して非常に恐怖も抱いているし、朝鮮総連が本当にすべてと言う人はほとんど今はいないと思いますけど、彼ら自身が声を出して言って頂く事が一番大きな力になるのではないかと思っていますけどもね。

私たち日本人が日本人として当たり前に「私たちの家族を返せ、同胞を返せ」と言うのは当たり前のことなんですが、彼らも自分達の祖国であると言うのならば自分達の祖国を良くする為に、今日本で声を上げていく必要があるのではないか?と思うんですが、それが中々出来ない。
やろうとしないのか?出来ないのか?ちょっと私には理解に苦しんでいる部分があります。
でも恐怖はある。
自分達がそういう事をやったら親類に危害が加えられるという。
それは目の当たりにして見ている訳ですから、その恐怖を乗り越えるのはまず大変な事だろうとは思いますけれども、もう3世4世の時代ですから彼らにはその事を考えて頂きたいと思います。

日本に対するその中でいろいろ教育の中で彼らは反日になっていらっしゃると言いますけども、まず自分達の国を良くしようと言う強い気持ちを持った人が彼らの中で現れて然るべきだと私は思っています。
現状を一番知っているのは彼らですから。
彼らは修学旅行で平壌に行ったりしているわけですから、その中で見聞きした事を非常に多分、絶賛はしないと思います。
妙な国だというふうに感じているのは彼ら自身でしょうから。
それを自分達の手でどうにかして行こうと言う機運が高まる事を強く望んでいます。

で、私たちはこの運動をしているわけです。
彼らと共生する為にも彼らは自分達が果たすべき事をやって頂きたい。
税金にしてもそうですけど、ちゃんと日本人だったら払うべき物を、彼らは在日と言うその地位だけでそれを減免されていると言うとそれは逆差別であり、恥ずかしい事だと思っていただきたい。
もう日本で生活していくと決めていらっしゃる方たちが大勢いらっしゃるでしょうから。
帰化する事が嫌な方でも、でも日本の法律は守って頂きたいし。

そして国の税から国民の税金から不当な支援を受けるような形になっているのは、彼らがプライドの高い人間だとすると、それ自身さえ逆らってしまうと言うか。
彼らがプライドが高ければ高いほど、日本の経済措置に対してもシッカリとそれには反発して、日本の誤解はいらない日本の措置はいらない。
ちゃんと自分達は自分達のアイディンティティとしてここに暮らしているから、私たちは払うべき物は払うと、そういうプライドは持っていただきたいと、僕は思っています。(拍手)

・・・その2に続く・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考リンク

★電脳補完録様より

「在日の最高人民会議代議員に再入国許可を保留」 

「元朝鮮総連幹部の再入国許可を1週間保留、総連が抗議」
 
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東京連続集会16(2)

2006-03-23 | 東京集会
『加納良寛 熊本救う会代表の講演 その2』

今度福岡高裁に移ったわけですが、福岡高裁で4月21日控訴して7月の21日に第一回口頭弁論があったんですが、その席で中山(弘幸)と言う裁判官だったんですけど何を言ったかと言うと、「熊本市側が提出している朝鮮会館内の写真撮影を見るとある部分に幕が張ってある」と。
「この後ろは何があるのか?」と第一番目に熊本市に聞きます。
結局その幕の後ろには金日成と金正日の額がかかっていたわけですが、それを幕で覆って熊本市側は写真を撮って証拠として提出したんです。
それで、それを聞いたときに私どもは少し一筋の光明があったような気が致しまして、この裁判長ならもしかしたらちゃんと審理をしてくれるかも知れないと思いました。

それで次の口頭弁論のときに熊本市側は、幕の後ろ側の写真を出したんですが、写真があるものの周りを写して額の端っこは写真に写ってるんですが、真ん中に何が写ってるのか分からないようにして証拠提出を致しました。
しかしこの中山と言う裁判長は何をしたのか知りませんけども、そこに判決文の中でハッキリと金正日・金日成の写真があって個人崇拝の写真が張ってあるという事を判決文の中に書いておりますので、独自に調査をされたのかな?と思います。

それで福岡高裁では熊本地裁の時に一週間、朝鮮会館が使われていないと言う証拠を出したんですが、それではちょっと足りないかなと思って今度は一ヶ月間張り込みをお願いしまして、平成17年の8月1日から9月の2日まで一ヶ月ちょっとですね、行いまして。
近隣の人どころか在日の人も使っていない事を証明しました。
証拠として提出しました。

皆さん私は良く申すんですが、朝鮮総連と在日とが一体とは思っていませんか?と時々申し上げます。
と言うのは、在日朝鮮人の多くにとっては朝鮮総連は非常に嫌な存在で、何か言ってくる時はお金を要求してくると。
と言う事で非常に嫌な存在であって、わざわざ必要も無いのに朝鮮会館に行く事が無いのではないかな?と思ったもんですからそういう張り込みをしまして、で、全く使われていない。

それと同時に西村眞悟先生の後援会「熊本眞悟の会」と言うのがありまして、そこの人たちが平成16年の7月に朝鮮会館を貸してくれと言う、公民館類似施設なら貸してくれと言うふうに言ったんですね。
この人たちは西村眞悟先生を応援する人たちですから、普通はちょっと関りたくないと思うんですが3人くらいで行かれて。
その内容が人権問題を会議すると言う事で議論するという事で、「在日朝鮮人の人権問題」「開放のための人権問題」そして最後に「日本人拉致を含む日本人の人権問題」と言うふうに趣意書を書きまして持って行った所が、粛々と断られました。(笑い声)
それで、この事も連絡を受けましたもんですから、私どもは福岡高裁に公民館としては不適当であるという証拠として提出を致しました。

それで今年の2月2日になるわけですが、本当に最初に言いましたように私どもとしては証拠を十分に出したつもりだったんですが、どこまで裁判長が判断してくれるかと思いましたら、ここに判決文がございますが。
本当に言葉は怒ってる訳じゃないけど本当に叱責と思えるような文章が綴られております。
ここに皆様方に配られました資料の中に、2月7日と言う救う会・家族会の声明と言う中に上から4行目、

『減免措置は固定資産の所有者に対して行うものだが、同施設の所有者は任意団体で法人格を持たない朝鮮総連ではなく、株式会社「朝日商事」である。ところが同社は、「会社としての活動は何ら行われていない」ので「減免理由は何ら認められない」』

と言うふうになっていますが、実はその後に続きが有りまして、

『しかるに,この点について,被控訴人からは・・・熊本市からは・・・何らの主張,立証もない。
そうすると・・・本件減免措置は,既に違法といわなければならない。』

というふうにちょっと強い口調で言ってます。
その後に、公益性を否定した第2の所に、

『上記認定の朝鮮総聯の組織び活動等に関する事実からは,朝鮮総聯が,北朝鮮の指導のもとに北朝鮮と一体の関係にあって,専ら北朝鮮の国益やその所属構成員である在日朝鮮人の私的利益を擁護するために,我が国において活動をおこなっていることは明らかである。このような朝鮮総聯の活動が「我が国社会一般の利益のために」行われているものでない』

これも本当に、私ども先ほどから言われているようなお話なんですが。
後もう一点が、

『朝鮮会館に利用状況についても,上記認定のとおり,本件減免を申請した朝日商事代表者,すなわち,管理会代表者で朝鮮総聯熊本県本部委員長でもある金末幸から熊本市の担当者に対してるる説明がされているものの,これを客観的に認めるに足りる資料の提出は全くない。
逆に朝鮮会館が上記「公益のために」利用された形跡は全く認められない。』

と言うふうに結構強い口調で判決文を書いております。
本当に私どもとしては裁判長が熊本市に「お前たち何をやってるんだ」と言うように、気持ちが伝わってくるような判決だったと思います。
この2月2日に判決が行われたわけですが、皆さんご存知の通り熊本市の幸山市長は何を思ったのか2月15日に上告を致しまして、まだだからこの件については係争中なんですが。

もう、ここまで高裁の判決が出て。
自民党は安倍官房長官をトップにして朝鮮会館の税の適正化、現行法を厳密に適用すると言う事が行われて来ておりますと、熊本市議会も時流に乗ってといいますか、この間3月の8日に幸山市長に対して質問をしております。
朝鮮会館税減免訴訟について何べんも質問をしたんですが、この質問の間、答弁の間に非常に野次が飛んでまして、今までこういうのはちょっと見られない状況で。
そして今までこの裁判で幸山市長はいくら使って、そしてこれからいくら必要なのか?そしてこれは誰が払うのか?
と言う事を自民党の市議会議員が質問しております。

これに対して、他の質問事項の時は幸山市長というのは非常におとなしい感じだったんですが、こと朝鮮会館についての問題だけは非常に声が高くなりまして興奮気味で答弁をしておったんですが、熊本市側はこの裁判を通じて弁護士を3人つけまして、その費用だけで1、2審で180万。
上告をした事で140万。
すでに320万のお金がいっておりまして、これは、まぁすらっと言うんですよね。
地方公共団体で払います、っていうような話で自分は払う気は無いと言う話を致します。

私どもはだんだん今まで私どもが主張しても良く話を聞いてくれなかった市議会や、今度熊本には県議会に拉致議連が出来ましたがそういう自由と言いますか、北朝鮮の包囲網が出来上がって来ておりますことを非常に心強く思っておりまして、何としても最高裁で確定判決が出て、これが他の自治体に及ぶように思っている所なんですが。

これは福岡の人から聞いたんですが、福岡と金沢もあったと聞いておりますが、永住外国人の使用する施設は固定資産税を非課税とするという条例を作っておるそうです。
こう言うのが未だにやっておりまして、皆さんご存知のように福岡市と言うのはロケットランチャーを運ぶ中古のトレーラーですね。
トレーラーとかあといろいろ不正輸出事件とか絡んでおりまして、そういう事もあって未だに固定資産税減免を続けているし、救う会福岡などは税減免についての情報公開を求めても、もう一年半も公開していないとそういう状況にあります。
まだまだいわゆる抵抗勢力がたくさん有りますので、私どもとしては何としても確定判決というのを頂いて、運動の弾みになるように、適正化が行われるようにしていきたいと思っております。

最後にここにいらっしゃる方はそうでもないと思うんですが、私どもは第一歩で朝鮮会館をいじめようと言うんではなくて、普通の人が払うように固定資産税払ってくれと言うだけの話なので。
何も、この後、朝鮮側の市民団体は判決の後に在日への差別だとか何とか非難しておりますが、私どもは普通にやってくれ日本人と同じにやってくれ。(「差別されるのは当たり前じゃないか」の声)
そういう事でやっております。
ぜひ最高裁で勝訴の判決を頂きたいと思っております。
ありがとうございました。(拍手)

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参考リンク

朝鮮会館の課税減免措置は違法、福岡高裁判決文


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東京連続集会16(1)

2006-03-21 | 東京集会
~~朝鮮総連施設などへの課税の適正化問題 東京連続集会16~~

『加納良寛 熊本救う会代表の講演 その1』


救う会熊本の加納でございます。
今度2月2日の福岡高裁の判決が出まして、私どもは朝鮮会館の税減免問題について違法であると、一審とは異なった逆転勝訴を致します。
この勝訴をした後に私どもの元に全国の方たくさんから電話を頂きまして、元気付けられたと、良く頑張ったと言うお褒めの言葉を頂きましたが、実は負けるんじゃないかと言う思いの方が強く有りました。
本当にこの逆転勝訴の判決を下さった福岡高裁の裁判官の方に、本当にその勇気に感謝をしている毎日であります。

この福岡高裁の判決と言うのは、こちらに声明やなんかで出ておりますが、判決文をよく読みますと判決と言うよりは叱責と。
熊本市に対する叱責、「お前たちは何をしているんだ」というそういう箇所が随所にありまして、お叱りですね。
佐藤会長から先ほど教えて頂いたんですが、安倍官房長官が「佐藤勝巳が書いたような判決文だったね」と仰ったそうですが、本当に私どもの意を100%解した判決だったと思います。

しかし私どもは敗訴を十分考えておりましたので、これから負けたらどうしようと言う事を考えておりました。
と言うのは一審の判決があまりにも酷かったもんですから、この後お話をいたしますが、同じような裁判官だったら同じ結果が出るなと言う事で、その後どうしようかと言う事で。
最高裁まで持っていって負けたら、今度は、これは平成14年度の固定資産税減免の無効確認と言う事でしたので、平成15年度を次に熊本地裁からやろうと言う事で、そしてそれでも負けたら今度は16年度をやろうというふうにして。
そうすると裁判官の中にも普通の考えを持った普通の感性の方がいらっしゃるだろうから、そういうふうにして裁判を当初やって行こうやと思いました。
しかし本当に思いもかけず、というとおかしく聞こえるかもしれませんが、勝訴を頂きました。

元々朝鮮会館の固定資産税減免問題は、この救う会で適正化運動をやりましょうと言うお話があって平成15年の確か6月の幹事会でお話がありまして、丁度その頃にこちらの石原(東京都)知事が朝鮮総連本部に課税をしたと言う事で、課税をするしないとマスコミを賑わせていました。
で、私どもは平成15年の8月から9月にかけて熊本市に情報公開を求めまして、朝鮮会館の税減免問題はどうなっているのか?と言う事を尋ねました。
そうしました所がもうすでに6月29日の時点で共同通信が、熊本市は税を減免しているという事をすでに報道していたものですから、しぶしぶと言う形で税の減免を認める文書を提出しました。

私どもはそれを貰って平成15年の9月の15日に熊本市の監査委員会に、税減免は不当であると公平な課税の徴収権を怠っていると言う事で監査請求書を提出いたしました。
熊本市の監査委員と言うのは3人おりまして、弁護士と左翼の大学教授と熊本市議・地元の議員さんと、この3人がいまして、弁護士と左翼の大学教授と言う事で非常に危惧をしておったんですが、平成15年の11月18日に私どもの意に添った課税を徴収するようにと税金を徴収するようにと言う勧告が出ました。
勧告が出てから勧告を受け取った長は30日以内に必要な措置を講じなければならないと出ていたんですが、その規定には罰則が有りませんものですから、平成15年の12月の18日に熊本市の幸山政史さんは勧告を拒否いたしました。

それで私どもと致しましては平成16年に入りましてから、熊本地裁に朝鮮会館の固定資産税減免無効確認訴訟と言う訴訟を起こしました。
熊本市はこの朝鮮会館の利用状況や意見陳述、そういう物を一切行っておりませんで、ただ書類でこうこうこういう施設で朝鮮公民のためにある施設ですから減免をお願いしますと言う(書類)にただ判子を押して減免しておったと言う状況だと思うんですが。
私どもは熊本地裁でも当然そのずさんな税の減免措置と言うものに対して勝訴の判決をするんだろうと、実は思っておったわけです。
しかし弁護士の助言も入れまして、ただ調査がしていないと言うだけではなくて私どもが独自に朝鮮会館を張り込みをしまして一週間、これは証拠の関係も有って興信所に頼んだんですが、張り込みをしまして一切使われていないという事を、まぁ一週間ですが証拠として出しました。

そしてそれと同時に金末幸(キン・マッコウ)、朝鮮総連の委員長ですね。
これに証人尋問を致しました。
この証人尋問と言うのは7項目あったんですが、朝鮮総連が指定思想その他の政治思想を出してくる活動をしましたか?とか。
パチンコ店の経営などを行った事がありますか?とか。
長銀信用組合からの横領の経緯に関与した事はありますか?と言う内容の尋問をしようとした。

ところが熊本地裁の永松(健幹=たけもと)と言う裁判長は、だいたいその7項目プラス1と言う尋問をしようと思っていたんですが、尋問の前の口頭弁論の時に「これは必要ないんじゃないか?」というように、それで執拗に言うわけです。
「いや、必要だと思う」とこちらの弁護士が言うと「いやこれはこちらの裁判に関係ない」と言うように話をしまして「取り下げるように」と言う話をしたんです。

で、私どもの弁護士と言うのは皆さんご存知かどうかと思いますが。
熊本市が昼窓(ひるまど)、窓口手当てと言うのが12時から1時まで窓口勤務すると不快手当てと言う事で手当てが出ていたんです。
その人たちは別に1時から2時まではご飯を食べに行ける訳ですけど、不快手当てと言う事で窓口手当てが出ていたんですが、それを違法だと訴えた人がおってその代理人をやった森本(耕司)と言う弁護士だったんですが。
この人は最高裁まで争って、結局窓口手当て・昼窓は違法であると判決を勝ち取りました。
そういう有能な弁護士さんだった。
それで裁判所の違法とも思える裁判式というかそういう訴訟式といいますか、そういうのを封じる為に、「じゃあ、裁判所が訴訟式を変えるんだったらそういう文書を出してください」というふうにしまして、結局裁判長は違法な訴訟式ということになる物が、それを取り下げたと言う事です。

平成16年の11月に証人尋問が行われたんですが、これは本当に大事な事なんでお話を特に強調したい事なんですが、その証人尋問に出てきた時の金末幸と言う委員長が、ちょっと髪がよれよれになって、汚いジャケットを着て、普通のスポーツシャツみたいのを着て、そして背中を丸めて出てくるわけです。
いかにも自分達は虐げられているんだと、その演出が非常に上手だったんです。
私はこの間の福岡高裁の後にこの金末幸と言う人を見たんですが、別人だと思いました。
そのときはピシッと背広を着て髪もピタッと分けて、非常に何か化粧も上手くやったのかな?と言うくらい顔がつやつやしていて、この人本当に証人尋問と同じ人だろうか?と言うくらい作ってます。

本当にこういう朝鮮会館、朝鮮総連なんかとやりあう時には、北朝鮮の外交は謀略だと言いますけど、本当に謀略を考えておかないと、ついその金末幸の背中を丸めたような事でボソボソとしゃべると、なんかこの人たちに手を差し伸べなきゃいけないんじゃないか?と言う思いがして来たのを覚えてます。

私どもは一審のときにその金末幸の陳述書と、朝鮮会館が全く使われていないこと、それと朝鮮会館が政治活動やなんかに使われていること、そういうことを証拠として提出しました。
政治活動に使われておりますという事は、丁度その頃に外為法の改正が言われておったんですね。
その時に、これは朝鮮総連の中央思想統一局と言うのが1993年の1月24日に出した奴が、「日本当局は対北朝鮮の経済制裁のための一環として、外為法を改正しようとしている」と、で、「それを阻止するように」

総連の人たちが活動するんじゃなくて大事なのは、「政党支部や日朝議連・地方自治体に対する要請活動・訪問工作などをやって、日本人達が自ら反対する声を上げるように工作しなさい」と言う文書を、これは公式な文書なんですね。
これを手に入れまして、こういうのを証拠として提出しました。

ところが平成17年の4月21日に判決があったんですがまったく酷い判決で、例えばこの政治活動や営利活動についての、それは私どもの主張の主になったわけなんですけども。
片一方で朝鮮会館は社会教育法で定める公民館類似施設であるから税の減免するべきだといっておきながら、もう片一方で公民館類似施設であるから社会教育法が定める政治活動禁止の範囲が及ぶ物ではないという、全く論理として矛盾をするような論理を判決の中で展開をしまして。
結局この朝鮮会館は公益の為に使われていると言う判決が出まして、近隣の人たちが使わないとしても門戸は開かれているんだから公民館類似施設として認定できると、こういう趣旨の判決文で、結局私どもの主張が退けられたんです。
で当然、私どもは即日控訴を致します。

・・・その2に続く・・・
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東京連続集会15(9)

2006-03-19 | 東京集会
『質疑応答』

★質問者1

二つ程お伺いしたいのですが、一つ目は拉致被害者で帰って来られた方々がですね。
異常に怯えて暮らしているのはなぜか?
日本の警察はそれを守っていく事は出来ないのか?がひとつ。
二つ目は平壌宣言は小泉さんが金正日と取り交わしたわけなので、小泉さんの任期が9月で終わるんですね。
それがどうなるのか?と言うことですね。
私は小泉さんがその取っ掛かりを作った責任があると思うので、小泉さんに出来るだけ強く圧力をかけてですね。
この問題をもう少し前進させなきゃいけないんじゃないかな?と言うような気が致しますが、その辺についてお願いします。

★回答 西岡力氏

異常に恐れていると言うわけでもないと思うんですが、去年の12月に非常に協力してくださっていて、多分言えなかったことがあったのは事実だと思います。
でも口を開き始めているという事で、中身は分かりません。
絶対に秘密を守ると言う前提で多分話をしているんだと思います。
余り漏れない方が良いと思いますし、専門家がきちんと検証してくださる状況になっていれば、それを待ちたいと思います。
拉致現場その物は見たくないと、帰って来た直後は言ってましたよね?
思い出すんでしょうね、そういうのを見ると。

★質問者1

それに関してなんですが、曽我さんが帰ってきたときの表情と今の表情を比べるとですね。
いかに向こうで圧迫を受けて生活をしてきたかと如実に分かると思うんですよね。
皆さんそうお思いだと思うんですが、(横から「家族が帰ってきたから安心した顔になるんですよ」の声)
そうですね。

★西岡力氏

あと平壌宣言の方ですが、外交文書ですから、内閣総理大臣として署名しているので総理が代わったから無効だとかそういうことには出来ない。
逆に言えば、あそこに書いてある事が今守られているのかどうか?
北朝鮮は核問題・ミサイル問題で国際的な取り決めを守ると、あそこで約束したのにNTP条約に違反しているし、ジュネーブ合意に違反しているし、南北非核化宣言にも違反しているわけですが、自分達で核武装宣言したんですが事実上無効になっていると私は思います。

・・・集会終了・・・
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